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[守屋前防衛次官]商社元専務、次官の次女も接待(毎日新聞)
2007年10月20日03時11分
防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)と頻繁にゴルフをしていた防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務(69)が数年前、前次官の次女を米国で飲食接待していたことが分かった。取材に対し元専務が認めたもので、米国の語学学校への進学を決めた次女の「激励会」だったという。受注業者とのゴルフは自衛隊員倫理規程に反しているうえ、前次官の妻も同行していたことが既に判明しており、防衛省トップが家族ぐるみで業者と不透明な関係だった実態が鮮明になった。
元専務によると、次女は米国の大学院への進学を目指し、英語力を上げるため現地の語学学校に入学した。その際、ニューヨーク州のステーキハウスで次女の激励会を開き、元専務が代金を支払ったという。これに先立ち次女が渡米する際にも、同社現地法人の関係者が住居探しや生活用品の購入などを手伝った。住居費や購入代金は次女が支払ったという。
元専務は先月13日、取材に対し「ごちそうしただけで、学費の負担などはしておらず問題はないと思う」と話した。前次官も8月19日の取材に「(山田洋行側から)お金をもらうなど過剰な利益供与はない」と述べた。倫理規程は職員本人については「利害関係者から供応接待を受けること」を禁じているが、親族に関する規程はない。
舞台となった現地法人は72年に設立され、元専務の懐刀とされる男性が社長だった。元専務は「海外のメーカーから販売代理店に指定されることが第一。そのためには、米国での人脈づくりが欠かせない」として、
特に米国の軍事メーカーや国防総省関係者とのパイプ作りに力点を置いていた。
男性は元専務が山田洋行を辞め、新しい専門商社「日本ミライズ」(港区)を設立した昨年、現地法人の社長を退任して、現在は日本ミライズの専務を務める。
前次官と元専務が知り合ったのは、前次官が戦闘機調達などを担当する航空機課長に就任した90年7月ごろ。ゴルフは間もなく始まり、01〜05年では、多い年に年間約30回に達していた。
http://news.livedoor.com/article/detail/3352401/
日本ミライズ
防衛省が開発している次期輸送機について、エンジンを担当する商社の事実上の
分裂で、エンジンの供給が難しくなり、次期輸送機の生産計画にも影響が出かけない
状況であることがわかった。
防衛省は、航空自衛隊の「C-1」輸送機の後継となる次期輸送機「C-X」に、
アメリカ製のエンジンを採用し、その供給は、専門商社「山田洋行」を通じて行うことになっていた。
しかし、「山田洋行」が、事実上分裂したため、エンジンの扱いは
新設された専門商社 「日本ミライズ」に移ることになった。
ところが、防衛省との契約実績がない「日本ミライズ」は、300万円以下しか契約できないため、 高額なエンジンの競争入札への参加が難しく、エンジンの調達も困難な状況で、今後の生産への影響が懸念される。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070613/20070613-00000455-fnn-soci.html
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