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[682]これで、次の米大統領は、バラク・オバマだと仕組まれたとおりになった。私が昨年の11月から書いてきたとおりだ。
投稿者:副島隆彦投稿日:2007/12/26(Wed) 17:23:45
副島隆彦です。 私は、次の米大統領(来年の11月が選挙)は、バラク・オバマだと、ずっと書いてきた。 そろそろ、決着がつきそうだ。
予言者の私に、無謀にも、「この賭けは、私の勝ちですね」と、挑んだ、全国各地の者たちは、敗北宣言を出さなければならないだろう。
年明けの、1月3日のアイオワ州のコーカス(党員集会での投票)と、8日のニューハンプシャー州でのプライマリー(予備選挙、両党がそれぞれ選挙する)までには、民主党、共和党の両党の候補者が決まる。
そうしたら、すぐに、私が、4月頃に、今日のぼやきの会員ページに書いた「次の米大統領は誰か」の文章を、広報ページに再掲載しますので、お待ち下さい。 私は、自分の予測(予言)を、ピタリ、ピタリと次々に当てたからと言って有頂天になることはない。
もう十分に人生経験を積んで、歳をとったので、こういう知識、言論、思想、学問のことでは、もう大きく間違うことがなくなったのです。
私は、今、54歳なのであって、45歳ではない。45歳ぐらいの時は、まだ大きくすべてを見渡して、先を見通すことは出来なかった。だから、会社(企業)でも、50歳を越さないと、役員にはしないというのは正しい判断なのだろう。人間は、いろいろと痛い目にあって、経験を積まないと大人にはなれない、ということである。
だから、私が、今年の7月に、『ドル覇権の崩壊』の「まえがき」で、堂々と予言者になる宣言をして、そして、すべての近未来予測を、当てたからと言って、それだけで、威張る気は無い。人生は多くの試練と苦労の中から作られる、ということだ。
以下の新聞記事を読めば、分かることだ。「なーんだ。はじめから、この差し迫った時期に、トップランナーのヒラリーを、逆転劇で、追い落とすことが、決まっていたのだ」ということが分かる。 このような、いかにも「やらせ臭(くさ)い」手口までは、私は、知らなかったが、「どうせ、こういうことに、土壇場の最終コースでしてしまうだろう」ということは、昨年の暮れから分かっていた。
「NIE(エヌ・アイ・イー)」などという、CIAの一部の、「米国家情報評価」などという、どこから降って沸いてきたか分からないような報道で、情勢をひっくり返すのだ。アメリカの言論管理、報道統制は、許しがたいほどに突き進んでいる。
ヒラリーは、秋になって、選挙資金ほしさに、愛人のジョゼフ・リーバーマン・コネチカット州上院議員(ゴリゴリのイスラエル支持者)に唆(そそのか)されて、「イランの核関連施設への爆撃も容認する」と演説でする様になった。それでニューヨークの”ジューヨーク”たちからたくさんの選挙資金が集まった。
それで、まんまと罠にはまった。もう、発言を撤回できない。それを、翌日の12月4日には、早速、競争相手の、バラク・オバマと、ジョン・エドワーズに突かれている。アメリカ大統領選挙などというものも、この程度の「やらせ劇」なのだ。始めから決まっている、出来レースだ。
そうでない、などど言って、「手に汗握るアメリカの本場デモクラシーの祭典だ」と、思ってテレビ各局がやってみせても、もう日本では「こんなやらせ番組め」と、全く誰も「アメリカ報道番組」など見向きもしないだろうから、始めから、そういう番組作りはしない方が良い。
その原因の一部は、私、副島隆彦の、この学問道場からの発信にある。テレビ各局と、新聞社の記者たちが、私の発言を丁寧に追いかけていることを私は知っている。それから、日本のいくつかの国家情報組織の担当者どももだ。 お前たちごときには、私からの知識と、情報で、一喜一憂するぐらいが丁度だ。 嗚呼(ああ)、何をかいわんや、だ。
副島隆彦拝
(転載貼り付け始め)
● 「米国家情報評価、イランは03年に核兵器開発計画を停止と分析」
2007年12月4日14時59分配信 ロイター
拡大写真
12月3日、イランに関する米国家情報評価が発表され、イランが03年に核兵器開発計画を停止し、現在も停止状態が続いている、との分析結果が示された。写真は4月、イランのアハマディネジャド大統領(2007年 ロイター/Caren Firouz)
[ワシントン 3日 ロイター] イランに関する米国家情報評価(NIE)が3日に発表され、イランが2003年に核兵器開発計画を停止し、現在も停止状態が続いている、との分析結果が示された。
ブッシュ米政権はイランが爆弾製造の意図を持っていると主張してきたが、国家情報評価はこれと矛盾する内容となった。国連安全保障理事会での対イラン追加制裁議論にも、影響を与える可能性がある。
ブッシュ大統領は10月、イランが核武装すれば第3次世界大戦につながりかねない、などと述べ、イランへの強硬姿勢を強めていた。今回発表された最新の国家情報評価は「(イランが)現在、核兵器開発の意図を持っているのかどうか、分からない」としている。2年前には、イランが「核兵器の開発を決意している」と分析していた。
ただ最新の国家情報評価では、イランが爆弾製造に使用可能な技術の開発を続けているとしたほか、「2010─2015年の間に」核兵器開発に十分な濃縮ウランを作る能力を持つだろう、としている。
● 「イラン核:米大統領選にも波紋 対ヒラリー氏批判増す」
毎日新聞 2007年12月5日 11時01分
【ワシントン及川正也】 イランの核脅威に対する評価変更は、来年の米大統領選にも波紋を広げた。民主党では対イラン圧力派とされるヒラリー・クリントン上院議員に対する批判が激しさを増す一方、共和党内でも強硬派のマケイン上院議員らから、政府の情報収集が偵察衛星情報に頼りすぎているとの批判が出ている。
4日、アイオワ州デモインで実施された全米公共ラジオ(NPR)による民主党の候補者討論会で、候補者でただ一人、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」をテロ集団と規定する上院決議に賛成したクリントン氏がやり玉にあげられた。
ブッシュ政権に、開戦への裁量権を与えるとして決議に反対したオバマ上院議員は 「直接対話の用意があるという意思表示をすべきだ」と指摘。エドワーズ元上院議員は、「武力威嚇」でイランをけん制する「ブッシュ政権に同調している」と非難した。
クリントン氏は、オバマ、エドワーズ両氏も、イランの脅威を訴えており、「イランが核兵器を追求していたことは、広く信じられていた」と釈明した。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
[新世紀人コメント]
米国経済の下降により、国民の困窮化が進むであろうからオバマがそれに沿って使いやすい人物であるとは考えられるでしょう。
ただ、昨年末のブット氏暗殺によりパキスタン情勢が急激に悪化した為に、それが米国大統領選挙に反映されてくるでしょう。
極端な展開としては民主党のヒラリーを飛び越えて、ネオコン・シオニズム過激派の意を汲んでの共和党政権の再度の誕生も全く考えられない訳では無い情勢になってきたと警戒しなければならないと思います。
何処においても対立が激化してしかも表面化してくるでありましょう。
追い詰められた方は極端な行動を選択する事になるのです。
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