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http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007121302071908.html
海自3佐を逮捕 イージス艦情報流出で神奈川県警
2007年12月13日 夕刊
イージス艦の中枢情報の資料を海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」乗組員の2等海曹が持ち出していた事件で、神奈川県警と海自警務隊は13日、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反の疑いで、海自プログラム業務隊(現・開発隊群、横須賀市)に所属していた3等海佐松内純隆容疑者(34)を逮捕した。県警などは松内容疑者が「特別防衛秘密」を含む資料と認識しながら情報を流出させたとみている。
調べによると、松内容疑者は2002年夏ごろ、同業務隊から「特別防衛秘密」を含む資料を持ち出し、CDに記録し、第1術科学校(広島県江田島市)の教官だった別の3佐(43)に送付した疑いが持たれている。
同業務隊の松内容疑者と、教官の3佐はともに02年、イージスシステム習得のために米国留学。松内容疑者は、調べに「(教官の3佐に)頼まれたので渡した」と容疑を認めているという。教官の3佐は、学生らの教材用として資料を求めたとみられる。
資料は、教官の3佐から同僚教官だった1等海尉(49)に渡り、この1尉が同校の学生だった隊員や、異動後に乗艦した護衛艦「しまかぜ」の部下らにコピーをさせたことで拡散。最終的に同「はつゆき」に乗艦していた2等海曹(33)が自宅に持ち帰り、流出が発覚した。県警などは、資料を拡散させたとして、教官の3佐や1尉ら数人も同容疑で近く書類送検する方針。
県警などは既に隊員数100人から事情聴取。同校や護衛艦、隊員の自宅などを計4回家宅捜索し、流出や拡散の経緯を捜査している。
【イージス艦情報流出事件】 2007年1月、神奈川県警が入管難民法違反容疑で海上自衛隊の2等海曹の妻(中国籍)を逮捕、自宅の家宅捜索でイージス艦中枢情報の資料を記録したハードディスクが見つかった。資料は高性能レーダーと大型コンピューターを組み合わせ、敵のミサイルや航空機など10以上の目標を同時に撃ち落とす米海軍開発の「イージスシステム」に関するデータなどを含み、県警は秘匿度が高い「特別防衛秘密」に当たるとして海自警務隊と共同で捜査した。
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