★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK43 > 745.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000072-san-pol
民主党の小沢一郎代表が29日、福田康夫首相(自民党総裁)との党首会談を受けいれたことに、民主党内からも「驚いた」との声があがった。安倍晋三前首相が9月12日、テロ特措法についての党首会談を打診した際、小沢氏サイドは「(議題を)詳しく提示してほしい。単なる表敬は今の段階では意味がない」とし、直ちには応じなかった。このため「党首会談を断ったと批判され、(小沢氏の)トラウマになっている」(民主党幹部)といわれる。
民主党の山岡賢次国対委員長は29日夕、大島理森自民党国対委員長からの党首会談申し入れ後の記者会見で小沢氏が会談に応じる理由を「(野党第一党の)トップとして国益を考えているのでお受けすることにした」と説明した。
ただ、福田首相から新テロ対策特別措置法成立に向けた協力要請や国会の会期の延長に関する申し入れがあっても、小沢氏は「粛々とわが党の(反対の)考えを伝えて行動する」(国対幹部)見通しだ。
その一方で、民主党には「首相が今国会での新テロ特措法成立を断念する伏線ではないか」(幹部)との希望的観測も出ている。31日には首相と小沢氏の党首討論の開催も決まっており、直接対決の場はセット済み。そのうえさらに2時間もの会談を求められたことから「何か首相から重大な提起があるかもしれない」(中堅)というわけだ。
ただ民主党側は、党首会談の行方にかかわらず、守屋武昌前防衛事務次官をめぐる「情報の隠蔽(いんぺい)」「給油の不正転用」「業者との金銭問題」を追及していく方針に「変更はない」(幹部)と強調している。
衆院テロ防止特別委員会のこの日の理事会で、民主党は当時の防衛庁幹部ら10人の証人喚問を要求。給油転用問題のキーマンである海幕元防衛課長の参考人招致も強く求めた。また、野党各党は「守屋氏の再喚問が必要」との声を一斉にあげた。
民主党など野党各党は守屋氏が名指しこそ避けたものの、防衛専門商社元幹部から接待を受けた宴席に防衛庁長官経験者が同席していたことを認めたことを重視。「政官業の癒着が明らかになった」(鳩山由紀夫民主党幹事長)と勢いづいている。
また、航空自衛隊の次期輸送機(CX)のエンジン調達をめぐる防衛専門商社「日本ミライズ」への守屋氏の便宜供与の疑惑や、防衛専門商社「山田洋行」による水増し請求問題についても、当時防衛局長だった守屋氏が「便宜供与やもみ消しに加担した可能性がある」(民主党幹部)とみて追及の構えだ。(佐々木美恵)
最終更新:10月30日8時1分
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK43掲示板
フォローアップ: