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http://blog.so-net.ne.jp/igajin/2007-11-18 から転載。
11月18日(日) 「記憶」がなくても「記録」はあるはずだ [国会]
東京に木枯らし1号が吹いたそうですが、八柱霊園は暖かく、お坊さんは「お暑いところお出でいただき」とあいさつしていました。義父の7回忌の法要があったからです。
昨日の夜、名古屋への出張から帰ってきました。と言っても、木曽福島からのハイウェイ・バスでの帰宅です。
一昨日、名古屋から中央線に乗って釜戸温泉「水月館」に泊まり、翌日、木曽福島に立ち寄って木曽義仲のお墓を訪れました。名古屋で泊まったホテルアソシア名古屋ターミナルや労働資料協の仲間と共に訪問した産業技術記念館(トヨタテクノミュージアム)と、「フーテンの寅さん」の映画にでも出てきそうな鄙びた旅館や古い江戸時代・昭和時代の町並みが残る宿場町とは好対象でした。
いずれも、今日の日本の断面です。社会の先端と基層とでも申しましょうか。
ところで、注目していた参院での守屋さんでの証人喚問です。久間さんと額賀さんの2人の元防衛庁長官の名前が出ました。
この2人については、以前から噂がありました。私から見ても、意外というわけではありません。
出るべき人の名前が、やっと出てきたということになります。政治家だけでなく、防衛省の官僚や防衛関係者の名前も出てきたりして、さらに新たな展開がありそうです。
名指しされた久間さんと額賀さんは、例によって「記憶がない」などと答えています。このように回答していること自体が、すでにこの2人のいかがわしさを示しているといって良いでしょう。
「記憶」がなくても、「記録」はあるはずです。当時の手帳をひっくり返してみれば、そのころ、どのような会合に出ていたかは一目瞭然でしょう。
スケジュールを管理している秘書に聞けば、たちどころに分かるはずです。サラリーマンだって、会合の日時くらいは手帳に書いてあるのが普通ですから……。
それに、守屋さんや宮崎さんが「同席していた」という会合には、ほかにも参加者がいます。この2人の言うことが正しいのか、すっとぼけている久間さんや額賀さんが正しいのか、同席していた他の出席者には明々白々のはずです。
完全に否定している額賀さんはアブナイのではないでしょうか。いずれ事実が明らかになれば、そのクビは飛ぶでしょう。
かつて、唯一可決された問責決議で防衛庁長官を辞任させられた額賀さんは、またもや問責決議の可決によって財務相の地位を失うかもしれません。少なくとも、この問題で追及され、予算編成が遅れるというようなことになれば、詰め腹を切らされる可能性が出てきます。
久間さんは山田洋行との関係が深いとされています。その背後には、日米平和・文化交流協会の秋山直紀専務理事という「防衛フィクサー」の存在もありました。
新テロ特措法の審議どころではなくなりそうです。そんなときに、福田首相は訪米してブッシュ米大統領に早期の給油再開を約束してしまいました。
いよいよ、福田さんは「地雷原」に足を踏み入れようとしています。すでに、小さな爆発が始まっているというのに……。
そう言えば、今日、また一つ、小さな地雷が爆発したようです。福田政権が発足してから初の大型選挙として注目されていた大阪市長選で、自民党と公明党が推薦した現職の関淳一候補が落選し、民主党と国民新党が推薦した元毎日放送アナウンサーの平松邦夫候補が当選しました。
このような小爆発は、今後も続くでしょう。それはいずれ、解散・総選挙という大爆発を引き起こすのではないでしょうか。
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