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守屋容疑者退任時メモ焼却、証拠隠滅か
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20071201-289871.html
前防衛次官汚職事件で、防衛商社「山田洋行」元専務宮崎元伸容疑者（６９＝贈賄容疑で再逮捕）からの収賄容疑で逮捕された守屋武昌容疑者（６３）が、面会者や会話内容を詳細に記した“守屋メモ”を、次官退任時にすべて焼却処分していたことが１１月３０日、分かった。小池百合子元防衛相（５５）と後任の人事で対立したのがきっかけという。メモは収賄容疑の裏付けや、政界ルート解明の端緒になるとみられていただけに、接待疑惑浮上後に廃棄したなら、証拠隠滅の疑いがある。
守屋容疑者は逮捕前、「（小池氏は）自分を無視した格好で、自分より先に新聞に言い『あなた辞めなさい』と。あれ（小池氏の人事案）を私がのめって。ふざけるんじゃないと思い、その時に全部焼却した」と話したという。額賀福志郎財務相（６３）の宴席同席問題にも触れ、宴席が開かれたとされる昨年１２月４日の日記も「焼いた」といい「（小池氏との一件で）不愉快になって。残っていても（どうにも）ならない。額賀さんのようなやり方だったら」と、同席を否定する額賀氏に不満そうな様子をみせていたという。
一方、宮崎容疑者の接待を「わいろには当たらない」として、収賄容疑を否認していた妻幸子容疑者（５６）は一転、容疑を認める供述を始めた。
［2007年12月1日9時12分 紙面から］
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