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熊のプーさんが記事の幾つかを出して下さいました。
意図はどうあれ、取り敢えず有難う御座いましたと言わせていただきます。
他には日経が出しているので転載しておきます。
また前に国連がビデオ画像の真偽を検討することなく至近距離射殺説を採用した事の報道も転載しておきます。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071216STXKG036415122007.html
長井さんの父が会見、ミャンマー「治安警察官が撃った」と説明
ミャンマーで反政府デモ取材中に射殺された映像ジャーナリスト長井健司さん=当時(50)=の父秀夫さん(83)らが15日、地元の愛媛県今治市で記者会見。ミャンマー警察が「(射殺の)ビデオ映像に写っていない治安警察官が撃った」と日本側に説明していることを明らかにした。
会見には、長井さんが契約していたAPF通信社の社員が同席。外務省から遺族と同社に14日届いたファクスによると、ミャンマー警察は「映像の兵士ではなく、十数メートル離れた所にいた治安警察官が撃った」と在ミャンマー日本大使館に報告、日本側が再調査を求めたという。
秀夫さんは会見で「健司はジャーナリストとしての使命をまっとうした」と強調。ミャンマー政府に長井さんの遺品のビデオカメラ返還を求めるとともに「犯人を捕まえてほしい」と訴えた。
また、APF通信社の取材で、長井さんは近くで撃たれた現地の男女を撮影中に射殺されたとのミャンマー人の目撃情報も得られた。〔共同〕(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071208STXKG004908122007.html
「長井さんは故意に射殺された可能性」・国連のミャンマー報告
【ジュネーブ8日共同】国連人権理事会のピネイロ特別報告者(ミャンマー担当)は7日、反政府デモを取材中に射殺された映像ジャーナリスト長井健司さんについて「流れ弾ではなく、至近距離から故意に射殺された可能性がある」と指摘する、同国の人権状況に関する報告書を公表した。
ピネイロ氏が11月中旬にミャンマーを訪問し、軍事政権当局者や野党幹部、刑務所の拘束者らと面会して行った調査に基づくもの。ただ、長井さんの死因に関しては「ビデオ映像によると」としているだけで、新たな根拠は示していない。
報告書はまた、これまで軍政が認めたデモ鎮圧に伴う死者15人とは別に、9―10月に16人が死亡したとの情報があるとし、軍政が死者数を大幅に過小評価している可能性を指摘。16人のほか、行方不明者74人、拘束者653人を加えた名前のリストを軍政側に示し、照会を求めたとしている。(11:33)
(転載以上)
以下は私のコメントです。
ビデオ画像が世論誘導の為に加工されたうえで編集された可能性を全く考えずに”ずさん”に至近距離説を採用した国連の対応振りには呆れ果てた想いであった。
余りに馬鹿馬鹿しい国連の対応振りであり、これについてコメントはしなかったが、国連とはこのようなずさんなものでもある。このような国連のアフガニスタンでの治安維持活動が実態として戦争に変化して行ってしまうのは自然の成り行きであろう。
従って、国連決議については鵜呑みにしてはならないのだ。
ミャンマー警察の話では十数メートル離れたところにいた治安警察官が撃ったと言う事だが、
ではミャンマー政府はこの警察官の身元を明らかにするであろうか。
恐らくはしないであろう。
いずれにせよ、「至近距離射殺説」をハッキリと否定する見解が出されてきた訳である。
根拠は提出されてはいないのだが。
ミャンマー警察の言うような治安警察官は実在するのであろうか?
私は、その実在を疑う。
ミャンマー警察も「外部から侵入した工作員による長井さん狙撃」を疑っている可能性はあるのではないか。
しかし、国際的に批判的なキャンペーンが行われている状況の中で、その様な疑いを発言すれば、国際的な批判と反撥はさらに激しくなる可能性が高い。
狙撃工作員を逮捕していなければ「作り話」として批判されるだろう。
それで、
「十数メートルから離れたところからの治安警察官の銃撃だった」という話にして、遠慮がちにビデオ画像による宣伝に対して異議を唱えたのではなかろうか。
あからさまな反論は今のところは避けたいのではなかろうか。
私の長井さん射殺説は、それは偶然によるものではなく、始めから計画されたものであり、狙撃銃で狙いながら一方ではその有様をビデオ画像に撮影する為にカメラマンを待機させ、銃口とカメラレンズを同時に同方向から長井さんに向けていたのであろうと見るものである。
尤も銃口とレンズとは少しはなれて配置されていた筈だ。もしも誰かに見られたら関連性が丸見えになるからだ。別々の行動である事を装っていた筈である。
だいたいがビデオ画像を提供したカメラマンのプロフィールが少しも明らかにされていないし、絶好の場所で撮影していた目的も明らかにされていないではないか。
そもそも、多くの大衆が体を張って抵抗デモをしているときに、長井さんのように彼等デモ隊員の中に入って撮影するでもなく、逃げるでもなく、安全な場所に潜んで隠し撮りをすると言う事はおかしいではないか。
何故おかしいかと言えば!…
イラク抵抗運動の画像のように侵略軍に対して抵抗の攻撃を仕掛ける場面を記録する事は、それは武力攻撃と同じく抵抗的な攻撃行為なのである。
ところが、
ミャンマーの隠し撮り画像は、抵抗国民が弾圧されて叩き伏せられるのを、自らは隠れて記録しているのである。
この姿勢は抵抗者の行いとして自然なものであろうか?
そこに不自然性が全く見られないとは言えないのではないか?
抵抗国民が叩き伏せられる有様を一部始終を画像に納めるその目的は一体何なのか?
余りにもシニカルに見える。目的を持って撮影が為されたと私は疑うのだ。
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