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(回答先: 当面の内外政治経済金融情勢の展望(植草一秀が提供する国際政治経済情報) 投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 28 日 20:57:44)
http://www.news.janjan.jp/living/0712/0712227721/1.php
2007/12/23
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電車内で痴漢をしたとして一審で有罪判決を受けた経済学者の植草一秀さんは、一貫して無罪を訴え続け、現在、控訴審で争っています。
事件が起きたときの、とても尋常とはいえないような過剰なマスコミ報道のほとんどは、植草さんを犯人と断定するような論調でした。本人が発言していないことをあたかも本人が言ったかのように伝えられていたことがのちに明らかとなりましたが、事実と異なる報道をされても、逮捕されてから保釈されるまで132日間もの長きに渡って拘置所に勾留されていた植草さんには反論する機会が与えられていませんでした。
07年4月、植草さんは、事実無根の記事によって名誉を傷つけられたとして、『アサヒ芸能』『サンデー毎日』『フライデー』『女性セブン』の出版元である、徳間書店、毎日新聞、講談社、小学館に対し、損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。上記4社に加え、同年9月に朝日放送(関西)を提訴し、現在、5社に対する裁判が東京地方裁判所で行われています。
筆者は刑事裁判と同じようにこの民事訴訟についても関心があったので、小学館に対する裁判が12月19日(水)午後3時からあることを知り、裁判を傍聴するために東京地裁に足を運びました。小学館は、植草さんが「痴漢で過去7回の示談」をしたという記事を載せた『女性セブン』を出している出版社です。
『女性セブン』のこの記事に関しては、テレビのコメンテーターと称する人たちなども取り上げ、植草さんがあたかも痴漢の常習犯であるかのような印象を視聴者に与えるような発言を繰り返していました。タレント弁護士と言われているある弁護士などは、ほかのコメンテーターらと同じように事実確認をすることなく、植草さんを病気だと断じるような発言をし、はからずも弁護士としての適正に問題があることを自ら露呈していました。
ちなみに、この弁護士は、刑事事件の被告の弁護をしている弁護士たちに対し、懲戒請求を出すことをテレビで視聴者に呼びかけたとして、逆に弁護士や市民らから懲戒請求を出されていることは記憶に新しいところです。
植草さんは、『女性セブン』に載った「痴漢で過去7回の示談」というのはまったくの事実無根である、と主張しています。
今回の名誉毀損の裁判でもっとも象徴的と思われるこの『女性セブン』の記事を書いた記者や出版社は、植草さんの訴えに対してどのような反論をするのか。そのことに関心があったので裁判所に行ったのですが、残念ながらこの日は「弁論準備」ということで関係者以外は法廷に入ることができず、裁判を傍聴することはできませんでした。せっかく行ったので、どんなことが話し合われたのか知りたいと思い、弁護団にお話を伺うと、「今日は(植草さんの)弁護人5名、被告側が出席し、裁判官と進行協議を行った」とのことでした。進行協議の内容についてはお話を伺うことはできませんでした。
植草さんは今回の民事裁判について、「各種メディアが流した事実無根の虚位情報のうち、特に悪質なものについて、2007年4月、名誉毀損損害賠償請求の民事訴訟を行った」と著書(「知られざる真実 勾留地にて」イプシロン出版企画)の中で述べています。刑事裁判同様、筆者はこの民事裁判についても、今後も関心をもって推移を見守っていきたいと思っています。
なお、弁護団のお話によると、HPなどに期日が書いてあっても今回のように傍聴ができない場合もあるので、裁判所に行く前に弁護団の方に問い合わせてほしいということでした。
HPに載っていた植草さんの名誉回復訴訟の期日は、以下の通りです。
1.小学館 :1月22日(火)16時 501号法廷
2.朝日放送 :1月23日(水) 民事第39部
3.徳間書店 :1月30日(水)14時30分 709号法廷
4.講談社 :2月 4日(月)13時10分 705号法廷
5.毎日新聞社:2月25日(月)10時30分 527号法廷
※場 所 東京地方裁判所
※連絡先 東京千代田法律事務所
(ひらのゆきこ)
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