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「久間、額賀以外にも政治家が同席していた?
僕は昨日の守屋前防衛次官への二回目の喚問を見ていないので何とも言えないが、ついに久間、額賀という政治家の具体的な名前が飛び出してきたようだが、あまり喜ぶのは早すぎるように思われる。久間、額賀が同席したかもしれないが、いずれの宴席も、普通の単なる宴席だった可能性が高く、そうなれば、別に問題はないわけで、守屋前次官や宮崎元専務らと宴席を共にした政治家なんて他にもいくらでもいるはずだからだ。現に、守屋前次官は、他にも政治家が同席していたと証言しているようである。しかしそれにしても、久間、額賀の名前を出した意味は大きい。これからマスコミや国民の目は、この二人の「元防衛大臣」に集中することになるわけで、この二人の政治家の政治生命はこれで終わったと見ていいだろう。
しかし、不思議なのは、またしても、名指しされた政治家が、特に額賀のことだが、旧田中派、旧経世会であることである。それに対して、何故、小泉や飯島の名前が出てこないのか。守屋が次官を勤めていた5年間は、ほぼ小泉政権の5年間と重なっているではないか。守屋の政界人脈の中心は久間、額賀ではないだろう。僕は、守屋が、政治家の名前として苦し紛れに、久間、額賀の名前を出した背景には、「司法取引」のようなものが隠されていると考える。本当の黒幕は、久間、額賀ではない。彼らは当て馬にすぎない。つまりスケープ・ゴートにすぎない。久間、額賀をスケープゴートにして、生き延びようと画策している本当のワルは誰か? 民主党よ、そこまで切り込んでいけ。「久間、額賀逮捕」での幕引きを許してはならない。
「2007/11/15-20:50 時事通信-久間氏と4人で料亭=額賀氏は米国防総省OB囲む−守屋前次官が喚問で証言・参院
防衛省の守屋武昌前事務次官(63)は15日午後、参院外交防衛委員会の証人喚問で、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=との宴席に同席した防衛庁長官経験者として、久間章生元防衛相、額賀福志郎財務相の2人の名を挙げ、いずれも「料亭で4人」「米国防総省OBを囲んだ」などと詳細を証言した。
守屋前次官は先月の衆院の喚問で、宮崎容疑者との宴席に長官経験者を含む複数の政治家が同席したとしつつ、実名は公表しなかった。
この日は「記憶が間違っているかもしれない」と断った上で、2人の名前を明かした。
証言によると、久間氏が参加した宴席は2、3年前、東京・六本木の料亭で開かれた。知人で日米平和・文化交流協会専務理事の秋山直紀氏から「(久間氏と)飲むから来ないか」と言われ、出向いた。あと一人は宮崎容疑者だったという。
代金を支払った人物、話の内容は「覚えていない」とし、同容疑者による接待だったかどうかは明言しなかった。
額賀氏については、元米国防総省日本部長のジム・アワー氏が来日した際、東京・神田の料亭で囲む会が開かれ、「自分の後に、宮崎容疑者が来た。それから額賀氏が来て最初に帰った」「ほかの政治家もいたと思う」とした。時期は「一昨年ぐらい」と述べた。
証言を受け、民主党は久間、額賀両氏の国会招致を求める考えを表明した。 」
「「久間先生と額賀大臣」守屋氏証人喚問で接待宴席に同席者を証言
2007.11.15 14:16 産経新聞
「久間先生と額賀大臣」。業務上横領などの容疑で逮捕された防衛専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)による過剰接待問題にからみ、参院外交防衛委員会は15日午後、守屋武昌前防衛事務次官(63)の証人喚問を行い、守屋氏は宮崎容疑者から接待を受けた宴席に出席した政治家2人の名前をあげた。浅尾慶一郎委員の質問に答えた。
同委員会は10月29日の衆院テロ対策特別委員会に続き、敵のミサイルなどを攪乱させる「チャフ・フレア・ディスペンサー」の水増し請求問題など、宮崎容疑者との癒着などについて厳しく追及。守屋氏は「そういう記憶はない」などと改めて宮崎容疑者側への便宜供与を否定した。
北沢俊美委員長が、水増し請求による税金の無駄遣いや天下りによる癒着構造、談合の3点について認識を聞いた。守屋氏は「防衛省において問題になっている事案。国民の皆様ご迷惑をかけた。私が関与することはあってはならない」と語った。
また、装備審査会議ので、航空自衛隊の次期輸送機(CX)のエンジン輸入をめぐり、山田洋行がゼネラル・エレクトリック(GE)の代理店だと知らなかったとの証言について、「装備審査会議において議長をしたのは事実。そのような記憶は一切ない」と改めて否定した。
宮崎容疑者との宴席に出席した政治家の名前については「確認できないので、軽々と名前を言えない」と繰り返したが、浅尾委員が「包み隠さずと言ったが、宣誓と異なるのではないか」と問いただしたところ、「久間(章生)先生と額賀(福志郎)大臣」と観念したように答えた。
一方、「ゴルフ代として1万円を(宮崎容疑者に)払った」との証言については、この日午前に行われた山田洋行の米津佳彦社長(60)が参考人招致で「(山田洋行に)入金されていなかった」と答えていた。」」
ところで産経新聞といえば、下記のような話もあるようです。
「防衛省広報誌「マモル」は扶桑社発行・・・。
防衛省には「セキュタリアン」とかいう広報誌があったが、それが随意契約問題などの不祥事で廃刊になり、それに代わって今年一月、「マモル(mamor)」とかいう広報誌が創刊されている。発行元は、扶桑社である。言うまでもなくフジ・サンケイグループの出版社である。この「マモル」という防衛省広報誌にも、守屋は深く関わっているらしい。そもそも「マモル」という雑誌名が、守屋の「守る」から取っているというから笑わせる。週刊文春今週号が、以下のような記事を掲載している。
「守屋が名付けた防衛省広報誌マモル(週刊文春)
「“防衛省の天皇”として四年以上の長きにわたって防衛省に君臨した守屋武晶前時間の影響力は防衛政策や幹部人事に止まらず、広報誌の契約にまで及んでいました。防衛省が編集協力している広報誌『MAMOR(マモル)』の雑誌名は、実は守屋前事務次官の“守”から付けられたというのは、省内では有名な話です」(防衛省関係者)
今年一月に創刊された『マモル』は、巻頭グラビアにアイドルの夏川純を起用するなど、斬新な誌面作りで省内でも話題になったという。
「もともとは防衛省所管の財団法人『防衛弘済会』が発行していた『セキュリタリアン』という広報誌があったのですが、昨年一月の防衛施設庁官製談合事件により、公益法人との随意契約についての見直しが行われたのです。防衛省から多数の天下りを受け入れている『防衛弘済会』は、自衛体内の売店の運営や出版などを行っており、広報誌もほぼ防衛省の買い取りであったため、昨年七月に企画競争に切り替わりました」(同前)
コンペには防衛弘済会、扶桑社を含む三社が参加、結果的に扶桑社が採用されたという。全国紙社会部記者が語る。
「このコンペには、かねてから『防衛弘済会』外しを考えていた守屋氏の意向が働いたと言われています。そもそも『セキュリタリアン』の路線を敷いたのは、守屋氏と沖縄の普天間飛行場のキャンプ・シュワブ移転問題で対立した元那覇防衛施設局長の西正典氏でした。西氏は地元の頭越しに強引に沿岸案で決着を図ろうとする守屋氏に対し、地元の意向を汲もうとして昨年一月に更迭されており、その因縁が尾を引いている面があるのです」
人事権を掌握し、恐怖政治を敷いてきた守屋氏にとって、防衛省の“顔”とも言える広報誌には人知れずこだわりもあったようだ。
「新雑誌の名前は、候補リストの中から守屋氏自身が“マモル”を選んだとされています。企画競争を経て創刊された『マモル』でしたが、現在も二万部のうち約一万二千部は防衛省が買い取っており、予算規模も前の雑誌と変わっていない。単に発行元が変わっただけで、何のためのコンペだったのか」(前出、防衛省関係者)……」」
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071116
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