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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu158.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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中国は小沢を通じて安倍総理を辞めさせ福田に代えさせた。しかし
大連立には失敗して、福田総理は第二のODAを復活させられる!
2007年12月26日 水曜日
小沢民主党代表が胡錦濤に大歓迎されたわけは?
◆胡錦濤主席が民主党・小沢代表と会談 12月8日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000000-scn-cn
◆衝撃真相…安倍辞任と大連立 2月26日 ぼやきくっくり
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid416.html
(一部ポイントだけ)
青山繁晴
「はい。これあの、ま、いろいろ書いてあるように見えてね、あの、みんなが疑問に思う大事なところだけ言いますとね、これ、参院選負けたけど、その1カ月後にせっかく内閣改造したわけですね。だから当然やる気を見せていたのが、突然辞任の表明になったと。で、それはおかしいなということを説明するために、今、病気で辞めたことになってますけど、それでいちおう今年、終わろうとしてるわけですね、だけどそれ、本当はおかしいですよね。と言いますのは、今まで病気で辞めた総理大臣っていうのは別に何人もいらっしゃいますが、例外なく全部、先に入院してから、その入院先にたとえば党の主な人を呼んで辞意表明するっていうのが当たり前で、だから安倍さんもこの、官邸でちゃんと記者会見するんじゃなくて、まず普通で言うと、入院をして、で、そこにたとえば当時幹事長だった麻生さんを呼んで、で、『自分は病気で辞めるから、あと、あなたやって下さい』と言ったら、すーっとたぶん麻生政権の流れにもなったはずなんですね。ということは、実は入院ていうのは後からの話で、文字通りね。本当の理由は別にあったんじゃないかっていうことで、ずっとこれ以来、取材を続けてきました。で、今日は本当のことを一つ申しますと、安倍さん本人にもゆっくりお話を聞いてきました。その結果、僕は今のところ持ってる結論はこれです(フリップ出す)」
<キーワード>
辞め……させられた
青山繁晴
「で、病気で辞めたんであれば、これは『辞めた』になるわけですね。ところが実際は、いわば見えない力に辞めさせられた。その真相を考えるために安倍さんの、安倍さんが自分の意志でやったこの辞意表明、その記者会見をちょっと振り返ってみます。その中にある言葉。はい」
青山繁晴
「はい。まず、最終段階になって突然、小沢さんの方から『お前(安倍)じゃだめだ』という話が来たと。で、しかもその時に福田さんという名前まですでに出た。麻生さんでも誰でもなく福田さんて名前が出た。で、小沢さんがなぜ安倍さんはだめなのかって理由は言わなかったそうですから、このへんはいわば、ちょっとここは偏るんですけど、安倍サイドの想像になってしまうんですけどね、その、ま、安倍サイドだけじゃなくて、その、今言った仲介者も含めてですね、何となく受け止めてるのは、要は小泉、安倍と続いてきて、安倍のように戦後レジームからの転換、僕、この言葉は大嫌いです、国民よくわかんないから。でも言いたいのは要するに、敗戦後の日本の体制を全部ひっくり返しましょうってことですね。そういうのは小沢さんとしては困る。たとえば、これは小沢さんがどうこうっていうだけじゃなくて、今、防衛汚職っていうのが大きな問題になってますね。なぜ防衛汚職は起きるかというと、今まで、戦争に負けたから、負けたから日本の防衛の中枢はずっとアメリカ様に任せなきゃいけない。次の輸送機のエンジンをアメリカ製でなきゃいけない。だからそこに仲介業者も入るし、商社も入るし、政治家も口利きをするという現実があって、それを全部壊そうとするのは困ると。そうじゃなくて、よい言葉で言えば、穏やかな福田にしてくれという、えー、思いというか、その、大きな力、小沢さんだけじゃなくて大きな力があって、自民党の中にもそれに合わせる向きがあって、実はこれ、安倍じゃだめなんだという話になってるわけです。で……」
◆謝罪と援助の「日中友好」が再スタート? 12月23日 青木直人
http://aoki.trycomp.com/2007/12/post-4.html
(前略)
胡錦涛たちは福田総理を訪問させることを通じて、日中関係を小泉、安倍の二大政権以前に戻そうとしています。中国のメディアが小泉政権当時の日中関係を「暗黒の時代」と呼んでいることは何度も書いてきましたが、それだけに福田訪問で「日中新時代」を演出したい。そのためには中国国民が容易にわかるような政治的なメッセージとセレモニーが必要とされるのです。それは日本側があらためて「歴史認識」を再確認し、過去を反省し、靖国神社公式参拝を明確に否定することです。さらにそれらを実効性あるものにするためには、福田総理が中国国内最大の反日記念館である北京の抗日記念館など「日本軍国主義の罪科」のシンボルを訪問し、「不戦」と「日中友好」を「表態」(行動で示す)する以外にないでしょう。また「友好」はただではありません。
「援助」再開もまた欠かせないものです。具体的には08年に終了したODAに替わる「第二のODA」が不可欠となるはずです。そもそも中国が言う「日中友好」とはなにか。中国共産党に敗北した「侵略国」日本がその罪科を永遠に謝罪し続け、中国国民の排外的なルサンチマンを満足させ、それを通じて、日本の政治的軍事的台頭を牽制することなのです。また「戦勝国」中国は日本から賠償金をうけとる権利があり、それを中国ではなく日本の側から申し入れさせることも欠かせない。これが日本の贖罪意識を徹底的に利用した北京の側から見た「日中友好」の実態なのです。彼らに日中共同声明で周恩来が賠償金を放棄した事実を何度話しても、なにもかわらない。近代的な市民革命の歴史をもたない中国国民の夜郎自大ぶりは際立っています。
贖罪と援助。このふたつを福田総理が具体的にあらわして始めて、中国がいう「暗黒の小泉時代」が名実ともに終わるわけです。逆に日本人の側から言えば屈辱と絶望の「日中友好」がまたまた再スタートするというわけです。しかし、日本がどれほど今後も中国を支援したところで、彼らが日本に感謝することはありえない。日本の援助は緒戦は賠償金なのです。指導者が下手に感謝などすれば漢奸(売国奴)として彼らは失脚するでしょう。周恩来ですら対日外交ではそうした非難の声が一般的なのです。
総理の中国訪問について、注意してほしいのは新聞テレビの報道です。訪問中の記事の大部分は外報部ではなく、政治部の記者が書きます。彼らは政局に関心はあっても日中関係や中国の実情に詳しいわけではありません。そのためソースは外務省や首相周辺など「訪問成功」の声にミスリードされ、記事にも自信がないため各社横並びになりがちです。記者クラブ制度が招いた記者の取材と分析能力の低下は目を覆うばかりで、安倍訪中の際にも「首相が靖国神社参拝について言明しなかったため、訪中が成功した」なる「解説」が飛び交いました。大笑いです。事実はそうではない。中国の側が尻に火がついたのです。反日デモのせいで、日本からの投資は翌年06年度は30%も激減、減少傾向にはいまも歯止めがかかっていません(今年もほぼ同じで30%台)。
民間の投資が減っただけではない。当てにしていた日本のODAも08年度で中止が決まった。そのため、11次5ヵ年計画(2001?2005年)の予算にも影響が及び始めていたのです。そもそも日本のODAは当初は5ヵ年一括で供与されてきました。理由は中国の5カ年計画に合わせていたからなのです。つまり中国政府は予算を組む場合、最初から日本の援助をカウントして長中期の経済計画を練っていたのです。そのODAがストップした。これには中国政府内部でも危機感が高まった。1年で平均2000億円規模のカネがコンスタントに入っていたのです。中国国内でもジャパンマネーに群がる特定勢力がうまれ、彼らがこの30年間に築いた巨大なODA権益は膨大なものになっていたのです。
政府内部でも、日本の援助中止に、商務部(対外援助の窓口)は動揺し、反日デモにも内心では大ブーイング、彼らのなかにはこうはき捨てる人もいたのです「あのデモ隊の馬鹿どもが!」
安倍訪中の二ヶ月前、北京で「外事工作会議」が開催されました。ここで胡錦涛主席が演説し、対日関係を改善し、中国経済への協力と支援を活発化させ、今後も日本から一層の資金と技術を手に入れる方針が確認されました。会議の要約は人民日報に掲載されています。この記事を中国語で読めとまでは言いませんが、外信部をつうじても翻訳文くらいは手に入るはずです。しかし、安倍訪中について論じた各紙の記事にはそうした中国サイドの事情を深く読み込んだ複合的な記事は見当たらず、ひたすら日本側が靖国神社参拝を中断したことだけが関係改善の理由であるかのように、特筆大書されていました。これでは欠陥報道を批判されても止むを得ません。プロなら最低限、本物の商品を売るべく努力すべきではないのでしょうか。
(私のコメント)
今年の10大ニュースに安倍辞任が入ると思いますが、辞任の真相ははっきりしていない。株式日記ではテロ特措法の延長問題でブッシュ大統領からの圧力で、テロ特措法の延長の目処が立たなくなったので辞任させられたと分析したのですが、青山繁晴氏によると中国の手先である小沢民主党代表が大連立を条件に福田に代えさせたのが真相のようだ。
しかし、せっかく福田に代えさせても大連立は民主党内の反対で潰れた。まさに小泉ー安倍ラインから見れば踏んだり蹴ったりの状況なのですが、裏には小沢ー森元総理のホットラインが働いている。最近では小沢と森のホットラインが政界の主導権を持ち始めている。
株式日記では外交に関しては小泉外交を支持していたのですが、安倍内閣も基本的には親米派であり、中国にとっては小泉ー安倍ラインは望ましいものではなかった。そこで小沢民主党代表を通じて大連立を餌に安倍から福田に代えさせた。裏では森ーナベツネが動いていた事は間違いない。
日本の政治は90年代の親中派の天下が戻ろうとしている。大規模なODAも復活されるようだ。今年の参院選で民主党の大勝利で自民党の親米派が大幅に政治力が低下して森元総理らの親中派が主導権を持つようになり、小泉安倍ラインの親米派が大幅に政治力が低下した。
私は親米派でもなく親中派でもなく愛国保守派なのですが、日本はこのように中国とアメリカによる富の収奪に腹が立ってならない。このように日本は中国とアメリカとによる交互の政界工作で弄ばれているのだ。残念ながら政界でも愛国保守派の政治家は数えるほどしかいない。
政治で力を持つためには金が必要であり、その為には中国やアメリカからの支援がないと主導権はとれない。マスコミも官僚たちも親中派と親米派の巣窟であり日本の国益などどうでもいいのだ。言論界でも愛国保守派はごく少数であり、その言論活動はネットと一部の雑誌でしか見る事が出来ない。愛国保守派の政策は中国からもアメリカから見ても好ましいものではないからだ。それは日本の自主防衛と核武装だ。
愛国保守派にとっては安倍総理は希望の星でもあったのですが、小泉流の靖国参拝を封印してしまってアメリカのタカ派からも不信感をもたれてしまった。当面は小泉流の靖国参拝を続けて中国を追い詰めるべきであったのだ。しかし胡錦濤は小沢民主党代表に梃入れをして安倍総理を辞任に追い込むことに成功した。
12月の8日に小沢代表は中国を訪問して胡錦濤国家主席の大歓迎を受けたわけはここにある。しかし自民民主の大連立は中国にとって好ましいものではないから大連立は安倍総理に対する罠だったのだ。安倍前総理は青山繁晴氏に会って真相を国民に伝えたかったのだろう。
28日から福田総理は中国を訪問しますが、これは中国の強い希望によるもので親中派の二階氏がお膳立てをしたらしい。そこで最近まで行なわれていたODAが復活して毎年2000億円の金が中国に援助される事になるらしい。当然キックバックは森元総理の元に入って森派は自民党の最大派閥であり続けるのだろう。
日曜日にサンデープロジェクトに森元総理が出演していましたが、ロシアのプーチンとも親密さをアピールしていた。日本外交が中国やロシアに向かって金を献上して政治的に親密になろうというのだろう。アメリカはイラク戦争で力の限界を示して政界的に孤立してしまった。日本は落ち目のアメリカを見限って中国やロシアと手を組むつもりなのだろうか?
アメリカのCIAも北朝鮮との接近を図るなど焼きが回ってしまって日本の不信を招いている。安倍総理が孤立したのもアメリカの北朝鮮外交が影響している。日本は外交と防衛はアメリカに丸投げしているのですが、対中国外交だけはアメリカのコントロールが効かないようだ。だから日本の反米派の政治家は中国に吹き寄せられてしまう。
親米派の小泉元総理はマスコミを避けて逃げ回っている。自民党内でも親米派は孤立して小泉チルドレンは次の衆院選では生き残れないだろう。アメリカも来年には民主党のヒラリー政権が出来て親中派が主導権を持つ事になる。だから日本も先回りして日中親密時代が始まるのだろう。
ヒラリーのジャパンバッシングが始まる前に、日本は中国にすがり付いてアメリカの圧力を回避しようというのだろうか? しかし長い目で見れば米中連携による日本弱体化であることが政治家や官僚には分からないのだろうか? 日本が生き残るには自主防衛と核武装しか米中の圧力をかわすことは難しい。
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