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http://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=12810より転載
薬害肝炎問題に絡み、血液製剤フィブリノゲンの投与を受けた患者がC型肝炎を発症している事実をつかんでおきながら、旧厚生省の天下り官僚と現職の官僚が口裏を合わせて揉(も)み消し≠図っていたことが、11月1日に開かれた参議院厚生労働委員会で明らかになった。この事実を突き付けられた舛添要一大臣は「厚生労働省をきちんとした省にする」などと、苦しい答弁を余儀なくされた。
日本共産党の小池晃議員の質問に答えた。
天下り官僚と現職官僚は、1987年4月に青森県でC型肝炎が集団発生した直後の4月21日、旧ミドリ十字(現田辺三菱製薬)と旧厚生省薬務局で打ち合わせを行った。この際、同省側は、会社からは(肝炎発症の事実を)積極的には話をしない。やむを得ず公表する時は出来るだけ早く同省に連絡する▽フィブリノゲン関係の窓口は必ず1人に絞る▽報道関係者・医療従事者・患者等は相手から何かを引き出そうとしているので、特に注意を払う−ことを指示。これに会社側が同意していた。
この打ち合わせに、旧ミドリ十字から出席していたのは、今村泰一・東京支社長。今村氏は、旧厚生省薬務局企画課長補佐を経て国立衛生試験所総務部長を務めた後に旧ミドリ十字に天下りし、東京支社長に就任。4月21日の同省との打ち合わせ文書も作成していた。
今村氏は旧厚生省時代、薬害エイズ問題にかかわった松下廉蔵・薬務局長に仕えた。松下氏は、旧厚生省と旧ミドリ十字が同意した当時、旧ミドリ十字の社長だった。
こうした構図について、小池議員は「製薬会社に天下りした官僚と当時の現職官僚が、(C型肝炎発症の事実を)外に出すのをやめようじゃないかと打ち合わせている。これは、当時の厚生省と製薬会社の犯罪じゃないか? 事実をひた隠しにし、口裏を合わせて揉み消しを図った」と厳しく追及。これに対し、舛添大臣は「国民の目線に立って、国民の常識から考えれば、そういう疑義を小池議員と共有する」と答えた。
さらに、小池議員が「(この問題は)薬害エイズ事件と同じ癒着の構造だ。多くの人が命を落としており、徹底的に解明すべきだ」とただすと、舛添大臣は「問題の背景も含め、きちんと解明する。厚生労働省をきちんとした省にし、国民の命を守る役所にしたいという思いだ」と述べた。
http://gikou89.cocolog-nifty.com/
企業犯罪を隠そうとする用心棒、厚生労働省。このようなことが、労働行政に多く見られる。私もこのような行為にあい、いまだに派遣先からの事故不正に悩ませれている。患者、労災被害者を苦しめる組織ということです。
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