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昨日の記事でお伝えしていたTBP「チャイナフリー」なのですが、やはり、予想通り承認されませんでしたので、新たに「中国食品・中国製品」という名前で申請し、見事、審査を通過致しましたので、宣伝の記事を上げさせて頂きます。
URL:http://tbp.jp/tbp_9390.html
TB:http://member.blogpeople.net/tback/09390
バナーも、後で怒らりないように、ちょっとカワイくしてみますた。
まあ、言ってる事は同じな訳ですがw
で、まあ、これだけだとちょっとアレなので、少し気になっている事をば。
防衛省、装備輸入の直接調達を推進・商社依存見直し
防衛省は防衛装備品を海外メーカーから輸入調達する部門を増強し、商社に依存しなくとも適正価格の見極めや輸入手続きなどができる体制づくりを進める方針だ。海外に駐在し、見積価格などを精査する「輸入調達専門官」の増員などを検討する。商社が介在する現在の仕組みのままでは、調達の明朗化は困難と判断した。
政府は3日、「防衛省改革会議」の初会合を開く。2月にまとめる報告書では防衛専門商社「山田洋行」から過度の接待を受けていた前防衛次官、守屋武昌容疑者のような事例をいかになくすかが課題となる。
(2007年12月02日 日経新聞)
これなんですが、記事にもあるように、何時ものように「有識者」を集めて、「改革会議」とやらを開いているんですね。
防衛省改革、官邸主導で始動・議論の期間短く、体質改善道険し
不祥事が続く防衛省で文民統制の徹底や厳格な情報保全、装備品調達の透明性を図る官邸主導の有識者会議「防衛省改革会議」が3日、発足した。来年2月に改革の基本的な方向性を盛り込んだ中間報告をまとめるが、期間はわずか3カ月。不祥事の温床を一掃する対策を打ち出すのには短すぎるとの指摘もあり、体質改善への道は険しい。
旧防衛庁では1998年に調達実施本部の背任事件、2006年には旧防衛施設庁の官製談合事件が発生。いずれも組織を解体したが、不祥事は後を絶たない。福田康夫首相は3日、記者団に「ゼロから見直してほしい」と強調した。
(2007年12月03日 日経新聞)
で、まあ、この時点で既に胡散臭い事この上無いのですが、もう一度、上の方の記事に目を移して頂きみると、こうあります。
「防衛省は防衛装備品を海外メーカーから輸入調達する部門を増強し、商社に依存しなくとも適正価格の見極めや輸入手続きなどができる体制づくりを進める方針だ」
いや、まあ、守屋氏の為出かしていた事は普通に異常ですし、腹立たしくもあり、彼を庇うつもりなどは毛頭無い訳ですが、注目して頂きたいのは、この一連の騒動の内に、海外メーカーが防衛利権に簡単に手を出せる位置に来ています。
流石に、始めから仕組まれていた、とまでは言えませんが、結果的に、海外メーカーだけが「得」をする形に収まっている、という事となります。
少なくとも、途中から、マスゴミどもによる守屋叩きが加熱し始めた頃、あの辺りまでには、こういうシナリオが出来ていた可能性は非常に大きいと考えざるを得ません。
仮にそうでは無かったにしても、「結果として」、マスゴミどもに踊らされた挙句、利権をむざむざと外国に売り渡してしまった、という事にはなります。
まあ、過程に関しては、色々と想像する事は幾らでも出来る訳ですが、証拠、決定的どころか不確かな証拠さえ立証出来ないので、言及は避けます。
しかし、結果は、防衛利権に外資が易々と、土足で侵入出来るシステムが出来上がり、更に、胡散臭い事で有名な「有識者会議」まで設立されました。
コイズミによる「構造カイカク」の流れと、非常に似通ってます。
もう、いい加減に気付くべきですね。
ウヨクもサヨクも、ホシュもカクシンも、勿論、そういうイデオロギーを持っていない所謂ノンポリの人間も、メディアに抗っているつもりが、いつの間にか取り込まれ、連中の手の平で愚民ヲドリを披露して、海外勢力を喜ばせているだけ、という現実に。
メディア不信を訴える人間と、公務員を異常なまでに叩きたがる人間というのは、非常に高い確率で重なっている訳ですが、常日頃から盛んに、「公務員は悪」と四六時中騒ぎまくっているのは、一体、何処の誰でしょうか。
勿論、悪さを為出かした公務員、今回なら守屋氏な訳ですが、彼ら個々人の悪を糾弾するのは間違った事では無いし、天下りやら何やらで国富を食い潰している役人が存在する事も事実で、それを追求する事は結構な事です。
しかし、例えば今回で言えば守屋氏個人の悪行を防衛相の役人全体、延いては公務員全体の悪行の象徴のように捉え、それだけを根拠に糾弾し、結局、財怪塵と海外勢力だけが「得」をする構図を国民総出で作り上げ、一体、何になるのでしょうね。
そして、世論がそう動くように煽り、仕向けているのは、公務員叩きに必死になっている人間も大嫌いな筈のメディア、という構図は、余りにも馬鹿げているとしか言えません。
性質の悪い公務員が存在する事も事実ですが、その一事を以て「公務員全体」を悪と断じ、叩いて叩いて叩きまくった挙句、「本当の敵」を利するのは、もう止めにしませんか。
それで「損」をするのは、日本国民に他ならないのですから。
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