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<内閣改造>与党内に年明け待望論 「反転攻勢」ねらう
12月20日2時35分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071220-00000019-mai-pol
年明けの内閣改造への待望論が、与党内に強まっている。福田康夫首相が安倍内閣の閣僚をほぼ再任したことに加え、支持率急落に歯止めをかけ反転攻勢のきっかけにしたいとの判断からだ。ただ、新テロ対策特別措置法案の採決が年明けの見通しとなり、「日程の確保が難しい」(自民党幹部)のも事実。当の首相は改造に含みを残しているが、難しい判断を迫られそうだ。
「(今の内閣は)安倍(晋三)前首相が作ったものだ。安倍さんと福田さんは基本的にはかなり違う」。森喜朗元首相はTBSの番組で、内閣支持率低下を踏まえ早期改造への期待感をにじませた。首相は安倍内閣17閣僚のうち13閣僚を再任し、官房長官と外相はそれぞれ町村信孝外相、高村正彦防衛相の横滑り。新たに起用したのは石破茂防衛相と渡海紀三朗文部科学相の2人だけだ。首相の出身派閥・町村派幹部は「早く自前の内閣で『福田色』を打ち出したいと考えるのは当然」と語る。
公明党も冬柴鉄三国土交通相の在任期間がが1年3カ月に及んでいるため、早期改造に期待感を示す。太田昭宏代表は「公明党の閣僚の数は少ない」とも発言している。
通常国会をにらみ求心力を維持したい首相は、予算成立前の衆院の解散・総選挙を強く否定する一方で、内閣改造への含みを残している。14日の毎日新聞などのインタビューでも「これから判断する問題だ」と述べた。
首相周辺は「改造しようと思えば2日あればできる」と語るが、年明けの国会は新テロ特措法案の参院での採決、首相問責決議案提出を巡り1月15日の会期末まで緊迫する見込み。政府・与党は通常国会を1月18日に召集する予定で、時間的な余裕はほとんどない。
さらに、08年度予算案を編成した閣僚が、予算案審議直前に交代していいのかという筋論も根強い。過去には政府予算案編成後の99年1月14日に、自民、自由両党連立の小渕改造内閣が発足したほか、85年12月28日の第2次中曽根再改造内閣、90年12月29日の第2次海部改造内閣で予算案と改造を事実上、同時決着させた例もあるが、少数ケースだ。【川上克己】
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最終更新:12月20日11時10分
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