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http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20071019k0000m030155000c.html
【ワシントン及川正也】米国防総省は18日、インド洋での海上自衛隊からの補給燃料について、すべての米艦艇がアフガニスタンでの「不朽の自由作戦」(OEF)支援のためだったとし、イラク戦争への燃料転用疑惑を否定する声明を発表した。ただ、艦艇が「複数の任務」を受けることもあり、任務ごとの追跡調査は「困難」と指摘した。補給燃料の使途を完全に特定できなかったことで、給油活動継続のための「新テロ対策特別措置法案」の審議にも影響を与えそうだ。
声明では「日本から給油されたすべての米艦艇はOEF支援のために補給を受けたことを確認した」と転用を否定。米政府は、OEF以外には使用しないとする日米間の合意に「忠実に従っていると確信している」と述べた。
一方、使途の特定が困難な理由として(1)補給燃料は個別のタンクに貯蔵されず、他からの燃料と混合される(2)給油を受けた艦艇が別の艦艇に補給することが一般的に行われる(3)同一艦艇が複数の任務に従事することがある−−などを挙げた。
■米国防総省声明の要旨は次の通り。
一、米政府は、日本から給油されたすべての米艦艇は「不朽の自由作戦」(OEF)支援のために補給を受けたことを日本政府に確認する。
一、供給された燃料を、任務ごとに追跡することは困難だ。
一、供給された燃料は個別のタンクに分けて貯蔵されておらず、すべての燃料の一部となっている。
一、燃料が補給艦に給油され、そこから他の艦艇に供給された場合、追跡はより困難になる。
一、艦艇は複数の任務に参加していることもある。
一、米政府はOEFに従事する艦艇だけに燃料が供給されるという日本政府との合意に忠実に従っていると確信する。
一、海自の給油活動は日本が設定したOEF支援活動区域内で実施された。
【ワシントン及川正也】
毎日新聞 2007年10月19日 1時39分 (最終更新時間 10月19日 12時39分)
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