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日本は一度医療崩壊地獄を見る必要が有る。
国も企業も元気な人からお金を取って、病気や怪我をした人の医療費を部分負担する。ここ数十年、取る金額は増して行き、負担する金額は減らされてきた。
企業や国にとって社員や国民が医者通いするのは基本的にマイナスなのだ。
企業や国にとって社員や国民が医者通いするのがいいのは、人手不足で働き手が「金の卵」だった時代で終わった。
その後、国や企業にとっての医療の役割は、医療費を負担するに足るヒトだけを救済できれば良いのだ。
ましてや、もう働けなくなったお年寄り達や障害者達の医療費を負担するのは無駄なのである。
以上の理屈から、デフレ経済下の先進国はいいように、「改革」といいながら、社会的弱者を食い物にしてきた。
行き着くところまで行ったかと思われるのがアメリカである。
それをお手本にしてきた日本も、行き着くところまで達しかけている。
救急急患や不採算の産科・小児科をみると、総合的に経営悪化する事態を10年余野放しどころか、再び浮かび上がられない様に、頭をこづかれ続けて来た。
未だに妊産婦のタライ回しは、医者のせいだと行政やマスコミは言う。
司法も、正しいと思われる医療を必死でやっても、結果が悪いだけで犯罪者である。
薬は致死量を超えればなんでも劇薬だが、キシロカインを金庫に入れてないと病院が数億円払わされる。病院は大きな金庫をかって、医療スタッフにイチイチカギをあけさせて投薬すべき!?ならその、労力やコストを更に負担するのは病院自前?
ただの水でさえ致死量を超えれば劇薬である。
医師会トップは未だに役人の言いなりになって、漁官や栄誉の為に動く。
妊産婦たらい回しの対策は、地域連携だと。医療機関の事務仕事やコストを増やすだけで更なる逆効果になる可能性もある。
基本的に、急患を断らせない!?一般人は、致死的な患者が3人同時に運ばれてきた状況がわかってのか?
「信なくば民立たず」
と、言う。
財政難で仕方ないのかなと耐えてきた医師達も、もう充分耐えた。
過労死さえぞんざいに扱われ、怒りの極致に達しつつある。
高級官僚や政治家の収賄など知ると、
「信じる者はバカを見る」
と、言う気さえする。
絶望的な状況である。人件費やコストやベット数削減で実は助かるべき患者も救えなくなってきている。
有権者のみなさんは、この辺で、もう1度、医療・介護について振り返って考えて欲しい。
病気や年をとって心細くなったとき、病院が助けてはくれませんでしたか?
病気や年をとって心細くなったとき、どんな医療を受けたいですか?
病院なんて必要ないと思う人はどうぞ、くすりの量販店にでも行ってください。
もし、そんな人ばかりなら、日本医療が一旦崩壊し、地獄を見るまで、医者も過労で死んでまで働く事はないので、堂々と労組を組織し、9時から5時、土日休み、当直無し、自宅へ呼び出しなし・・・で、余暇にゼネストでもしたほうが医療再建には良いかもしれない。
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