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自民党がいつものように内部抗争やってるということの反映でしょうが、もっと徹底的に抗争やって欲しいです。
----勤務医 開業つれづれ日記 から転載-------------------------------------
http://ameblo.jp/med/entry-10059455705.html
「混合診療解禁要求は儲け優先」西島議員が異議 オリックスは国民に100兆円の負担要求
テーマ:医療崩壊
珍しく自民党議員からも
厳しいクレーム。
>「(規制改革会議での)議論は困っている患者を救済するためのものではなく、
>いかに儲かるというものでしかないのではないか」と、混合診療解禁に強く抗議した。
>宮内義彦座長(オリックス社長)が
>「医療産業というのは100兆円になる。どうして医師会の先生方は反対するのか」
…
>「100兆円は一体誰が出すのか。それは国民が出さざるをえない。そういう議論の延長で混合診療の議論が行われている」
こんな人たちが
国の医療行政に口を出して、
方向性を決めている、
しかも彼らは国民から選ばれたわけでもなく
単なる大企業の”利益代表者”が
国の行く末に口出しをしているという状態です。
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「混合診療解禁要求は儲け優先」西島議員が異議
更新:2007/12/07 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/13445.html;jsessionid=BACE0F37D301BE3DAE3BF0C8CF99257A
内閣府の「規制改革会議」が混合診療全面解禁を年末の答申に盛り込む方針を打ち出していることに対して、自由民主党の西島英利参議院議員は12月6日の参院厚生労働委員会で、「(規制改革会議での)議論は困っている患者を救済するためのものではなく、いかに儲かるというものでしかないのではないか」と、混合診療解禁に強く抗議した。
今年11月、腎臓がんの治療を受けた患者が「保険適用外の治療を受けたことで、保険適用対象となるインターフェロン治療も自己負担とされたのは不当」などとして起こした裁判で、東京地裁は「混合診療を禁止する法的な根拠はない」とする判決を下した。
これを受けて混合診療解禁に関する議論が白熱。必要な規制の在り方を検討する内閣府の規制改革会議は、年末の答申に混合診療全面解禁を盛り込む構えを見せている。
日本医師会の常任理事を務めた経験のある西島議員は、規制改革会議の前身の規制改革・民間開放推進会議と厚生労働省が2004年に対立しながらも、例外的に混合診療を認める医療機関と医療技術を拡大することで合意したことに触れ、「現在新しく整理された下で、実績を積み上げているところなのに、一つの判決をもって全面解禁をまた主張し出したことに疑問を感じている」という異議を示した。その上で、規制改革会議が混合診療の全面解禁を主張する理由をただした。
まず、西島議員は、規制改革会議の事務局になっている規制改革推進室の委員構成について「金融・保険業界からの人員が多い」と指摘。民間で医療保険や介護保険を扱う「第三分野保険」が01年の解禁以降、「空前の実績を上げた」と述べ、「ここ(規制改革会議)での議論は困っている患者を救済するためのものではなく、いかに儲かるというものでしかないのではないか」と語気を強めた。
また、西島議員は、日本医師会の常任理事時代、規制改革・民間開放推進会議の前進である総合規制改革会議にヒアリングに呼ばれ、会議後の記者会見で宮内義彦座長(オリックス社長)が「医療産業というのは100兆円になる。どうして医師会の先生方は反対するのか」と発言したことを紹介。西島議員はそれに対し、「100兆円は一体誰が出すのか。それは国民が出さざるをえない。そういう議論の延長で混合診療の議論が行われている」と主張した。
それに加え、昨年発覚した第三分野保険における不適切な支払いの実態に触れ、「(販売している保険会社は)混合診療の全面解禁という流れの中で、自己負担が増えますから、将来の安心のためにどうぞお買い下さいと国民の不安を煽(あお)っておいて、一方では支払いの段階になると様々な理由をつけて支払わなかった。これが実態」と批判。規制改革会議が混合診療解禁を求めていることに対して「一つの判決が本当に関係しているのか」と疑問を投げかけた。
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こんな状態で
混合診療が解禁されたら、
「混合診療はお金がかかります。保険は大事だね」と
CMをばんばん流して、
保険会社だけはウハウハで、
医療関係者と患者さんは
「必要な医療の一部(あるいは全部)は自由診療部分になります。
やらないと死にますが、どうします?」
といった、ひどい医療環境になることでしょう。
コメント
■無題
医師出身議員は党に関係なく支援していかねばならないようだな、大尉。
いや、愉快なことではないが、プレッシャーを感じる若干の例外もあるのでね。
西島英利 参議院議員(東京都)
http://www.nishijimahidetoshi.net/
<参議院>
厚生労働委員会 委員
決算委員会 委員
政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 理事
<自由民主党>
自由民主党国会対策副委員長
<経歴>
昭和52年 日本医科大学医学部卒業
昭和59年 医療法人小倉蒲生病院・小倉南看護専門学校 理事長
昭和60年 久留米大学医学部神経精神医学講座 非常勤講師
平成2年 北九州市小倉医師会理事
平成6年 北九州市医師会理事
平成10年 日本医師会常任理事
平成11年 厚生省公衆衛生審議会委員
平成16年 7月 参議院議員初当選
百式 2007-12-10 10:13:08 [コメント記入欄を表示]
■混合診療と言えば
例の清郷伸人氏(http://www.kongoshinryo.net/)
が混合診療訴訟に勝訴したというニュースを、
「生命保険ニュース」(http://www.41fp.com/wp/?p=1220)
が報じているのを見つけました。
業界にとっては期待の旗手というところでしょうか。
産婦人科医の夫 2007-12-10 11:34:54 [コメント記入欄を表示]
■無題
例外というのは、東大医学部出身議員のことかね。
むろんそれもあるが、喜び勇んで推した医師議員が人権擁護法案賛成派ということも起こりうるのでね。若さゆえの過ちを認めたくないものだが、ブログに書き込んだだけで取調べということも起こりうるのではね。えーい、情けない。
百式 2007-12-10 12:05:23 [コメント記入欄を表示]
■そこが違う
「医療産業というのは100兆円になる。どうして医師会の先生方は反対するのか」
そこが、金儲けのことしか頭にない「下郎」と国民の健康を担ってきたという自負を持つ「医師」との違いですね。
どちらが国民のためになることをしているのか、そろそろ国民も気がつくのでは?
国民に「高利貸し」をかまして荒稼ぎしている人に政策を決められるのと、足蹴にしても自分の命を助けようとしてくれる人に日本の政策を決められるのと、どちらがいいですか?
ちなみに「金儲けをしている」と定義されている開業医の平均年間利益は2500万、宮内さんは年収10億円以上です。
しかも医師は福祉を行い、宮内は高利貸し。あげくに、国民の負担を増やして儲かるようになるのに、何で反対するの?なんて平気で言う人です。
どちらがよりマスコミに叩かれるべきなのでしょう。
Seisan 2007-12-10 12:48:08
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