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党首討論 首相、年金公約違反は「世間がどう認めるかだ」
1月10日9時49分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080110-00000005-maip-pol
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党首討論で質問に答える福田康夫首相=国会内で2008年1月9日午後3時半、長谷川直亮撮影
福田康夫首相と民主党の小沢一郎代表による初の党首討論が9日行われた。年金記録漏れ問題で小沢氏は「記録照合を3月末までに完了」とした自民党の参院選公約が破綻(はたん)した問題を取り上げ「(首相が)おわびしただけでは解決しない」と追及。首相は「過去のことを考えて国民におわびするしかない」と改めて陳謝したが、公約違反問題については「(違反かどうかは)世間がどういうふうに認めるかということ。言い訳がましいことを申し上げることはない」と述べるにとどめた。
昨年秋に浮上した「大連立」構想について、首相も小沢氏もひとことも触れなかった。記録漏れ問題で小沢氏は、すべての公的年金受給者と加入者に加入記録を記したはがきを送付し、点検を求めるよう主張。首相は、加入記録を通知する「ねんきん特別便」を4〜10月に全加入者、受給者に通知する考えを示し、「(小沢)代表の言う方向で着々と進んでいる」と理解を求めた。
小沢氏は記録が残っていない人の救済策として「行政のずさんなやり方で起きたことだから、国民の申し出を原則受けるしか解決方法はない」と指摘。首相は、総務省に設けた年金記録確認第三者委員会で対応する考えを示した。
新テロ対策特別措置法案では、小沢氏が「自衛隊の海外派遣には原則が必要」との持論を展開し、自衛隊の海外派遣に関する政府の憲法解釈をただした。
首相は、海上自衛隊によるインド洋での給油活動について「武力行使に当たらない国際平和協力活動。憲法という問題を持ち出すまでの話ではない」と主張した。民主党の対案については「大変意欲的だ」と評価するなど、協調ムードの演出に努めた。
党首討論は昨年5月、安倍晋三首相(当時)と小沢氏が行って以来、約7カ月ぶり。参院で与野党勢力が逆転した「ねじれ国会」で初めてだったが、一時は自民、民主両党の「大連立」を模索した2人の論戦とあって、対決ムードには乏しかった。【尾中香尚里】
最終更新:1月10日9時49分
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