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「徴兵制あってしかるべき」 東国原知事が持論展開
2007年11月28日20時53分
宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市の知事公舎であった若手建設業者らとの懇談会で「徴兵制があってしかるべきだ。若者は1年か2年くらい自衛隊などに入らなくてはいけないと思っている」と述べた。記者団に真意を問われた知事は発言を撤回せず、「若者が訓練や規則正しいルールにのっとった生活を送る時期があった方がいい」と持論を展開した。
懇談会には県建設業協会青年部の地域代表ら12人が参加。若手の育成方法などが議論になり、知事が個人的意見として語ったという。
懇談会の終了後、知事は「道徳や倫理観などの欠損が生じ、社会のモラルハザードなどにつながっている気がする」と言及。「軍隊とは言わないが、ある時期、規律を重んじる機関で教育することは重要だと思っている」と語った。
http://www.asahi.com/politics/update/1128/SEB200711280014.html
あーあーはいはい出ました。
ただの「世の中を憂いてるそこらのオヤジ」だよ。「最近の若いモンはとか言って唾飛ばしてるオヤジ」だよ。予想通りだけど。こんな人だとは思っていたけれど。
社会科学を大学院?まで行って勉強した人間とはとても思えないよ。まあ偉い国会議員にもこんなのがゴロゴロいるわけだけど。
別に「徴兵制」はどうでもいい。とまでは言わないが、俺も一応、究極の条件つきだけど、徴兵制賛成。だけど、俺の徴兵制賛成論は東国原知事とはまったく違う。俺のは、貧乏人志願兵の犠牲で国が回るという状況になるなら徴兵制の方がマシ、という話。東国原知事の議論とはまったく違う。
とにかく、「ワイドショーがすべての人」じゃないんだから、もっとちゃんとした見識を身に付けてほしい。なんつーか、「若者気にいらねーからどっか放り込んで調教しろ」みたいなバカな愚痴は影で言って。
というか、『戦前の少年犯罪』でも読んだらどうかと。
『戦前の少年犯罪』
管賀江留郎(少年犯罪データベース主催)、 築地書館
1、戦前は小学生が人を殺す時代
2、戦前は脳の壊れた異常犯罪の時代
3、戦前は親殺しの時代
4、戦前は老人殺しの時代
5、戦前は主殺しの時代
6、戦前はいじめの時代
7、戦前は桃色交遊の時代
8、戦前は幼女レイプ殺人事件の時代
9、戦前は体罰禁止の時代
10、戦前は教師を殴る時代
11、戦前はニートの時代
12、戦前は女学生最強の時代
13、戦前はキレやすい少年の時代
14、戦前は心中ブームの時代
15、戦前は教師が犯罪を重ねる時代
16、戦前は旧制高校生という史上最低の若者たちの時代
というか、東国原知事が若い頃より最近の若い世代の方が犯罪も少ないし、行儀もいいんじゃないのかな、統計的には。犯罪が少ないのは良いことだろうけど、行儀がいいのは中身をみないと評価も難しいけど。
というか、人間ってすぐ忘れるのね。東国原知事は自分の半生を振り返ったらどうかと。自分の半生を完全否定するのかと。自分の先輩や後輩たちの人生を否定するのかと。おまえのような人生を送ってきた人間がこんな俗流オヤジ論振り回してどうすんだか。おまえのような政治家こそが、若者に対して寛容であるべきなのに。
俗流オヤジなのは性欲の方向性だけに留めておいてくれ。政治や社会について語る際は社会科学的な見識に基いてくれ。「目障りなヤツラを収容所放り込んで調教しろ」なんて我慢のできないキレるオヤジみたいなバカはやめてくれ。というか「目障りなヤツラ」だったら対象は多少は特定されているからマシか、東の場合は「若者(すべてて)」か。バカ極まれリ。
てか、「徴農」まで言い出してるし。
どこまで「我慢」や「忍耐」が足りないんだか、この手のオッサンたちって。自分たちがまず「我慢」や「忍耐」を学ぶべきだろう。バカを言う前に我慢して立ち止まって考えてみるということを学ぶべき。
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