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2007/10/27
外務省は二十六日、米陸軍キャンプ座間（座間、相模原市）にある国連軍後方司令部が十一月二日、米軍横田基地（東京都）に移転すると発表した。理由について「業務の効率化のため。米軍再編とは関係ない」（日米地位協定室）としている。
同司令部は朝鮮戦争を受けて設立された朝鮮国連軍の下部組織として、一九五七年にキャンプ座間に設置された。現在も軍人と軍属の計四人が常駐、在日米軍司令部などとの調整業務を行っている。
外務省は「国連軍を取り巻く状況が変化し、調整業務の中心が在日米陸軍司令部（座間）から在日米軍司令部（横田）などに移ったため」と説明している。移転に伴い、常駐の四人が横田に移るが、施設増設などの予定はないという。
朝鮮国連軍は五〇年の朝鮮戦争に伴い、国連加盟国によって設立された。日本政府は五四年に締結した国連軍地位協定に基づき、キャンプ座間を含む国内七カ所の在日米軍施設について、国連軍の使用を認めている。
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