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鳩山法相、ご自分の立場をお判りになっていますか？
10月30日13時8分配信 ツカサネット新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000014-tsuka-pol
鳩山邦夫法相が29日、日本外国特派員協会での会見で「わたしの友人の友人がアルカイダだ。会ったことはないが、2、3年前は何度も日本に来ていたようだ」と語った。後に釈明で「友人の話の真偽は確認していない」と語ったそうだが、ちょっと待ってください。
日本の政治家の友人の友人が“国際テロ組織”の人間だったとしたら、それこそ大問題です。しかし、その誤解を解くために、“友人の話の真偽は判らない”と言ったところで、すんなり話が流れていくとでもお思いでしょうか？
政治家が関係性はどうであれ、知人から“テロに関与する人間の動向”について見聞きする機会があったとすれば、その「真偽」については十分に聞き取る責任があるのではないでしょうか？ 万が一「真」であった場合、その人物は何らかの行動を世界のどこかで行う可能性があるわけです。日本に直接的な脅威でなくとも、しかるべき対処が必要なはずです。それでなくとも「2、3年前は何度も日本に来ていたようだ」ということを聞いている以上、それでも「真偽は確認していない」のであれば、あなたはこの国の国民を代表する政治家としての役割を果たしたと言えるのでしょうか？
死刑執行の際の法相の署名についても、（署名なしに）“自動的に執行ができないか”などと発言をされたこともありました。一体あなたは何のために「政治家」をされているのでしょうか？ この国の方向性を決める国民の代表たる人物として、熟慮した上での発言をしていただきたいと思います。内閣が変わるごとに要人の“失言”が登場する今の政治レベルの低さに少々うんざり気味です。
(記者：飯塚 貴)
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