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http://kihachin.net/klog/archives/2007/12/omerice.html から転載。
2007年12月04日
都知事選とオムライス
「722六本木緊急行動 折口ちょっと来い!」(大きな画面)
「郵政民営化凍結」TBキャンペーンを行なっています。ぜひとも、ご協力ください。
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謎の憂国者「r」さんのメッセージです。
(★引用開始★)
都知事選とオムライス、そしてお詫び…
「『カレーライス』か『ライスカレー』か…社民党は『オムライス』だ!」
この言葉は「社民党党首:福島瑞穂さん」が「郵政解散総選挙」にて繰り返し語ったセリフであります。
私「r」は当初…
「福島瑞穂さんは一体何を考えているんだ?これじゃ小泉自民を利するばかりじゃないか!」
テレビ朝日など東京キー局における「政治討論番組」の全てで福島瑞穂さんは「民主党の批判」を繰り返していました。
小泉自民に対する「怒り」で燃える私「r」は福島瑞穂さんのそういった「一連のスタイル」にあきれを通り越した、何かこう…
言いようのない「何か」を感じました。
しかし…
今振り返ると、以下のように思いました。
「福島瑞穂さんって本当は『頭がいい』のである。例え方もウマイ。しかし、表現の仕方がヘタなだけなんだ!」
言うまでもなく冒頭の「福島瑞穂発言」ですが…
カレーライス → 小泉「自民党」
ライスカレー → 岡田「民主党」
オムライス → 福島「社民党」
ですね。
当たり前ですが福島瑞穂さんは…
「自民党も民主党も同じ『ネオリベ:新自由主義』政党なんですよ!」
と言いたかったのですね。
私「r」も勿論、当時の「福島発言」の真意はよーく理解していましたが、どうも…
福島瑞穂さんは生真面目な「学者肌」の人物のようです。
勿論、頭脳明晰です。
日本共産党の「志位和夫委員長」に近いタイプの人物ですね。
即ち…
「真面目な学級委員、そして生徒会役員」
そんな感じですね。
でも…
「面白みに欠ける…」
されど、政治とは「人間の生き死に」がかかった大事な「政《まつりごと》」です。
間違っても「お笑い」に転化してはならないのです。
しかし有権者一人一人は「マトモ」でも、集団ともなると…
ましてやテレビ朝日など「東京キー局」は「対米売国推進」の為に「ネオリベ:新自由主義者」を応援するべく政治を「お笑い」に転化して「本質」を見えにくくする…
だから「真面目な正論」が受け入れられにくい風潮が出来る。
これは本当に由々しき問題ですね。
だからこそ、福島瑞穂さんにも「志位委員長」にも…
「シタタカサ」
を身に付けて貰いたいのです…
さて…
冒頭タイトルですが…
先の都知事選にて私「r」は「浅野史郎氏」を支援しました。
それに関して私「r」は読者の皆さんに「お詫び」をしなければなりません。
それでは何に対してのお詫びなのか。
それは…
「浅野史郎氏支援を読者の皆さんに呼びかけた事」
それなのです。
「黙ってればいいじゃん!誰も問題視してないんだからさ!」
などと私「r」を擁護する方たちは仰るかも知れません。
本来ならばそうするべきかも知れません。
しかし、今は「緊急事態」なのです。
現政権、即ち「小泉竹中ネオリベ体制」を擁護する「ある種の人々(ネオリベ&ネオコン&米国大好き)」はどんな手を使ってでも私たち「反植民地体制レジスタンス」を攻撃してきます。
だからこそ、私たちは出来る限り「クリーン」にそして「理論武装」しなければならないのです。
「瑕疵《かし》は少なければ少ないほどいい」
そう言った訳で私「r」はあえて「お詫び」を発表する次第なのです。
それでは何故に「浅野史郎氏支援」がお詫びに値するのか。
それは…
「浅野史郎氏が『ネオリベ:新自由主義者』としか思えない」
からなのですね。
その事は当時から私「r」は知っていました。
しかし「石原慎太郎氏再選」だけは何としてでも阻止したかった。
阻止したい理由は簡単です。
それは石原慎太郎氏が「伝統保守」或いは「憂国派」は勿論の事「盟友:小林興起氏」を始めとする「本物の勇者たち」と「国家国民」を裏切って「小泉純一郎氏」に恭順したからですね。
確かにそれ以前からも「石原慎太郎氏」の言動や行動には問題が多かったです。
「それを言ったらオシマイでしょう」
「言って良い事と悪い事がある」
「心で思っても口に出すとは…」
「弱者を苛《いじ》めて楽しいの?」
などと私「r」は石原慎太郎氏による無数の「暴言」に辟易していました。
されど、かつての石原慎太郎氏の「対米スタンス」には共鳴出来たし共感しました。
だからこそ、私「r」なりに「大局観」を持って見守ってきました。
しかし…
事実上の「売国奴」に恭順するとは…
これではどう考えても支持出来ませんし、見過ごす事も出来ません。
だからこそ…
「石原慎太郎氏再選を断固阻止すべし!」
と私「r」は考えました。
カレーライス → 石原慎太郎氏
ライスカレー → 浅野史郎氏
例えは非常に悪いのですが…
(下品になってすみません)
極論すれば…
カレー味の「ウ●コ」 → 石原慎太郎氏
「ウ●コ」味のカレー → 浅野史郎氏
どっちを選ぶかの「究極の選択」が都知事選だったのです。
「だったら共産党候補の吉田万三さんを選べばいいじゃん!」
確かにそうなのですが、統一候補でなければ民主党支援候補を応援するのが「現実的」だった。
それ故に私「r」は悩んだのです。
その結果…
「カレー味でもウ●コはウ●コ。だったらウ●コ味でもカレーはカレー。そうだったら不味くても『食品であるカレー』を選ぶしかない!」
そんな訳で「浅野史郎氏」を私「r」は選択したのです。
それでは改めて「石原慎太郎氏」「浅野史郎氏」を分析してみます。
■石原慎太郎氏
「20世紀」の石原慎太郎氏は「反米極右」だった。
しかも「脊髄反射的な反米極右主義者」ではなく「優秀な頭脳」を持ち「明確な理論」に基いた「論理的な反米極右主義者」であったと思います。
「20世紀」において彼が上梓した政治に関する「書物」を読めば、思想信条に関係なく「共感」出来るものが多々あったように思います。
「民族主義者の持つ独特の毒気」それが石原慎太郎氏にはかつてあった。
それでは「21世紀」の石原慎太郎氏はどうなのか…
「情けない」の一言で片付けられるほど「お粗末」な状況でした。
「郵政民営化騒動」即ち「小泉純一郎・竹中平蔵両氏」による「平成の文化大革命」「ネオリベファッショ」「ネオリベクーデター」「新自由主義革命」にあっさりと石原慎太郎氏は「恭順」してしまった。
そればかりか自身の「子息」まで小泉純一郎氏に事実上差し出してしまった…
「反米極右」の石原慎太郎氏
「伝統保守」の石原慎太郎氏
「国粋主義」の石原慎太郎氏
私「r」の知る「ファナティックではあるが共感をある程度は持てた」石原慎太郎氏が死んだ瞬間、それが「2005年」だったのです。
石原慎太郎氏は「変節」「転向」どころか小林興起氏を始めとする「憂国の仲間」を裏切った!
正に石原慎太郎氏の「裏切り」は万死に値します。
私「r」が思うに石原慎太郎氏は「快楽主義者」であったとも思います。
そして弟の「石原裕次郎氏」もそうだったと思うのです。
しかし、慎太郎氏の「快楽主義」と裕次郎氏のそれは似て非なるもの、根本的に違うものと認識しております。
それでは何が異なるのか。
それは…
石原慎太郎氏の快楽主義は「日本民族が本来持つ快楽主義を高度に洗練させ、尚且つ西洋的エッセンスも取り込んだ『和洋折衷的快楽主義』」。そしてそこには「哲学」がある。
石原裕次郎氏の快楽主義は「米国流快楽主義の亜流」。極論すれば「唯の『アメリカかぶれ』」に過ぎない。
と私「r」は思うのであります。
話が逸れましたが、石原慎太郎氏の「反米極右思想」はファナティックであれども「伝統保守」である事に疑いはありません。
その思想は間違いなく「日本民族永遠の繁栄」を志向したものであったでしょう。
それなのに単なる「ネオリベ:新自由主義者」に事実上転向してしまった…
その証拠が私「r」の「前述」した事や「過去記事」にありますし、付け加えるならば「ネオリベ:新自由主義急進派」としか思えない「猪瀬直樹氏」の副知事起用でしょう。
今の石原慎太郎氏は「かつての石原慎太郎氏」ではないのです。
「20世紀の石原慎太郎は死んだ…」
「21世紀の石原慎太郎は亡霊である…」
私「r」は心底そう思う次第なのです。
「ムカつくけど共感が持てた石原慎太郎氏は私『r』の期待を裏切った」
だからこそ許せない。
「伝統保守の面汚し」
それが石原慎太郎氏なのだと私「r」は考えます。
重ね重ね残念です。
■浅野史郎氏
浅野史郎氏は宮城県知事でした。
私「r」が知る限り、知人の宮城県出身者(数は少ないですが…)で浅野氏を褒め称える人はいません。
特に私「r」の知人の宮城県出身者で「知的階層」に属する人物が曰く…
「俺の知人でも支持するヤツは聞いた事ないなあ…」
それは何故か。
都知事選において「共産党」が指摘した「浅野史郎氏」の批判に全てが書かれています。
共産党による「浅野批判」はその殆どが事実のようです。
そして付け加えるならば浅野史郎氏は「宮城県の伝統」をかなりの部分で「破壊」してしまったそうです。
即ち「宮城県」をある程度「米国化」「ネオリベ化」したのが「浅野史郎氏」なのだそうです。
そして浅野史郎氏は、私「r」が徹底批判している「田勢康弘氏」(日経新聞論説委員・早稲田大学教授)と共著まで出しています。
「政治の出番」日本経済新聞社 (1999-01-18出版)
・浅野史郎・田勢康弘【著】
言うまでもなく田勢康弘氏は「ネオリベ:新自由主義者」であり「小泉純一郎氏」の熱心な「支持者」でもあり「郵政民営化賛成派」でもあります。
郵政民営化偏向報道において「岸井成格氏」(毎日新聞社大幹部)と共に「小泉自民偏向支援」を行った「買弁的ジャーナリスト」でもあります。
謂わば「田勢康弘氏」は日本国民の敵でもあるわけですね。
そんな「田勢康弘氏」が支援した「浅野史郎氏」です。
正直言って…
言い訳のしようがありませんね(苦笑)
そんな浅野史郎氏の現在はどうか。
浅野氏は今「慶應義塾大学」の先生をしています。
そして「竹中平蔵氏」も慶応義塾の先生をしています。
ついでにテレビ朝日「サンデープロジェクト」にて「小泉礼賛」を繰り返し、「ネオリベ人民裁判」の検察官役兼判事役も勤めたとしか考えられない「御用学者:草野厚氏」も慶応義塾の先生です。
そう言えば、以前「森永卓郎氏:獨協大学教授」が「サンプロ」にて草野厚氏を…
「御用学者の先生…」
と名指しで本人を目の前に言い放ちました。
その時スタジオ内は「大爆笑」の渦に巻き込まれました。
皆、そう思っていたのですね。
そんな「慶応義塾」で浅野史郎氏が教鞭を執っている。
それだけでも浅野史郎氏の正体が何なのか…
※慶応義塾の名誉の為に書き加えます。
慶応義塾の教授陣に「ネオリベ」「ネオコン」が多いのも事実。
小泉自民の「私的諮問機関」の委員や関係者が多いのも事実。
そして「対米売国推進」に熱心な人物も多い。
しかし、「金子勝教授」など「市民派リベラル」や一部に「反小泉の伝統保守」を貫く人物も少数ながら存在します。
早い話、慶応義塾に問題があるのではなく「一部の人」に問題がある、と言う事を付け加えます。
ところで…
読売新聞主筆「ナベツネ(渡邉恒雄)氏」はその昔「共産主義者」だったとか?
そして「猪瀬直樹氏」は「全共闘闘士」でその「リーダー格」だったとか?
「テリー伊藤氏」も「全共闘闘士」だったとか?
ついでに「社民党参院議員」を辞職した「田嶋陽子女史」…
今現在の彼ら彼女らは「左翼思想」から確実に転向して今や「ネオリベ:新自由主義者」としか思えませんね。
そして「石原慎太郎氏」は「伝統保守?」から「ネオリベ:新自由主義」に転向したとしか思えない…
付け加えて「浅野史郎氏」は根っからの「ネオリベ:新自由主義者」としか思えない…
右派左派関係なく「転向」「変節」して「ネオリベ:新自由主義者」になった無数の人物たち…
彼ら彼女らを私たちは「注視」する必要がありますね。
兎に角これ以上言い訳はしません。
「浅野史郎氏を推薦した私『r』の不徳」
以上を心からお詫びします。
繰り返しますが…
読者の皆さんに遅ればせながらお詫び申し上げます。
「本当に申し訳ございませんでした」
【追記】
浅野史郎氏は今、TBS東京放送の「偏向情報番組:みのもんた朝ズバ!」に事実上のレギュラーとして出演していますね。
岸井成格氏(毎日新聞大幹部)と仲良く…
それだけでも…
本日もお読みいただきありがとうございます。
(★引用終了★)
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