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2007.11.29(その2)
森田実の言わねばならぬ[756]
平和・自立・調和の日本をつくるために【543】
4人の民主党幹部の矛盾多き小沢一郎観――民主党議員は小沢氏に振り回されることなく、自らの判断で行動すべきである
「紫の朱を奪うを悪(にく)む」(孔子)
[間色(混ぜ合わせた色)の紫が正色(混じりけのない色)の朱(赤)の価値を奪うことを自分は憎む]
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最近4人の民主党幹部と会い、話し合った。全員が、今回の民主党の混乱を、私が厳しく批判していること、小沢代表の大連立受け入れを公約違反として非難していること、辞意表明した小沢代表を民主党議員の多くが慰留したことを批判していること、さらに代表を交代させて新しい代表のもとで総選挙を戦うべしと要求していること――すべてについて知っていた。私のホームページを読んでくれているようだった。全員が、小沢代表の大連立受け入れ以来の騒動を話題にすることに消極的だった。以下、4幹部の意見を紹介する。
幹部A:森田さんの批判はよく理解できますが、われわれは党内の和を大切にしていきたい。時間がかかるし、曖昧なやり方のように思われるかもしれませんが、ゆっくり党内の和を守ってやっていきます。分裂はしないようにします。
幹部B:総選挙は近いと思う。総選挙を指揮できるのは小沢さんしかない。小沢さんで総選挙を戦うのが一番よい。ただ、今回の騒動で感じたことですが、小沢さんは首相にならないのではないか、と思う。総選挙を戦って勝った党代表が首相にならないということに大きな矛盾を感じるが、いまはこれ以上ゴタゴタしないほうがよいと思う。
幹部C:大連立には反対だし、小沢さんがいったん辞意を表明したあとわずか2日後に撤回したのもよくないと思う。また党内で、小沢新党結成による党分裂に恐怖感をもって「小沢さんやめないで…」の大合唱を起こしたこともよいとは思わない。しかし、これ以上党内がもめるのはもっと困る。すっきりしないが、現状維持しか方法はない。
幹部D:小沢さんが辞意表明したときに、受け入れるべきだったと思う。小沢さんが大連立をいったん受け入れたことは、何か「裏」があるのだと思う。小沢さんは首相になれない事情があるのかもしれない。慰留に走った小沢さんの周辺にいる大幹部の責任は大きい。党全体のことを考えてほしかった。小沢さんにしかわからないことだが、小沢さんに首相になれない事情が自分にあるのなら、首相をやれる人に交代してほしい。小沢さんが、自分自身のことより、民主党の将来のこと、国政全体のことを考えて、決断してほしい。
[総選挙を指揮して勝利した党代表が首相にならないというようなことは、とうてい認めることはできない。首相になることができる幹部を代表に据えるべきである――森田]
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