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植草氏には、頑張ってもらいたい(副島隆彦の学問道場:第2ぼやき 59)
http://www.asyura2.com/07/senkyo43/msg/352.html
投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 19 日 14:59:12: 2nLReFHhGZ7P6
 

http://www.soejima.to/

副島隆彦です。 今日は、2007年10月19日です。

 先ほど、「重たい掲示板」にこの事件の16日の判決の新聞報道だけを載せました。 以下に載せるのは、植草弾圧事件の、あらましを、ネット上で私が拾って集めたものである。これで、事件の時系列(クロノロジー)と概要は分かる。

植草氏には、頑張ってもらいたい。これほどの辱(はずかし)めを受け、これほどの死ぬほどの苦労を押し付けて来た者たちへの、残りの生涯をかけての闘いを続けてください。及ばずながら、私たちも応援します。

 植草氏は、この9月に、この事件について、拘置所ではなくて、留置場(警察署内)に、長期に渡って、勾留(こうりゅう)された頃から、ずっと手記を書いていて、それを一冊の本にして出版した。『知られざる真実〜勾留地(こうりゅうち)にて〜』(イプシロン出版企画 植草一秀著 )である。

 売国奴・小泉純一郎と、竹中平蔵を筆頭とする、「悪魔に魂を売った者たち」(この言葉を、彼ら自身が否定しないだろう)に天罰が落ちて、神の裁きを受ける日が来るまで、私たちは闘い続けましょう。

以下に、この謀略事件の概要と全体像が分かる、記事の類をまとめて載せます。 副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

● 2006/09/20(水) 10:48:06

 植草を痴漢容疑で冤罪ではめようとする。「絶対にあの男は許せない。このままでは、りそな銀行処理の インサイダー取引まで表にでてしまう。」 絶対にしとめろ。

女子高生には、「とにかく、さわられたって言って泣いていればいいから」 と命令する。「スカートの中に手を入れてずっとお尻をさわっていた」という話題にしよう。これはスポーツ新聞もとびつくに違いない。いやあ うれしいなあ。これで政権も安泰だ。

 そして当日、予定通り、植草の前に女子高生が立つ。実は自分の方から、植草の 前あたりにぴったりと立っておく。そして1分ぐらいたつ。女子高生が突然「きゃあ 何をするんですか!やめてください!」と言い出す。

 植草は何が周りで起こったのかさっぱりわからない。そのためしらんぷりをしていて、 うつむいていたのではないか? ところが、植草は、傘を左手に持っていた。右にショルダーバッグ。

「僕はさわっていない。傘をもっていたので、両手はふさがっている」と 主張する植草。 とたんに頭の悪い女子高生の頭はスパーク。 「どうしよう、どうしよう どうしよう、なんて言おう。」

ここで思いつきを言う。「傘の柄の部分を左手の手首にかけてお尻をさわっていたしー」というでたらめをいう。いかにも、みえすいたうそという感じである。矛盾だらけのうそ。


● 「植草教授、今度は痴漢容疑で現行犯逮捕 「覚えない」 」

読売新聞 2006年09月14日12時47分

 電車内で女子高校生(17)の尻を触ったとして、警視庁は13日夜、名古屋商科大学大学院客員教授の植草一秀容疑者(45)=東京都港区白金台3丁目=を都迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮 捕した。逮捕当時、酒を飲んでおり「覚えていない」と否認しているという。

 蒲田署の調べでは、植草容疑者は13日午後10時ごろ、京浜急行の品川駅から京急蒲田駅に向かう電車内で、女子高校生の尻を後ろから触った疑い。この生徒が叫び、乗客が取り押さえた。

 植草容疑者は早稲田大学大学院教授だった04年4月、JR品川駅のエスカレーターで女子高校生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして、同条例違反(粗暴行為)の疑いで現行犯逮捕された。 裁判では一貫して無罪を主張したが翌年4月、東京地裁で罰金50万円、手鏡没収の有罪判決が確定している。

  ◇

 植草容疑者は今年4月、名古屋商科大学大学院マネジメント研究科の客員教授に就任。前期は名古屋伏見キャンパスで、「国家の経済戦略」と題した講義を隔週で担当。今月末には後期の授業が始まる予定だった。 同大学院は「事件の事実関係の把握に努めている。現時点ではコメントできない」と話している。


● 2006/09/20(水) 10:49:56
  ここで漫才の突っ込みだったら「おまえ、おしりさわられていたんちゃうんか目がおしりについとるんか、そんなの見えるわけないだろう」というだろう。彼女の身長は157センチであるという。

 植草より明らかに低いのだ。だからもしおしりをさわったら、
傘がずりおちるし、スカートの中に手などいれられない。
傘の柄が邪魔するからである。それに傘の先っぽがはねあがるため、誰かほかの人にもあたるはずである。そんなところを目撃した人は誰もいないのである。

 この目撃証言は ぐるであると推測されている、男二人と女子高生だけらしい。ほかに誰も見ていない。 ここで、すぐそばで待機していた、若い衆二人が、「痴漢をしましたね。私も目撃しましたよ」といってがっちりと植草を取り囲む。

  そして、ここがキーポイントなのだが、 なんと、この若い男が、駅員に引き渡すより先に、蒲田署に自分で電話しているのだ。 普通は駅員に引き渡して、駅員から警察に連絡が行く。
しかしこの若い男はダイレクトに鎌田署に電話しているのである。不気味である。
http://www.asyura2.com/0601/senkyo26/msg/753.html

● 2007/09/21(金)

 検察側は“動かぬ証拠”として、植草被告がなでまわした女子高生のパンティーを突きつける考えだ。

 報道では、女子高生であると報道されて、夜の10時10分に 京急に乗っていたその「女子高生」が、「おしりをさわられました」と 主張して、一緒にその日に警察署(蒲田署)に行ったのだろう。

 そこで、その女子高生が、パンテイをはいたまま、「はい、パンテイの繊維をとりまーす。 鑑定ををやるからパンテイを触らせてね」 と警察官に 言われて、「はい、わかりました。ご自由にさわってパンテイの繊維をとって ください」とはいたまま、証拠採用された。 夜の10時頃というのは、男性の警察官しかいないはずである。

<証拠としてパンテイを差し出す?>

 つまり証拠として差し出すのであれば、そのパンテイを脱ぐしかないはずであるパンテイ
を脱いで、証拠として警察署に「はいっ」と女子高生が証拠として パンテイを差し出して、ノーパンで再び、電車に乗って帰ったのだろうか?(笑 )

http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/117.html

 シミ付き 匂い付きのパンテイを男性警官の目の前で脱ぎ捨て 手渡して,ノーパンで電車に乗って帰った訳か. 花も恥らう乙女が大した根性だぜ。 検察官はパンティーのにおいを嗅いだに
違いないな。


●  2006/09/25(月) 02:31:42

植草一秀氏は今、謀殺の危機に晒されている

 これは冗談でも何でもなく、私は植草一秀氏の生存が脅かされている可 能性を真剣に憂慮している。それをブログに書く私を、あざ笑う者はいるだ ろうが、ことはそのような些細な問題ではない。植草一秀氏が生命の危険に最も晒されているのが今であると感じているのだ。その理由をざっと述べる。

 前回の手鏡事件は確実に冤罪である。植草氏と小泉政権が以前から政策展望において根底から対立していたことは事実である。植草氏は国 益毀損型の小泉経済施政を舌鋒鋭く批判し続けていた。手鏡事件以後も、植草氏は身の潔白と共に小泉施政、特に「りそな銀行騒動」に絡むインサイダー取引の疑惑を、株価の動きや金の動きから、経済学者として指摘していた。宮崎学氏主催の「直言」での一連のリポートも、彼の訴えたいことが、りそな銀行関係に収斂していることが見えてくる。

 これが官邸サイド、特に竹中平蔵や小泉総理、その取り巻き連中の決 定的な危機感を招き、植草氏は手鏡破廉恥男の汚名を着せられた上に、今回の痴漢逮捕劇を演出されてしまったのである。

 背景には官邸サイドが絡む国策捜査が働いたと私は確信している。その理由を私なりに述べ、今後のブログで展開していくつもりである。

● 2007年9月刊 「知られざる真実〜勾留地(こうりゅうち)にて〜」イプシロン出版企画 植草一秀著

● 2006/09/29(金) 14:15:08

 ついさっき役員氏から入った連絡です。

役員氏:「検察が竹中から金を受け取って、植草を逮捕した」という噂が飛んでいる。 おそらく出版差し止めだろうが、マスコミもグルだ。 もしそうなら、マスコミの報道をみせ、お前はもう社会にでられない、この金を受け取り本を出すのをやめろ、どうせ裁判をしても有罪だ・・・そう責められているかもしれない。

 テレビの報道は200%信じてはいけないよ。まるっきりのウソだからな。 わたしの直感だが、これから足銀(足利銀行)の受け皿先が決まる。それが りそなオリックス連合に決まってるんじゃないかと思うんだ。

「なぜりそなは救済し、なぜ足銀はつぶしたのか」これに金融庁は答えることができない。できるだけ世間の目をそらしたいのさ。そのとき、もしかしたらなんだが 全テレビ新聞週刊誌を
集め、植草を解放し、痴漢教授と吊るし上げするんじゃないかと・・・ それを確認して竹中はアメリカへトンズラするかもしれない。

 最初の報道そのものがまったくのウソだらけってことかもな。 自宅と違う方向へ、とかも。何からなにまで。 2年前の事件はまったくのデッチアゲなことうを、わたしはあるルートで知った。
ところが報道は「3度も〜三回も、懲りない〜」と植草が常習者であることを 印象づけている。おそらく警察は性犯罪者に仕立てるため、マスコミやジャーナリスたちに 事前に情報を吹き込んでいる。そして既成事実化してあの事件をおこした。


● 2006/09/29(金) 14:16:25

植草は今たった一人で戦っている。 命がけの戦いをしている。

 私もこんなことをしていると危ないんだが、植草のために言っておく テレビ局はインサイダーをやっていた。 「みんなに広めよう、インサイダーのワっ!」とテレビ局幹部がいっているのを 実際に聞いている。

 植草が出ていた番組の司会者の○倉、あいつなんか、WOWWOWの スクランブル解除のチューナーをあちこちに配っているんだぜ。小○だけじゃない、 テレビ局の連中はあの有名司会者、キャスター連中もみんなやってることよ。

 植草事件が政治がらみで作られたものであることを、テレビ局は知っていながら 犯罪者扱いしてる。まさに史上最悪の人権侵害だ。松本サリン事件に匹敵する、いやそれいじょうだ。植草に万が一のことがあったり、非道な扱いがあったら、もっとすごいことを話してあげる。

● 森田実(もりたみのる)氏のサイトから

2006/09/16(土)

  昨日、別の古い知人から電話があり、政治権力の「親衛隊」の存在を教えてくれた。彼が話したのは、次のようなことだった。

 (1)  「親衛隊」の構成は、官庁、巨大広告企業、各種報道機関、大企業、大銀行、 研究機関のメンバーと各種専門家などの約100名。ボスは現政権の某中心幹部。

(2) 性格は一種の情報機関。約100名のメンバーは諸々の情報を集めボスに報告する。その情報をボスが分析し、攻撃すべき人物と彼に関するスキャンダル資料を 集める。これを報道機関が一斉に報道する。そのほかの機関も動き出す。ターゲットにされた人物はマスコミ報道によって葬られる。

(3)  この集団の狙いは「現体制の政治路線の存続・発展」。政治理念は岸信介元首相の政治理念と生き方に近い。「誰か」のために働く一種の忍者的集団の性格が強い。

(4) 資金力は豊富なようだ。メンバー約100名には一回20万円の活動費が渡されている。

(5) マスコミはほぼ完全に握った。大マスコミの実力スタッフをメンバーにして いるようだ。「某マスコミ機関の実力者が反政府的言動を強めているが、そのマスコミを自由に動かすことができないのは、その報道機関のなかに親衛隊が 存在しているからだ」。

(6) 当面の仕事は、ポスト小泉の主導権争いのなかで反対派を押さえること。 反対派幹部を調査し、スキャンダル的なものがあれば、マスコミを使って暴露し、追い詰める。


●  すべては電通が仕組んだ事:2007/09/15(土) 10:32:53

 今回の事件は電車内で植草氏がやってないことを裏付ける決定的目撃証言もあった。
  植草氏を擁護するブログには、執拗(しつよう)な批判を書き込む人が必ず居座る。2チャンネルにも。あらゆるメディアを横断する植草氏への悪評流布は、大掛かりな 組織がなければ不可能に思われる。このキャンペーンには電通が関与している。

痴漢えん罪にちらつく権力の結束
 ブログで植草氏を擁護しているある男性は、何度も警察に暴力的な職務質問を受けている。普通の痴漢事件でないことは確かだ。2003年のりそな銀行救済時に外資系ファンドが大もうけした際、大規模なインサイダー取引があった疑いを植草氏は指摘している。 一部国会議員も関与した可能性を示唆している。植草事件は警察権力だけでなく、司法、立法、マスコミの4大権力が結束して真相を隠ぺいしているのかもしれない。

 何一つ証拠がない中で植草氏を有罪にするのは、言論弾圧との非難を免れまい。外国追従の政策を批判する有識者の拉致・監禁ともいえる事件を放置したら、われわれの子孫は外国の奴隷のままである。構造改革を批判する学者・評論家はすでに表舞台から消えている。

 公判は 2007年8月21日に弁論終結し、 9月以降に判決が言い渡される予定。しかし、検察の勝訴率は99パーセントを超えている。2004年の事件では、志賀警官の証言の信ぴょう性を覆すに十分な証拠を積み上げたにもかかわらず、検察の主張が否定
されることはなかった。判決は最初から決まっていたのだ。植草氏は控訴を「断念」ではなく「拒絶」したと著書で表現している。
http://www.asyura2.com/07/senkyo40/msg/911.html


「被害者の女子高生 激白●● 『痴漢の犯人は植草に間違いない』 」

ザクザク(産経新聞) 2007年9月18日

検察側は論告の中で、非公開で行われた女子高生への尋問の一部を明らかにした。

 植草被告は腰や太ももを両手で触り、「(スカートの上から)右手で円を描くように 上下にお尻をなで回した」。犯行はエスカレートし、「私のスカートをたくし上げてきた。 パンティーの上から円を描くようにお尻をなで回された」と、エコノミストらしく“円”に執着する変態ぶりが明るみに…。

 検察側は、女子高生が「やめてください」と注意すると植草被告は謝罪するしぐさを見せた、という決定的な証言のほか、
▽植草被告を拘束した男性が「(駅員に)突き出すからね」と 言った際、うなずいた。 ▽駆け付けた警察官に「女性に不快な思いをさせる行為をした」 と供述した− など怒涛の攻めで、無罪を主張する植草被告を論破した。

 灰色のスーツ姿で出廷した植草被告は表情を崩さず、口を一文字に結び、メモを取っていた。 敗戦ムードが漂うなか、最終弁論は来月(10月)21日に行われ、結審する。

 http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071818.html

● 「植草元教授、痴漢報道めぐり朝日放送を提訴」

産経新聞系 2007年9月10日

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/83711/TrackBack/

 朝日放送(大阪市北区)の情報番組「ムーブ!」内で女性週刊誌の報道を裏づけのないまま引用して報道され、名誉を傷つけられたとして、元早稲田大大学院教授の植草一秀被告(46)=東京都迷惑防止条例違反の罪で公判中=が10日、同社を相手取り、1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると、同社は昨年9月21日、女性週刊誌の記事を紹介する形で「植草一秀容疑者痴漢で示談7回の過去」となど報じた。植草被告は「事実無根の情報を流して名誉を毀損(きそん)された」としている。朝日放送は「訴状の内容を検討して対応を考える」としている。


● 「植草元教授に実刑判決=「被害者供述信用できる」−痴漢事件・東京地裁」

2007年10月16日 10時31分配信  時事通信

  電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反罪に問われた元名古屋商科大大学院客員教授植草一秀被告(46)の判決公判が16日、東京地裁であり、神坂尚裁判長は「被害者の供述は迫真性があり信用できる」として、被告側の無罪主張を退け、懲役4月(求刑懲役6月)の実刑を言い渡した。被告側は控訴する方針。

 判決で神坂裁判長は、目撃者の証言についても信用性が高いと指摘する一方、被告の否認供述は「都合のいい部分のみ覚えている。不自然な点が多く、信用できない」と断じた。その上で、「弁護人が主張する真犯人の存在は、証拠上まったく認められない。被告人が犯人である認定は揺らがない」と判断した。

● 「神坂尚裁判長  「 抵抗できない女性の弱みにつけ込んだ身勝手極まりない犯行 」」

日経新聞 2007年10月16日

 電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反罪に問われた元名古屋商科大大学院客員教授、植草一秀被告(46)の判決公判が16日、東京地裁であった。

神坂尚裁判長は「混雑した電車内で、恐怖心で抵抗できない女性の弱みにつけ込んだ身勝手極まりない犯行」として、 懲役4月(求刑同6月)の実刑とした。

判決理由で同裁判長は、2005年3月にも同被告が同条例違反罪で罰金刑を受けていることに触れ、「1年半もたたないうちに犯行に及んでいる。規範意識に問題があると言わざるを得ず、再犯の恐れも否定できない」と指摘した。

 判決によると、植草被告は06年9月13日夜、京浜急行線の品川―京急蒲田間を走行中の電車内で数分間、 ドア付近に立っていた女子高生(当時17)の後ろからスカートの中に手を入れ、体に触った。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071016AT1G1601E16102007.html

● 毎日新聞  2007年10月16日10時13分配信

 神坂尚裁判長は「再犯の恐れも否定できず、もはや社会内での更生は期待しがたい」と厳しく非難した。 弁護側は控訴する方針。

植草被告側は「女性が振り返る際に『真犯人』が後ろに下がり、近くにいた自分を犯人と間違えた」と無罪を訴えていた。  判決は、被害女性や痴漢を目撃した男性の証言に高い信用性を認め、植草被告が主張する「真犯人」の存在を 「証拠上全くうかがわれず、弁護人が独自の推論で可能性を指摘するものに過ぎない」と一蹴(いっしゅう)した。

「痴漢はしていなかった」と述べた弁護側証人の証言についても「被告すら認めている事実関係とも内容が違う。車両に乗っていたことと事件を目撃したことの両面で相当の疑問を差し挟まざるを得ない」と退けた。 さらに「取り押さえられた際に、騒ぎを恐れて抵抗しなかった」などとする植草被告の証言を「信用性を欠く」と判断。

「女性の人格を無視した卑劣な犯行で刑事責任は重い。妻子があり、大学に勤める身で、行動には強い自重が求められていたが、その社会的責任を放棄するにも等しい」と断罪した。

判決によると、植草被告は06年9月13日夜、京浜急行の品川−京急蒲田駅間の下り電車内で女子高生の尻を触った。 判決は、植草被告が98年に電車内で女性の両ひざを触ったとして罰金5万円の略式命令を受けたことや、 04年にJR品川駅で女子高校生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして罰金刑になった(第一回目の弾圧の判決こと。副島隆彦注記) ことにも言及し 「規範意識に相当問題がある」と指摘した。植草被告は「一度も痴漢はしていない」と3件とも否定していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071016-00000022-mai-soci

● 【植草被告判決要旨】(1)「真後ろに立って臀部をなでまわす」

2007年10月16日11時46分配信 産経新聞

電車内の痴漢事件で、東京地裁が植草一秀被告に言い渡した懲役4月の実刑判決の要旨は次の通り。

     ◇

【主文】
 1 被告人を懲役4月に処する。
 2 未決拘置日数中60日をその刑に算入する。
 3 訴訟費用は被告人の負担とする。

【理由】(罪となるべき事実)
 被告人は、平成18年9月13日午後10時8分ごろから同日午後10時10分ごろまでの間、東京都港区高輪3丁目26番26号所在の京浜急行電鉄株式会社品川駅から大田区蒲田4丁目50番10号所在の同社京急蒲田駅に至る間を進行中の京浜急行本線電車内において、乗っていた被害者に対し、スカートの上からその臀部付近を両手でなで、さらに、そのスカートを右手でたくし上げ、パンティーの上からその臀部付近を右手でなでるなどし、もって、公共の乗物において、人を著しく羞恥(しゅうち)させ、かつ、人に不安を覚えさせるような卑わいな行為をした。

 1(事実認定の補足説明)
 1 弁護人は、判示記載の被害者が同記載の日時に同記載の電車(京浜急行品川駅午後10時8分発快速特急京急久里浜行き電車)の前から3両目の車両(以下、「本件車両」という。)内において痴漢の被害にあったことおよび被告人がそのころに本件車両内にいたことは争わないものの、被告人は、本件の犯人ではなく、別人が犯人であるから、無罪である旨主張し、被告人も、本件については身に覚えがないことであるとして、これに沿う供述をする。

 したがって、本件の争点は、被告人が本件犯人であるか否か、すなわち、被告人と犯人との同一性いかんということになる。

 2 まず、前提として被告人、被害者、目撃者および逮捕者が本件車両の真ん中ドア付近ないしはその周囲の座席付近に立っていたことは、証拠関係上明らかである。

 3 そこで次に、被告人から臀部付近を触られたと述べる被害者および被告人が被害者の臀部付近を触っているのを目撃したと述べる目撃者の各供述の信用性を検討する。なお、本件で、弁護人は被害者が痴漢の被害にあったこと自体を争わないことは前記のとおりであるが、被害者および目撃者の各供述はいずれも、痴漢の被害そのものに関する部分とその犯人の特定に関する部分が連続する形で述べられているので、以下では、これを併せて検討することとする。

 (1) ア 被害者の供述の要旨は以下のとおりである。
 京浜急行品川駅(以下、駅名はいずれも同会社の駅名をいう。)で、本件車両の真ん中ドアから乗車し、同車両の真ん中に当たるところから進行方向に1歩進んだところに、進行方向を向いて立って、ヘッドホンで音楽を聴いていた。電軍が動き出すのと同時くらいに、誰かの上半身が背中に触れるのを感じて、自分の背後の極めて近い距離に人が立っていることに気付いた。
 本件車両内は、席が埋まり、多くの人が立っていたが、ある程度、乗客どうしの間に距離が取れる状態であったので、自分と背後の人物との距離は明らかに不自然だったため、確信はできないまでも痴漢かと思った。

 直後に、腰や尻、太ももの左右の両側面を着衣の上から、手のひらで触られた。左右とも同じように、同じ位置を触ってきたので、背後の人が両手で触っているのではないかと思った。そして、すぐに、左側に置かれた手で、左の臀部付近を、最初に手が置かれたところを中心に円を描くように、なで回され始めた。 感触的には、手のひらの指の腹の部分を使ってなで回されている感じで、手首はさほど動かさず手首を支点にするようにして、手先が動いていたという感じだった。

 その間、約20〜30秒間くらいで、右側の手は動かず、最初と同じ揚所を触られたままだった。明らかに意図的な行為で痴漢だと確信したが、怖さや焦り、これからどうしようという気持ちでいっぱいで、体を移動させたり、痴漢をやめさせたりする行為はとれなかった。左側の手の動きが止まると、続いて右側の手で同じように、最初に触られた部分を中心に円を描くようになで回された。

 それは、左側よりも長く30秒間以上で、その間、左側の手は触れていたが止まっていた。そうして着衣の上から臀部付近をなで回されているときに、助けを求めようと思い、自分のそばにいた男性に2、3回ほど目線を送ったが、助けてもらえず、これからは自分1人でこれに対処しなくてはいけないと思った。

 そこで、右の臀部付近がなで回されてるときに、背後の人が犯人であるかどうかを確認しようと、まず、頭を下げて右に向くかたちで、なで回している犯人の右手を確認しようとしたが、自分のかばんが邪魔をしてみることができなかった。次に、自分の左側を確認しようと、できるだけ犯人に気付かれないように、体や腕は動かさないで、首だけ傾けて視線を下に向け、触っている左手を確認した。

 指は5本全部は見えなかったが、手の甲は見えていた気がする。また、袖口は、かすかに見えていた気がする。その左手が来る方向、角度からして、真後ろに立っていなくては置けない位置だったので、背後の人が犯人に間違いないと確信した。

 見えた左手の手首には、厚みのある茶色の木製のものが掛かっていた。そのときははっきりと何かは分からなかったが、今では傘の取っ手だったと思う。背後に立っている人が犯人に間違いないと分かったが、逆に怖さが増して、さらに焦ってしまい、その時点では、痴漢をやめさせる行為には出なかった。

 しかし、その後、犯人の右手の指先が皮膚に触る感触と、足下がスースーする感覚で、犯人の右手でスカートがたくし上げられていることが分かった。そして、下着の上から、臀部付近をなで回された。気持ち悪い、恥ずかしい、やめてほしいという気持ちが高まり、これ以上、行為をエスカレートさせてほしくなかったので、ヘッドホンを取り、右回りに振り返って、「やめてください」と言った。振り返ってみた犯人は、目を見開いて、「やばい」と感じているような表情をした。

 その後、自分は犯人に対して、「恥ずかしくないんですか、子供たちの前で」などと言った。犯人は40歳代半ば、身長170センチ以上で、黒髪を真ん中分けにしており、黒っぽいスーツを着て右肩からかばんをぶら下げていた気がする。眼鏡を掛けていたかははっきりと覚えていない。そして、背後にいた人物は、被告人に間違いない。

 イ まず、被害者の被害状況についての供述は、痴漢行為の態様等を被害状況の時間的流れの中で、自らの心理状態も交えつつ、順序立てて具体的詳細に述べるものであって迫真性に富んでおり、後述する目撃者の供述とも極めて符合し、十分に信用できる。

 これは、被害者が、痴漢被害に遭って不安な状況下にありながらも、正確に状況を観察し認識していたこと、その際の記憶をよく保ち、ありのまま誠実に供述していることを示しているといえる。

 他方、犯人を被告人と特定する部分について言えば、まず、被害者は、被告人に対して何の利害関係もないことはもとより、これまで、被告人と面識すらなかったのであるから、ことさら被告人を陥れる理由はない。そして、被告人を犯人と特定した経緯の部分は、まず、犯人の手を確認して犯人の位置を特定した上で、振り返って、犯人と対面するというものであって、犯人を識別した経過につき自らの観察と認識を時間的流れの中で具体的詳細に述べていると評価できるし、その供述内容も極めて自然である。

 他方、被害者の矯正視力は両目で0・7〜0・8と支障なく、被告人が、当時、現に木製の取っ手のついた傘を所持していたこともその信用性を裏付けている。  (ここまでしか新聞記事なし。副島隆彦注記)

● 「証人出廷に感激…“ミラーマン”植草被告号泣 」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/60588/TrackBack/


 女子高生=当時(17)=の尻を触ったとして東京都迷惑防止条例違反の罪に問われている元早大大学院教授、植草一秀被告(46)の公判が4日午後、東京地裁で開かれた。弁護側の証人として当時、電車に乗り合わせた乗客が出廷。植草被告の弁護を自ら名乗り出た証人の勇気に、植草被告は法定内で辺りもはばからず号泣した。

 出廷したのは当時、京急線の車内で植草被告の座席の近くに座っていた男性。電車に乗るなり、「12チャンネル(テレビ東京)の『サテライト』でよくコメントしている人だ」と思ったといい、「子供のころに見た映画『スーパーマン』のクラーク・ケントがかけるようなメガネで懐かしいなぁと思った」という。

 植草被告はこの日に限って裁判長にアピールするためか、当時と同じメガネをかけて出廷。確かにミラーマンというより変身前のスーパーマン風だった。証人は電車に乗った直後は植草被告を認識していたというが、「青物横丁駅を過ぎたあたりからウトウトして目をつぶっていた。大森海岸駅を過ぎたあたりで車内が大騒ぎになった」と証言。結局、犯行を直接、目撃していなかった。

 植草被告にとって大した有利な証言にもならなかったワケだが、それでも証人は「テレビで事件を知った。何かで協力すべきだと思った」と泣き出した。これにグッときた植草被告はたまらずクラーク・ケントのメガネの下をハンカチでぬぐい続けていた。


(植草事件の2004年5月の初めの冤罪=無実の罪 )

● 「植草氏逮捕の真相」

 2004年4月8日、JR品川駅高輪口の上りエスカレーターで早稲田大学大学院の植草一秀教授が 女子高生のスカートの中を手鏡で覗いたとして現行犯逮捕されるという事件が起きました。

 一言で言うと自民党の実力者であり、参議院のドンと言われた青木幹雄氏が秘密裏に植草氏を竹中平蔵大臣の首を切り、後釜に据えようと画策していたのです。

 小泉首相と竹中大臣が、日本の成長性の見込める企業をアメリカの企業に叩き売る政策を着々と進めていることを指摘してきました(こういった本当に大事なことを国民に知らせないマスコミがいかに悪質かも同時に指摘してきました)。

 青木氏の植草氏擁立の動機が、そういった小泉、竹中ペアの 売国奴的行為に対する義憤から生じたものか、それともまた別の動機があったのかはわかり ません。ただ不幸なことは、この青木氏の秘密の画策がアメリカにばれてしまい、その逆鱗 に触れたことです。

 日本の政治を動かしているのは、日本の政治家ではありません。アメリ カ連邦政府です。そしてアメリカは、青木氏の画策を潰すべく植草氏の社会的抹殺を命じたのです。 以下の事実があります。

1.当日は警察官が植草氏を逮捕すべく尾行していた。
2.逮捕の瞬間を取材すべくマスコミがその場にいた。

 植草氏逮捕の件は、前日にはマスコミに流れていたと思えます。現代社会では、人を抹殺するのにこういった方法が使われるといういいケース・スタディかもしれません。植草氏は政争に巻き込まれただけなのにひどいことをするなと思います。

植草氏逮捕のあと、青木氏は小泉政権の経済政策を支持する声明を記者会見で行いました。震え上がった青木氏が、アメリカに全面屈服し謝罪したという構図でしょう。


● 「電車でセンズリ!!逮捕の前科」

スポーツ報知 2004年12月7日

 女子高校生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた早大大学院元教授・植草一秀被告(43)の第8回公判が7日、東京地裁であり、証人として出廷した同署の巡査部長によって、植草被告が98年に有罪となった事件(神奈川県迷惑防止条例違反)が、「『電車内で女性の向かい側に座り、ポケットに 手をいれて陰茎をつかみセンズリ(自慰行為)をした』」からであったことが発覚した。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/dec/o20041207_30.htm(ウェブ報知 )

●「植草一秀容疑者逮捕に関して」(以下2004年4月16日発売の講談社FRIDAYより抜粋 )

 ここまでの捜査で、94年に川崎で捕まっており、 (※注:94年川崎で捕まったというのはFRIDAY情報。4回目の可能性有り)  これまで92年から7,8回厳重注意を受けてる (7,8回の厳重注意は東京都条例違反以外の意。都内以外で常習)

 1998年 JR東海道線。向かいの座席に座った女性をオカズにせんずり → 罰金刑2004年 JR横浜駅、品川駅。ミラーマン事件 → 罰金刑。手鏡没収  2006年 京浜急行品川〜蒲田間。痴漢行為 → 実刑かもね。


● 「植草被告、会見で改めて無罪を主張」

ヤフーニュース 2004年8月30日

(p)http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20040830/20040830-00000032-jnn-soci.html

 女子高校生のスカートのなかを手鏡でのぞこうとしたとして起訴された早稲田大学大学院の元教授、植草一秀被告が、逮捕後、初めて記者会見を行い、改めて無罪を主張しました。

 「私は天地神明に誓って絶対に無実潔白であり、現在、いわれ無きえん罪の汚名を晴らすために、命をかけて闘っているところでありです。 一刻も早く無罪を勝ち取って、本来の仕事を通じて、より良い日本の未来の実現に向けて、微力ながら努力してまいりたいと思っております」  (早稲田大学大学院元教授植草一秀被告)

 植草被告は今年(2004年)4月、東京のJR品川駅の エスカレーターで、女子高校生のスカートのなかを手鏡でのぞこうとしたとして、 東京都迷惑防止条例違反の罪に 問われています。

 記者会見した植草被告は「手鏡は、 テレビ出演や講演が多いため いつも持ち歩いていて、 当時はポケットの中に入れていた」として、改めて無罪を主張しました。(2004年8月 30日16時53分更新)


● 「早大元教授:植草氏、名古屋商科大大学院で復帰へ」

毎日新聞 2006/01/26(水)


女子高生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして04年4月に現行犯逮捕され、 東京都迷惑防止条例違反で東京地裁の有罪判決が確定した植草一秀・元早稲田大大学院教授(45)が来年度、教壇に復帰することになった。

 名古屋商科 大大学院(名古屋市中区)が25日、客員教授として招く方針を発表したためで、社会人大学院生を相手に「国家の経済戦略」などの講義を受け持つという。

 起用について、同大学院の早川京子事務局長は「植草氏の能力をこのまま埋没 させてはもったいない」と説明した。

授業は、名古屋伏見キャンパス(同)で7月、東京・大手町の丸ビル内の丸の内キャンパスで12月、それぞれ週末の4日間、午前10時から午後5時までの集中講義を担当する。受講生は、MBA(経営学修士号)取得を目指す会社員や経営者ら各30人程度の見込み。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060126k0000m040051000c.html

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝


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