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(回答先: 週刊ダイヤモンドの大特集「郵政民営化が日本を不幸にする」(Like a rolling bean (new) 出来事) 投稿者 JAXVN 日時 2007 年 12 月 19 日 08:21:28)
週刊ダイヤモンド 12月22日号 郵政民営化&子どものケータイテーマ:ニュース(郵政民営化)
17日(月)発売の週刊ダイヤモンドで郵政民営化が特集されています。
『「郵便局」を信じるな!郵政民営化が日本を不幸にする』 と題して、民営化の惨状を暴いています。
まだの方はぜひ手にとってみてください。
一人一万枚という異常な年賀状販売のノルマのため最終的に自爆(自分で買取)が横行し、その葉書を金券ショップに売りに行く郵便局員たち。やはりノルマでコンプライアンス無視の投資信託販売の実態。簡保保険業法適用だった「簡保」は民営化されたため保険業法の適用になりコンプライアンス違反が後を絶たない。
簡保は特に厄介な審査もなくほとんど誰でも安価で入れた保険だったので、国のセーフティネットという役割があったのですが、民営化によって他の民間保険会社と変わりなくなってしまいました。これは明らかに国のセーフティネットの放棄なんですから、簡保の件だけでも国民が民営化に反対する十分な理由になりました。が、コイズミたちのペテンに騙された多くのB層は民営化に拍手喝采。
無茶苦茶な民営化によって追い詰められる郵便局員たちの切羽詰った境遇、切り捨てられた地方の叫び、読んでいると腹立たしくなる話ばかりです。竹中や西川社長のインタビューなども載っていますが、郵政民営化のインチキがばれつつある今、彼らの往生際の悪さが際立つだけです。
もう一つ、この週刊ダイヤモンドでは子どもの携帯電話やネット利用の問題についての注目すべき記事があります。
この記事では無防備な子どもがネットや携帯で危険に晒されているということがメインの話になっています。
携帯電話についてはその中毒性・依存性を奥田先生が以前から警告していますが、残念ながらこちらの記事ではその中毒性までの記述は見当たりませんでした。ただ、記事の中の以下の言葉は子どもの携帯電話を禁止すべき理由そのものではないかと思いました。
P130(引用開始)
「そもそも、子どもが放っておいても自分で自分の行動にブレーキをかけることができるのなら、“教育”はいらないはず。携帯電話を使えば、子どもが利口になるというのは間違った考え」と下田教授は強調する。
こうした規制論に対しては「子どもの自由」を奪うものとの批判もあるが、同じく規制派の尾木氏は「おとなの自由と子どもの自由はまったく違う。子どもに認めるべき自由は、子どもの心身の発達を保証したうえでの自由だ。発達を阻害するものを使う自由を認めるべきではない」と反論する。
(引用ここまで)
今の日本は子どもたちの健やかな成長よりも金儲けが大事。企業は確実な顧客となる中毒者大歓迎ですから、子どものうちから与えておけば手放せなくなるに決まっているので、企業側は「安心」をキーワードに子ども用携帯を発売し親子の購買意欲を刺激している。無知な親は本当はたいへん「危険」な携帯を簡単に子どもに与えている。
こんな世の中ですが記事には小中学生の携帯所持を禁止した町の取り組みなども紹介されているので、こちらも目を通していただきたいと思います。それから奥田先生の携帯電話に関する数々のエントリー もぜひ読んでください。
http://kenjiokuda.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_9a21.html
関連エントリー
第9回 子どもの心・体と環境を考える会学術大会
http://ameblo.jp/shionos/entry-10057223047.html
麻生さん、だったら責任取って郵政民営化を凍結しろよ(-_-メ)
http://ameblo.jp/shionos/entry-10057547600.html
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「国際連合の地下に核爆弾情報」
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