★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK45 > 249.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007121501000345.html
2007年12月15日 18時36分
ミャンマーで反政府デモ取材中に射殺された映像ジャーナリスト長井健司さん=当時(50)=の父秀夫さん(83)らが15日、地元の愛媛県今治市で記者会見。ミャンマー警察が「(射殺の)ビデオ映像に写っていない治安警察官が撃った」と日本側に説明していることを明らかにした。
会見には、長井さんが契約していたAPF通信社の社員が同席。外務省から遺族と同社に14日届いたファクスによると、ミャンマー警察は「映像の兵士ではなく、10数メートル離れた所にいた治安警察官が撃った」と在ミャンマー日本大使館に報告、日本側が再調査を求めたという。
秀夫さんは会見で「健司はジャーナリストとしての使命をまっとうした」と強調。ミャンマー政府に長井さんの遺品のビデオカメラ返還を求めるとともに「犯人を捕まえてほしい」と訴えた。
(共同)
<関連記事>「読売新聞」
長井さん射殺時の瞬間を報告「撃たれた現地人を撮影中」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071215i112.htm
ミャンマーで9月、反政府デモを取材中の映像ジャーナリスト長井健司さん(当時50歳)が射殺された事件で、父秀夫さん(83)と、契約先のAPF通信社(東京都港区)の針谷勉プロデューサー(33)が15日、長井さんの出身地・愛媛県今治市役所で記者会見し、長井さんが銃撃されたのは、撃たれて倒れた現地人を撮影しているさなかだったことを明らかにした。
同社は、事件の真相究明のため現地取材を続け、国境に近いタイの難民キャンプで11月、ミャンマー人男性から目撃証言を得た。
長井さんは射殺直前、近くにいた現地人の男性2人、女性1人が次々と撃たれる様子をビデオで撮影していたといい、同社は、証言を外務省と警視庁に報告した。
一方、現地警察は日本大使館に「撃ったのは日本のテレビなどで流れている映像に写った人物ではなく、十数メートル離れた治安警察」と主張しており、大使館員は「長井さんの直近にいた兵士が撃ったとみており、もう一度調査してほしい」と要請したという。
秀夫さんは「遺品のテープを返して欲しいと強く願っているが、軍事政権の横暴を世界に伝える映像だったため、戻ってこないのだろう」と話した。
(2007年12月15日20時45分 読売新聞)
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK45掲示板
フォローアップ: