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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007120802070584.html
2007年12月8日 朝刊
「平和」に関する優れた作品を発表したり、「市民との協同」に業績を残したジャーナリストを顕彰する「平和・協同ジャーナリスト基金」(PCJF)の第13回基金賞(大賞)に7日、本紙に連載中の企画「新防人考−変ぼうする自衛隊」(代表・半田滋編集委員)が選ばれた。同賞は趣旨に賛同する市民の寄付によって運営されている。
本紙連載「記憶 戦後60年−新聞記者が受け継ぐ戦争」を1冊にまとめた「あの戦争を伝えたい」(東京新聞社会部編、岩波書店刊)が昨年の奨励賞を受けたのに続き、2年連続の受賞となった。
「新防人考」は今年1月、防衛庁が省に格上げされたのに合わせて連載を始めた。これまで「第一部 イラク派遣の実像」「第二部 続・イラク派遣の実像」「第三部 海を越える新任務」「第四部 文民統制の真相」を掲載。昨年末の法改正で本来任務に格上げされた自衛隊の海外活動の実態や、文民統制“不在”のまま独走する隊の姿を描いてきた。
選考では、隊員らの証言を交えた現場での丹念な取材や、米国と協調して海外活動を広げる自衛隊の危うい現状を的確に伝えたことなどが評価された。最終章となる第五部は、今月中旬に掲載の予定。
他の受賞作は次の通り。
奨励賞「満州移民 飯田下伊那からのメッセージ」(飯田市歴史研究所)、「沖縄県ハンセン病証言集」(同証言集編集総務局)、「世界を不幸にする原爆カード」(金子敦郎大阪国際大名誉教授)、「ドイツは過去とどう向き合ってきたか」(フリージャーナリスト・熊谷徹氏)、「ネットカフェ難民」(日本テレビ放送網)、記録作家林えいだい氏の長年にわたる執筆活動▽荒井なみ子賞「ためされた地方自治 原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年」(ライター・山秋真氏)
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新防人考 変ぼうする自衛隊一覧
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/sakimori/
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