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(回答先: 埼玉県教委:教育委員長に「つくる会」元副会長(毎日新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 25 日 20:21:09)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20071026/CK2007102602059357.html
2007年10月26日
県教育委員会で委員長に互選された、新しい歴史教科書をつくる会元副会長の高橋史朗・県教育委員(56)は二十五日、「私の歴史観、個人の考えを強要してくるのではとの懸念があると思うが、私はそのつもりは毛頭ない」と述べた。一方で、埼玉教職員組合などは「高橋氏は教科書問題などで政治的な運動をしてきた」などとして抗議の姿勢を示した。
高橋氏は委員会終了後、記者団の取材に「私が委員長になることで心配の声があることは承知しており、謙虚に耳を傾けたい。委員会は委員長の独断専行ではなく委員五人で合意するのが大事。いろいろな意見に耳を傾け、バランスがとれた教育行政を目指したい」と述べた。同時に、民間の教育研修機関「埼玉師範塾」の理事長、塾長は辞任する意向を示した。
上田清司知事は「委員長は一般的に委員を引っ張るというよりまとめ役。逆に高橋氏の個性が薄れるのでは」と話した。
市民団体「教育と自治・埼玉ネットワーク」の坂本洋子共同代表は「高橋氏は新しい歴史教科書の監修に関与していないと言いながら委員に就任、その後関与していたことが分かった。委員であること自体が問題。今後も抗議していきたい」と述べた。
県教職員組合や県高校教職員組合は「委員長の役割がきちんと遂行されているかどうかをしっかりと見守っていきたい」とコメント。埼玉教職員組合と埼玉高校教職員組合は「教科書問題や憲法・教育基本法改正の立場で政治的な運動をしてきた高橋氏は教育委員としても不適格。教育行政への県民の不信感は増大する」とする抗議声明を出した。 (萩原誠)
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