★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK45 > 209.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
国会は「新テロ特措法」採決のため、再延長を決定した。
新テロ特措法が参院で否決されて、国会を再延長してでも、衆院の数の力で採決するという。
自公政権は落ちるところまで落ちたというしかない。
油の高騰による諸物価の値上がり、庶民は大幅値上がりの灯油を少しでも節約してこの冬を乗り
切ろうとしているのに。その一方で、ただの油を外国艦船に配るために必死になっている福田政権
の滑稽さと愚かしさ、国民も不信感を抱き始めている。
「外国艦船にただの油と水を配ることがそんなに重要なことか」と皆そう思っている。
地方の疲弊、倒産件数の急増、自殺者の増加、年金問題の無茶苦茶、生活保護世帯の急増、
ワーキング・プアー、医療問題などなど、数え上げれば切りがない。そんなことに、かまけている時
ではないはずだ。
機密を最も厳守するはずの海上自衛隊員たちの規律は、イージス艦の機密漏洩問題一つを取っ
ても、内部はぼろぼろではないか。その一方でトップは業者と癒着、水増し請求にゴルフ三昧だった。
それでも、新テロ特措法?それどころではないだろうに。
福田政権は、国会を再延長して衆院の数の力(三分の二)を利用して新テロ特措法を何が何でも
採決する構えである。
福田首相にはそんな権利はないはず。衆院は、小泉元首相が『郵政民営化』だけを問うて、獲得
した議員数である。福田政権は選挙の洗礼もうけていないのに、衆院の数の力を利用する権利は
ない。
どうしてもと言うなら、小泉元首相の「郵政民営化」のように「新テロ特措法」を問うて、衆院解散し
てみればいい。もっとも「新テロ特措法」を問うて解散などと言えば、前代未聞の笑い種、無論柳の
下に二匹目のどじょうはいないだろう。
もう一度言っておく、日本にとって外国艦船にただの油と水を配ることがそんなに重要なことか。
無料の給油給水が諸外国に評価され、感謝されていると主張する。ただの油、水をもらって感
謝しない馬鹿はいない。
海上自衛隊の給油活動が停止されて一ヶ月半が経過した、停止による日本非難の声はどこか
らも聞こえて来ない。
アメリカ下院議会で、従軍慰安婦問題で日本の謝罪を求める決議はあった。だが、給油停止に
対する非難もなければ、給油を再開してくれという議会の声は全くないではないか。
福田政権だけがやっきになって踊っているだけ。
どうしてもと言うなら、「給油、給水活動はいたしましょう。ただし、油、水は正当な価格で買って
もらう」、これなら国民も少しは納得するだろう。多くの国民が困っている折、この程度のけじめは
必要と思うがどうだろうか。
「だったら、日本からの給油、給水は不要です」と言われれば、「やっぱり、ただの油が欲しかっ
たのか」と、それはその程度のことだと割り切ればいいことである。
それにしても、不可思議なことがある。安部前首相はオーストラリアでブッシュと会談後、顔面
蒼白状態となって結局辞任に追い込まれた。いつもクールにみえる福田首相が日米首脳会談後
はなりふりかまわず、「新テロ特措法」にやっきになっている。
二人はブッシュ親分に脅されたのだろうか。
ブッシュ政権の支持率最悪、国民の支持を失い、レイム・ダック化したブッシュ政権の言いなり
になる?少しは、北朝鮮の狡猾な対米外交を見習ったらどうか。
日本の政治家のなかには、その程度の度胸もない奴ばかり、日本の外交は『対米言いなり外
交』だから、諦めるしか無い?
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK45掲示板
フォローアップ: