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2007.10.17(その1)
森田実の言わねばならぬ[651]
平和・自立・調和の日本をつくるために【448】
日本の政治を健全なものにする上で非常に大きな意味をもつ民主党と国民新党の合意――民主・社民・国民新党の野党連立政権への道が切り開かれた
「己が不十分であることを知ることが、己の実力を充実させる」(アウグスチヌス、初期キリスト教教父、354-430)
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10月16日、民主党の鳩山由紀夫幹事長と国民新党の亀井久興幹事長が会談し、(1)国民新党が求めている「郵政民営化見直し法案」の国会提出について合意し、(2)さらに両党が参院で統一会派を結成することで合意した。このことは、非常に大きな意味をもつ政治上の出来事である。私は、両党幹部の英断を高く評価する。
第一に、この合意によって、郵政民営化見直しが現実性をもったのである。次の総選挙において、与野党が逆転し、政権交代が実現する可能性はきわめて高い。すなわち、民主・社民・国民新の3党連立政権が誕生する可能性は高いのである。そうなったとき、郵政民営化という小泉自公連立政権が犯した大きな過ちを、即座に改めることが可能だからである。非常に大きな意味をもつ「合意」である。
小泉政権が、2005年夏〜秋に憲法違反の解散・総選挙を行い、郵政民営化法案成立を強行したことは、日本の国益に多大の損害をもたらす売国的行為であった。この大きな過ちを改め、日本国民の共有財産を取り戻す第一歩が、この民主党と国民新党の合意によって切り開かれたのである。民主党と国民新党の両党の幹部に対し、重ねて深く敬意を表したい。
第二に、この民主党と国民新党の合意に社民党も加わることによって、来るべき総選挙における民・社・国3党の選挙協力の道が継続することになったことである。与野党逆転を実現するためには、民・社・国3党の選挙協力は必要不可欠である。3党選挙協力が実現するか否かに、“逆転”がかかっているのである。
第三に、以上の二つが実現することによって、総選挙後の民・社・国3党連立政権成立の実現性が出てきたのである。3党が連合すれば、参院における過半数が固まる。衆院で3党が過半数をとることができれば、民・社・国連立政権は両院で過半数をもつ安定政権になる。民主党を中心とする新政権は新しい日本をつくるための新しい施策を実現する政治力をもつことができる。
重ねて強調したい。民主党と国民新党の合意は、日本の新しい未来への第一歩である。もう一度繰り返すが、両党指導者に敬意を表する。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03767.HTML
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