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情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/a455f83b8e23b040754c04dc1c2cad9c
【転載・引用熱望】山本至弁護士支援の輪を広げよう〜2回目の逮捕は明らかに弁護活動妨害目的だ!
全国の市民の皆様、山本至弁護士に対する支援をお願いします。私は前の記事(※1)を書いたときに勘違いをしていました。山本弁護士は最初の証拠隠滅事件で勾留されたまま、今回、脅迫容疑で逮捕されたのだと思っていました。ところが、山本弁護士はいったん、保釈で身柄を解放されていたんですね。つまり、検察は、山本至弁護士が自分公判(裁判)に向け、弁護団とともに準備を積み重ね、10月11日に第1回公判が開かれる、その2日前に逮捕され、身柄を拘束されたのです。本人が身柄を拘束されたことにより、公判段階での弁護活動が非常に制約されてしまう。しかも、逮捕を口実に山本弁護士の事務所は捜索を受け、公判に向けて準備していた弁護側資料一式を検察が持って行ったというのです。検察側は、山本弁護士側がいかなる方針で、いかなる資料をもとに、いかなる弁護をするかを事前に把握したわけです。これは、完全な検察ファッショというほかないのではないでしょうか?検察が第1回逮捕で下手をうったことを何とか挽回しようと組織ぐるみで第2回逮捕を仕掛けてきた…こう思われても仕方がない時期と方法で検察は、山本弁護士の2回目の逮捕を敢行したのです。
できるだけ多くの弁護士、刑事法学者、市民にこの検察ファッショを伝え、この検察ファッショを白日の下にさらし、検察の横暴をストップしなければならないと思う。
山本至事件の弁護団は次のように今回の逮捕の不当性を解説している。
■■引用開始■■
・まず、今回の脅迫事件での逮捕が、証拠隠滅事件の第1回公判期日の2日前という、まさに、直前の時期に行われたという点が挙げられます。証拠隠滅事件につきましては、山本弁護士が起訴され、保釈決定を受けて以来、9回の公判前手続きを経て、やっと第1回公判手続に入り、これより、毎週のように証拠調べがなされるという重要段階になり、被告人である山本弁護士と、弁護団との打ち合わせが更に重要となったところで、宮崎地検は、山本弁護士の身柄を拘束したのです。実行行為があったとされているのは、昨年の11月上旬です。なぜ、いま、再逮捕なのでしょうか(ヤメ蚊注:再逮捕というと、何か関連事件に関する逮捕だったり、身柄拘束中に更に逮捕されるというイメージがあるので、避けた方がよいように思うがどうでしょうか…)。
・この逮捕に伴い、検察は、山本弁護士の事務所及び自宅を再度捜索し、山本弁護士が過去に担当した刑事事件の事件記録や、山本弁護士のパソコンを押収致しました。山本弁護士のパソコンには、証拠隠滅事件における冒頭陳述を始め、重要な補類がセーブされておりましたが、検察は、これらを入手するとともに、山本弁護士と弁護団、山本弁護士と支援する会とのやりとりのメールも閲覧できることとなりました。
・なお、今回の再逮捕は、実行行為の場所とされる場所が、麹町警察署内接見室と東京であり、本来、警視庁の管轄(ヤメ蚊注:地検なら、東京地検)であるにもかかわらず、宮崎地方検察庁が逮捕を行ったという点でも異例です。証拠隠滅事件は、いわゆる「三長決済事件」(法務大臣・検事総長・福岡高等検察庁検事長(ヤメ蚊注:担当高等検察庁検事長)の3名の決済が必要な事件。)」とされていると聞いております。従いまして、今回の再逮捕にかかる脅迫事件も、三長決済事件として、法務大臣・検事総長・福岡高等検察庁検事長の決済を受けていると考えざるを得ません。となると、証拠隠滅事件の逮捕は、当時の宮崎地検の現場の一検察官(52期)が宮崎県警を指揮してなさしめたものですが、今回の脅迫事件の逮捕は、法務大臣・検事総長・福岡高等検察庁検事長の3名の決済を経て、宮崎地方検察庁をしてなさしめたと考えざるを得ません。いわば、「検察の総意」としての再逮捕と考えざるを得ないのです。
■■引用終了■■
山本至弁士が所属する東京弁護士会は、直ちに、次のような声明(※2)を発している。
【捜査権・公訴権を持つ警察・検察と被疑者・被告人の権利・利益を擁護する弁護人とは、基本的に対立構造にあり、殊に無罪が争われる事件においては、その主張が鋭く対立する関係にある。このような対立関係にある弁護活動の正当性如何を判断することはそもそも容易なことではない。捜査権・公訴権を有する警察・検察が、その権力を一方的に行使してそれを判断するといったことは、弁護活動を萎縮させること甚だしいものがあり、事案の真相を明らかにするという観点からも、許されないことと言わねばならない】
ふっと思ったんですが、これは相次ぐ無罪事件で捜査側に対する批判が盛り上がり、取り調べの録画化(可視化)の実現が本当になされようとしていることに対抗した措置なのではないでしょうか。検察の総意で、このような不当な逮捕、少なくとも不当だと疑われても仕方がない逮捕をした背景には、よほどの動機があるのだと思う。
そこで、検察官の皆さんにもお願いしたい。この事件の真相をぜひ、内部告発してください!
【山本弁護士を支援する会のメルアド】
tsubasa@blue.ocn.ne.jp
※1:山本至弁護士の再逮捕は変だ!〜なぜ、東京の事件を宮崎地検が… http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/7981bd10333e6c7d24a3797b0b00d6f4
※2:http://www.toben.or.jp/whatsnew/webapp/whatsnew/detail/?id_whats_new=906
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