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突然の党首会談に疑問を抱く(天木直人のブログ 10/30)
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投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 30 日 16:40:56: 2nLReFHhGZ7P6
 

2007年10月30日

  突然の党首会談に疑問を抱く


  本格的な政権交代が起こらない限り政・官・財の癒着はなくならないと考える者にとっては、なんとしてでも小沢民主党に頑張ってもらいたいと思うだろう。私もそう考える一人である。
  しかし小沢民主党を支持する者たちにも幅がある。根っからの民主党支持者や、小沢一郎という政治家に心酔している支持者は小沢民主党を必死で応援するに違いない。今こそ民主党の公認を得て政治家になる絶好のチャンスだと計算する連中や、民主党が政権をとれば裨益する連中なども、そう考えて小沢代表に媚びたりする。
  しかし、自公政権の悪政を変えるためには野党第一党の民主党が勝つしかない、勝つためには小沢一郎党首しかいない、としか考えない私にとっては、小沢代表が突然に福田首相との党首会談に応じた事について疑問を抱かざるを得ない。
  今のメディアは小泉自民党支持から小沢民主党誕生に舵を切ったごとくだ。だから総じて小沢民主党に好意的だ。今回の突然の福田・小沢党首会談の実現についても今のところ批判的な記事は見当たらない。
  しかし、私は、このタイミングで、小沢民主党党首が福田首相の会談要請に応じた事はどう考えてもおかしいと考える。国民に分かりやすいように党首会談は国会で行う、談合はしない、などと格好のいい事を言って安倍首相の要請を突っぱねた小沢党首である。なぜこのタイミングで福田首相の誘いに応じたのか。しかもこれからも更に会談を重ねるという。小沢代表からはその変化の説明は一切ない。しかも党首会談の中身は国民に知らされることはない。
  この事についてまともなコメントをしているメディアや政治解説者が一人もいない中で、10月30日の朝日新聞が、「党首会談は、小沢氏にとっても渡りに船という面もある」と書いた。つまりテロ特措法で強硬姿勢ばかりを貫いていては国民の支持を失う恐れがあるというジレンマが、小沢民主党にもあるのだという。朝日新聞はまた突然の会談決定の背景について、「何か大変な事態が起こっている」(小沢氏周辺)、「大連立があるかもしれない」と、などという関係者の内話を紹介している。
  あれほど対決姿勢を示していた小沢民主党党首が、突如として解散時期や、テロ特措法の落としどころや、ましてや自民党との大連立の話をしたとすれば、国民を愚弄した話だ。そういえばその前日に与謝野馨と小沢一郎との囲碁決戦のパフォーマンスが仰々しく報道されたばかりである。政治生命をかけた緊張ある政局のはずがこんな馴れ合いでいいのか。この思いが私一人の杞憂であることを願うばかりである。


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