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リクルート事件有罪の藤波元官房長官死去
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20071029-276004.html
元衆院議員で中曽根内閣の官房長官を務め、リクルート事件で受託収賄罪に問われ有罪判決を受けた藤波孝生(ふじなみ・たかお)氏が28日午後4時22分、肺炎による呼吸不全のため三重県伊勢市の市立伊勢総合病院で死去した。74歳。自宅は伊勢市曽祢1の3の14。葬儀は密葬で行う。
1967年、当時の衆院三重2区から初当選。79年、第2次大平内閣で労相として初入閣。83年の第2次中曽根内閣では官房長官に就任した。89年、リクルート事件で起訴され自民党を離党し、1審で無罪判決を受けた後、復党したが、99年に最高裁で有罪が確定し、再び離党。03年7月に「健康が思わしくない」として政界引退を表明した。
「文人政治家」として知られ、「言訳は 一切すまじ 花に佇つ」「控えめに 生くる幸せ 根深汁」など数々の句を残した。一時は将来の首相候補に名を挙げられたが、リクルート事件でつまずいた。“巨悪”に代わり泥をかぶったことから「巨悪の犠牲者」「悲運の政治家」とされた。リクルート事件の主任検事を務め、藤波氏を起訴した宗像紀夫氏(当時東京地検特捜部副部長)も「態度は真摯(しんし)で、事件を離れてみれば、とても誠実な印象を受けた」と振り返る謙虚な政治家だった。
[2007年10月29日7時25分 紙面から]
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