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(回答先: 防衛利権に絡む最大の黒幕はコイズミか?(kojitakenの日記) 投稿者 gataro 日時 2007 年 11 月 01 日 07:26:09)
「久間・山崎・額賀・飯島、そしてコイズミ氏 守屋氏のお仲間?
昨日のエントリー「友人の友人はアルカイダ 鳩山法相」でお伝えしました鳩山法相の外国特派員協会でのスピーチですが、このとき、死刑廃止についても見解を語っていたようです。それについては同エントリーに追記しました。
さて、29日の証人喚問の裏で、戦々恐々の人たちがかなりいました、と「東京脱力新聞」http://www.uesugitakashi.com/ で上杉隆さんが伝えています。
久間章生元防衛大臣、山崎拓元自民党幹事長、飯島勲元首相秘書官、額賀福志郎財務大臣の4人だそうです。
久間・山崎・額賀の3氏は聞いていましたが、飯島氏までお仲間だったの?
そういえば、守屋、飯島のお二人は、なんだか風貌が似ていますし、旧知の間柄だったようです。もちろん、飯島氏が関わっているということは、コイズミ純一郎氏にも繋がっていくのだろうなあ、と思っていますが。
で、久間・山崎・額賀・飯島の4氏は、米軍再編問題を調べていくと、いろいろとゾロゾロ出てくる顔ぶれです。
2004年の参院選直後の7月、サンフランシスコで米軍再編についての日米協議が行われました。
ここで世界的な米軍再編の一環として従来から提案されていた米陸軍第一軍団司令部野キャンプ座間移転、第五空軍司令部のグアム移転、普天間飛行場の移設等について、日本側の決断を待ってしびれを切らした米国側が詳細なスケジュールを日本側に突きつけてきます。
それまで方向性を示さず、さらに政権に対するマイナスイメージを嫌って基地再編問題に蓋をしてきたコイズミ政権は慌てますが、一応自民党が10月に日米安保・基地再編合同調査会を設け、この座長が元防衛庁長官の額賀氏でした。
まあ、このあたりの日米交渉の経緯を読んでいると、“政権担当能力”を力説する自民党だけれど、もともとこの党にはそんな能力はなかったのではないか、という思いを強くします。
米軍再編問題に政府をあげて取り組め、とコイズミ首相(当時)に働きがけたのが守屋事務次官(当時)で、官房副長官の反対にあって橋渡しを頼まれたのが飯島秘書官。
日本の安全保障と合致するように積極的に米国に提案しよう、と首相に進言して防衛庁(当時)の意向を汲んだ動きを見せたのが、山崎氏(←守屋氏と太いパイプを持つ、と上杉さんは言われてます)。
この年の9月、守屋事務次官の進言を黙って聞いていたコイズミ首相は、「いい話じゃないか。やろうじゃないか」と応じたそうですが、“いい話”というのはもしかしたら“美味しい話し”だったのかもしれませんね。
その年が開けた2005年の2月、ワシントンの2プラス2で、日米の共通戦略目標が合意され、在日米軍再編等の協議加速が確認されます。
で、この時要注意国として名指しされたのが「中国」です。日米の安保関係文書に初めてその国名が明記されたのもこの時といいます。
こうして「東アジア共同体構想」を強く牽制する米国と連携を深め、アジア太平洋地域の「不測の事態に備える能力の維持」を建前に軍備増強と米軍再編計画が進んでいくことになります。
この時、裏では利権の分捕り合いが画策されていたのでしょうね。
想い出すのが、3月の森田実さんの徳山講演で聞いてきた米軍再編に伴う日本側出費のおかしさです。1例が米軍住居の建設。1基何億とかの戦闘機エンジンの話しだけではないのでしょう。
一戸あたり72万ドル8640万円の住宅を8,000戸、日本側の負担でグァムに建設するというものですが、米国国内でこの住宅建設の入札を行うと、1戸あたり17万ドルですむそうです。
差額の55万ドルはどこへ行ってしまうのでしょうか。それとも、もう行ってしまったのでしょうか?
55×8000=440000万 つまり8,000戸分で44億ドル
1ドル114.42円で換算すると、5,034億4,800万円 !!
ううう、すごい!
国民には増税を課して負担をふやし、米国には大盤ふるまいの怪の陰にはどんな妖怪が住みついているのでしょうか。
日米双方とも、政治屋さん達のお腹、というか財布は、ザルか底なしなのか。」
http://pokoapokotom.blog79.fc2.com/blog-entry-479.html
「追記部分
*追記:
問題の発言があった鳩山法相の外国特派員協会のスピーチでは、死刑廃止についての発言もあったようです。詳しくは「死刑廃止は日本人になじまず――鳩山法相」をご覧いただくとして、主な発言を記します。
「日本人は縄文時代から自然と共生し、命を大事にするという非常にウェットな文明を育んできた。平和を愛し、人命を尊び、人の命を奪うという行為を絶対に 許さない。『そういう行為には応報が伴う、人の命を奪えば自分の命が奪われても仕方がない』という考え方が日本人の中にはあるんです」
「人を何人も殺した人間が死刑執行されずに生きているというのは、あまりにドライな考え方で、日本人には理解できないんじゃないでしょうか」
「再審や恩赦を検討する上で、執行まで半年という期間が短すぎるというのであれば、刑法を改正して、その期間を1年、2年とすることも1つの方法としてあると思う」
「冤罪は絶対ないようにしなければならない。死刑を執行する場合は、非常に慎重な手続きというか、判断がある。起訴前の取り調べや調書、1審2審の過程をす べて見直して、万が一にも(間違えて)執行してしまった、しまったということがないようにしなけれならない。私も厳しく指導していく」
「「再審という道はあるし、裁判が間違っていた、証拠が間違っていた場合は検察側から非常上告という方法で裁判をやり直す方法がある。あまり心配はないと思う」
うーーん、あまりにドライな考え方とか、私も厳しく指導していくとか言われても、ご自身に対しては至って甘い言動をドライに割り切る姿を見ると、まったく説得力なし。
「あまりにドライな考え方で、日本人には理解できないんじゃないか」、あるいは「あまり心配はないと思う」という発言を聞くと、日本は特別だ、よその国とは違う、といった日本特殊論でことを決してしまう危うさを感じます。
おそらくこれは、鳩山邦夫という存在であるわたくしは、他の人間とは違う、特別な人間である、という自意識の表れのひとつでもあるのでしょう。
一人ひとりがかけがえのない存在である、世界にひとつしかない花である、というアイデンティティと関わる問題とはまったく異なる次元の話しで、一種の特権的存在に裏打ちされた臭さを感じます。」
http://pokoapokotom.blog79.fc2.com/blog-entry-478.html
鳩山氏は、「そういう行為には応報が伴う、人の命を奪えば自分の命が奪われても仕方がない」という事を「日本の非常にウェットな文明」とおっしゃっているようですが、これって要するに「ハムラビ法典」の「目には目を、歯には歯を」と同じで、特に日本固有の考えではないと思うのですが・・・。
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