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「海自給油量隠蔽疑惑 守屋も石破もグルだった!
小沢騒動でスッタモンダしていた今月7日、衆院テロ特別委で防衛庁(当時)の元防衛課長、寺岡正善氏(51)の参考人招致が行われた。海自の給油を巡り、80万ガロンを20万ガロンに偽った当時の担当課長だ。参考人招致は秘密会で、自民党は議事録の公表も拒んでいたが、全容が割れた。案の定、守屋も石破も“グル”だった疑惑が急浮上だ。
海自の「ときわ」が2003年2月に行った給油量が国会で問題になったのは同年5月8日のこと。統幕議長が会見で20万ガロンであることを明らかにし、記者が「おかしいのではないか」と騒いだのがキッカケだ。この数字をブリーフィングしたのが寺岡氏。その後、寺岡氏は20万ガロンではなく80万ガロンだったことに気づくが、石破防衛庁長官(当時)や福田官房長官(同)は20万ガロンだとして、答弁を続ける。
防衛省は「(寺岡氏が)上司へ報告もせず、訂正もしなかったからだ」として、全責任を寺岡氏におっかぶせようとしているが、防衛省という組織上、ありえない話だ。寺岡氏はこう答えた。
「防衛庁記者クラブでざわざわと数字に疑問が起こりまして、その後、主要幹部と、今後どういうふうに対応していこうかと話し合った」
「話し合いをした方は防衛局長、官房長、次官、長官もいらっしゃったと思います」
当時の防衛局長はタカリ大魔王の守屋だ。長官は石破である。
「20万ガロンではおかしいのではないか」という会合に、みーんな出ていたことになる。
寺岡氏は「(記者会見が行われた)5月8日のときは80万という数字はどこにもなくて20万がすべて真実だった」と石破や守屋をかばったが、だったら、なぜ、次官や長官までが集まるのか。しかも、以下のように寺岡氏の答弁は、支離滅裂になっていくのだ。
「(80万ガロンだと知ったのは)9日の朝、新聞を見た海幕の燃料担当者が、これが違うと報告に来たというふうに思います」
――すぐに統幕議長に行ったのか。
「直ちに報告には行っていません」
――大変だという認識は?
「認識しました」
――そういう場合ふつうはどうする?
「直ちに報告する、そういうアクションになります」
――なぜ報告しなかった?
「海幕の系統で上がっているものと認識しておりました」
――記者に突っ込まれてすぐ調べたんじゃないか?
「多分そういうことをしたんだろうなとは思いますが記憶はありません」
――本当にあなただけの責任でみんなが知らなかったと思うのか?
「防衛省の誰が承知しているかという全体についてはわかりません」
もうグニャグニャではないか。
質問者のひとり、民主党の山口壮議員は「当時の海幕議長と寺岡氏は非常に親しく世話になっている。自分のブリーフィングで誤った数字を言わせたのだから、すぐに報告に行くはずだ」と言う。
もうひとりの質問者、社民党の保坂展人議員はこう言った。
「防衛記者クラブの会見が紛糾して、幹部が集まること自体が異例です。参考人招致で寺岡氏は海幕からの情報ルートの存在を示唆した。自分ひとりの責任にされていることに反発していると感じました。参院でもう一度、話を聞かなければなりません」
福田、石破コンビのウソがバレれば、この政権はアウトだ。
その日は意外と近いかもしれない。」
http://news.livedoor.com/article/detail/3385757/
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