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(回答先: 年次改革要望書 「郵政民営化」部分の訳-民営化というリフォーム詐欺(とむ丸の夢)-これでは「要望書」ではく「命令書」だ 投稿者 JAXVN 日時 2007 年 10 月 24 日 12:31:26)
年次改革要望書 「郵政民営化」部分の訳 最終(とむ丸の夢)
年次改革要望書中の「郵政改革」最後の項目「D」の訳を、
「年次改革要望書 『郵政民営化』部分の訳」にアップしました。
これで郵政民営化関係は終わりです。
なお、昨日アップした項目C-6の訳がどうにも落ち着かずに、
いろいろ調べたり迷ったりした末に現在の形で訂正しています。
これはやはり私の郵便業務等に関する法律の理解が不十分なせいです。
詳しい方がいらっしゃいましたら、
補足説明なりご教示なりしていただけたら助かります。
項目「D」については、2.の訳が手間取りました。
これもまた後で修正が必要になるかもしれません(汗)。
この「透明性」についての項目では、冒頭に書かれた要求の概略が
昨年から一歩進んだ形で述べられています。
つまり、昨年の「改革の準備過程と実施が透明性を持って進展するような
措置がとられていることを歓迎する」から、今年は、
「これらの改革が完全に透明性をもって実施されることを確実にするため、考慮されるべき利害関係者の意見を聴く機会が十二分に提供されてからはじめて最終決定ができることを含め、米国は日本が必要な措置をすべて講じることを強く求める」
「具体的に、米国は日本が以下の措置を取るよう強く求める」
というように、ずいぶん表現が激しというか、厳しくなっています。
なお、この「利害関係者」には、当然、米国系企業も含まれています。
俺たちにも口出しさせろ! それも、十分どころか、十二分に! というわけです。
この露骨な要求の背景は何でしょう?
もちろん米国という国がかかえる双子の赤字だとか、
サブプライムローンの問題だとか、イラク・アフガニスタンなどに投入される
巨額の戦費だとかいろいろある、というのは私でも分かります。
でもまあ、よくもずうずうしく、内政干渉ともいえるこんな要求を、
こんなに明からさまに突きつけられるものだ、とびっくりします。
政府も外務省も、交渉を諦めているのでしょうか!?
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*アルルの男・ヒロシさんからは、アームスレングスについて、以下のようなコメントが入りました。
「 今年の年次改革要望書にでていた、アームスレングスということが、
何だろうなと思って今朝の日経を読んでいたら、31面の経済教室の田尻某という人の解説には「グループ内の取引慣行や経営活動を通じ不当な利益を供与していないか」となっていますね。三事業一体ではなく分割させたあげく、株式持ち合いの効果をそぐというのが狙いでしょうね」。
アームスレングスについては、こちらにもあちらにも、載っています。
アルルの男・ヒロシさん、ありがとうございました。
http://pokoapokotom.blog79.fc2.com/
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