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(回答先: 秋山氏 資金疑惑を否定 参考人質疑 毒ガス弾処理1億円も(東京新聞) 投稿者 gataro 日時 2008 年 1 月 08 日 16:37:52)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008010802077924.html
【政治】
【関連】防衛人脈 自負ちらり 秋山氏参考人招致 久間氏らと宴席認める
2008年1月8日 夕刊
(写真省略)
参院外交防衛委員会に参考人招致され、手を挙げる「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事=8日午前、国会で
「そういう事実はございません」。参院外交防衛委員会で八日行われた社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)に対する参考人質疑。秋山氏は、防衛商社「山田洋行」側から約一億円を受け取った疑惑や防衛族議員への資金提供など核心を突く質問に否定を続けた。一方で、久間章生元防衛相や額賀福志郎財務相、防衛関連企業幹部と宴席をともにしたことは認め、政治家や米政府高官らとの独自の人脈ネットワークの一端を見せつけた。
「一切、ございません」「存じ上げない」
参院外交防衛委員会に参考人招致された秋山氏は、山田洋行からの多額の金銭授受などの疑惑について、落ち着いた声で否定を繰り返した。
質疑は午前九時半、参院第一委員会室で始まった。秋山氏はグレーのスーツ、水玉模様のネクタイに縁なし眼鏡。入室時は多かったまばたきの回数は時間を追って減り、議員に鋭い視線を投げながら質疑に応じた。
北沢俊美委員長(民主)の質疑では、二〇〇六年十二月の宴席で、久間章生防衛庁長官(当時)から米軍のグアム移転について発表前に説明があったかを問われ、「そういう話はございません」「そういう事実はございません」と否定。
山田洋行側から航空機エンジンなど防衛装備品の代理店契約を維持するため、秋山氏側に対して二十五万ドルが支払われたとの報道には、「なぜこのような記事を書かれるのか分からない」。
桜井充議員(同)から旧日本軍の毒ガス弾処理事業の受注工作をめぐり、山田洋行側から秋山氏側に一億円が渡ったとの事実を聞かれると、「一切、ございません」とこれもきっぱりと否定。
防衛関連企業と政治家を結ぶ「フィクサー」ともいわれる秋山氏は、口元に笑みを浮かべる場面も。自らの役割に「防衛だけでなく、日米全体の交流を促進したいという自負がある」と胸を張った。
日米の政治家交流 仕切り
「そう簡単には設定できない日程を秋山さんが組んでいた。米国に強いコネクションがあるのではと思った」「事務方みたいに仕切っていて、すごいと思った」
日米平和・文化交流協会の秋山直紀専務理事が中心になり、政治家や軍需企業幹部を集めて毎年二回、日米両国で開催している「日米安全保障戦略会議」。そこに出席した国会議員らは、秋山氏の防衛人脈の豊富さを口々に語る。
国会議員らが訪米しワシントンで開かれる戦略会議の前後には、国防総省有力者との会合や、軍需企業の見学や幹部との会食がセッティングされるという。
秋山氏は大学生のころ、政治評論家の戸川猪佐武氏の運転手をしたことで政界と接点を持ったとされ、同協会を拠点に「防衛フィクサー」と呼ばれるほど存在感を増した。
同協会は国会に近い東京・永田町の高級マンションに事務局を構え、防衛庁長官経験者ら防衛族議員や防衛関連企業幹部、米国の国防関係者らが理事に名を連ねる。
防衛族議員らの「安全保障議員協議会」も同じマンションに入居。秋山氏が事務局長を兼ね、この二団体などが同戦略会議を共催してきた。昨年十一月、山田洋行の元専務の業務上横領事件に絡み、東京地検特捜部の捜索を受けた。
「防衛庁の中を闊歩(かっぽ)していた」。旧防衛庁の元幹部は秋山氏の様子をそう振り返って「歴代長官がついているから」と説明。秋山氏の親しい知人は「防衛長官経験者から、携帯に直接電話がかかっていた」と話す。
同協会が二〇〇六年に名称変更する前の日米文化振興会は〇二−〇四年度、国土交通省から神奈川県寒川町で見つかった旧日本軍の毒ガス処理の調査業務を計約八千万円で受注した。だが、〇五年、外務省から「定款外の事業」などとして改善命令を受けた。
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