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「閣僚配分」「副総理でも合意」 渡辺氏が大連立の内幕紹介
2007.12.21 22:22
渡辺恒雄氏 渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長は21日に一部放映された日本テレビ番組で、自身が仲介した自民、民主両党の「大連立構想」の内幕を紹介、大連立は民主党の小沢一郎代表が持ち掛け、福田康夫首相と閣僚数の配分や小沢氏を「無任所副総理」とすることでも合意していたなどと発言した。
一方、小沢氏は記者団に「渡辺氏は党首会談(の場)にいない。首相と2人の会談について、必要以上のことは言うつもりはないが『そのようなことではない』ということだけは言っておきたい」と反論した。
渡辺氏は、合意した閣僚配分は「自民党10、民主党6、公明党1」だったとし、小沢氏が「6の中には国土交通相、厚生労働相、農相の3つは入れてくれ。自分は無任所の副総理で」と要請していたと指摘した。
同時に「小沢代表は『福田首相が持ち掛け、渡辺が仲介して、どうかといって頭を下げた』と言っているが事実に反する」と強調した。
一方で、小沢氏の対応に関しては「首相は何度も小沢氏に『これで民主党は大丈夫か』と聞いていた。小沢氏は『大丈夫だ』と断言し、本当に大丈夫かなと思っていると、1、2時間たったらパーになった。小沢氏は裸の王様になっていた」と述べた。
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