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福田首相、KY発言連発で墓穴
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20071214-295262.html
自民党が、今夏の参院選で惨敗した最大要因「消えた年金問題」をめぐってまずい対応を繰り返し、同問題が再び政局の火種に浮上してきた。年金記録不備問題の全面解決という参院選の公約を、事実上断念したことを「公約違反というほど大げさか」と述べた福田康夫首相(71)は13日、参院外交防衛委員会でも「正直言って公約が頭にさっと思い浮かばなかった」「公約違反という大げさなものでないと言った記憶はある」と、KY(空気読めない)発言を連発。掘った墓穴をさらに広げる対応に、質問した民主党尾立源幸議員(44)は「首相がこんないいかげんなことを言うから、今年の世相を表す言葉が『偽』なんだ」と指摘。同党の輿石東参院議員会長(71)も「一国の首相の発言が軽くなった。恥ずかしい」と、突き放した。
一方、参院選で訴えた年金問題について「簡素化して物を言った」と発言、ともに批判されている町村信孝官房長官(63)は、同日の自民党町村派総会で「私のつたない説明で迷惑を掛け、おわびする」と陳謝。首相と官房長官という官邸ツートップの“迷走”には、党内でも「年金選挙で参院自民党は死んだ。今回は自民党全体が死ぬ番だ」と深刻な声が出ており、国会対策にも影響が及んでいる。
与党は14日、新テロ対策特措法の成立に向け、国会会期を来年1月15日まで再延長する手続きを取るが、野党は年金問題のずさんな対応に猛反発しており、再延長後も法案審議に応じない構え。ただでさえ流動的な越年国会の行方が、首相らのKY発言でさらに不透明になり始めた。
[2007年12月14日8時40分 紙面から]
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