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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007122102073907.html
古賀、谷垣派 1月合流も
2007年12月21日 朝刊
自民党旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ古賀、谷垣両派は二十日、それぞれの総会で、来春までに合流する方針を決めた。年明けにも両派会長の古賀誠選対委員長と谷垣禎一政調会長が合流時期や合流後のポストなどを協議する。谷垣派幹部は「合流は一月中ではないか」と述べ、合流が早まる可能性を示唆した。
古賀氏は二十日の古賀派総会で、「長い間の懸案について一任いただければありがたい」と提案し、了承された。谷垣派総会では、谷垣氏が「皆さんの意思を体して協議する」と合流への決意を示した。
両派幹部は参院選の前から、合流を模索していた。九月の党総裁選で麻生太郎氏の包囲網を形成した際に中堅や若手レベルでも連携を強め、合流への機運が高まった。
両派が合流すれば、計五十九人。第二派閥の津島派に肉薄し、党内での発言権が増す。次期衆院選でも、所属議員への派閥の支援態勢を強化できる利点がある。衆院選で与党が敗れ、「ポスト福田」政局となれば、派閥の規模がものをいう事態も十分想定される。
問題は総裁候補に誰を据えるかだ。
谷垣派の議員は「谷垣総裁」の実現を夢見ている。しかし、古賀派には、谷垣氏を総裁候補とすることに異論が少なくない。谷垣氏では勝利が望めず、他派閥の候補を担いだほうが得策との判断からだ。前回の総裁選で麻生氏を支持した古賀派議員は「谷垣氏が総裁候補になるなら、合流に反対だ」と言い切る。
古賀派の感情に配慮して、谷垣派はこれまでの両派幹部間の話し合いで、総裁候補については棚上げ。両派は(1)合流後の会長は古賀氏、会長代行は谷垣氏(2)総裁候補は当面空席−とすることで大筋合意した。
次期総裁選で谷垣氏や周辺が出馬に動けば、ほかの候補を推そうとする議員と対立し、亀裂が生じる可能性がある。 (本田英寛)
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