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http://ts.way-nifty.com/makura/2007/11/post_d492.html から転載。
2007.11.20
投資家の判断を仰ぐ らしい。
財務相の諮問機関である財政制度等審議会が来年度の予算編成に関する建議(意見書)をまとめ、今、話題の額賀福志郎財務相に提出。
この建議の主な内容は、
社会保障や地方予算に対しては「一層の削減努力」を要求。
また「国民共通の課題として」「消費税を含む抜本的な税制改革を実現させる」ことを掲げています。
いいですか。
もう一度。
国民共通の課題として消費税を含む抜本的な税制改革を実現させることです。
国民共通の課題だそうです、、、
その理由は以下のとおりだそうです。
経済財政諮問会議は10月に、2011年までの短期の試算に加え、GDP(国内総生産)比の債務残高を増やさないことを目標にした25年までの長期試算を示しました。
それには、その間は軍事費も公共事業費もどんどん増えるというもので、25年には最大で31兆円の増税が必要だということ。
それを受けて、
建議はさらに25年先の2050年まで試算を延ばし、07年に30兆円の収支改善が必要で、何もしなければ50年の債務残高は2000兆円を超えるというもの。
これによると50年時点でGDP比の債務残高を今年度末の半分以下の60%に圧縮する設定や、33年から55年の名目成長率をわずか1%と想定するなど税収を低迷させる前提。
また地方財政について建議は、地方法人二税(法人事業税と法人住民税)を「共同財源」として再配分し、都市と地方の税収格差を是正するとしています。地方法人二税には大きな税収格差がありますが、地方税は地方自治体の歳入の37%にすぎません。
ますます地方格差が広がるのでしょうか???
それにしても驚いたのは、財政審の試算をまとめた富田俊基部会長代理(中央大教授)の弁。
記者会見で「何もしなければ、この国の余命は何年か」と聞かれ、「投資家が判断することだ」と答えました。
いいですか。
もう一度。
「投資家が判断することだ」そうです。この国の余命は。
おいおい、では富田さん。
貴方のお仕事は一体なんですか???
この国の財政の行く末を保障していくのが貴方のお仕事。
消費税を上げなければ、この国余命は投資家に判断してもらうしかない、、、そうなぁ。
で、
消費税を上げれば、この国の庶民の余命は何年なのですか?
富田さん???
富田さんご自身が認めているように、累積債務の大きさが財政破たんに直結するわけではないのです。
日本の国債は主に日銀や郵政、銀行や保険会社が保有し国内でまかなわれており、国債市場は安定しています。
ここで投資家を出すなんて、、、
それも投資家に判断を仰ぐしかないなんて、、、
ちょいと恥ずかしいことではありませんか???
財政審ともあろうところが。
尤も、財政審の偉いセンセでなく庶民の方が、
この国を守る術を知っています。
軍事費と大企業・大資産家の優遇を削り、庶民への負担を軽くすることこそが、
自も他も生き延びる道だということを知っています、、、
私の判断を聞いてください、、、財政審様。
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