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(回答先: ミャンマーと北朝鮮は今年4月に「国交回復」をしていた。アジアで国交がないのは日本とブータンだけになっている。 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 10 月 15 日 15:32:26)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=87052&servcode=500§code=500
北朝鮮・ミャンマーの復交「もろ刃の剣」
北朝鮮とミャンマーが26日に国交を回復した。83年10月、全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領がミャンマーを訪れた当時に起きたラングーン事件で断交して以降24年ぶりとなる。ミャンマーは当時、全大統領に隨行した長官ら21人が死亡した同事件を、北朝鮮工作員の犯行に結論付け、北朝鮮と断交していた。
これで、アジアで北朝鮮と国交正常化していない国は日本が唯一となった。北朝鮮はミャンマーの新首都ネピドーに大使館を開設する初の国家になる可能性が大きい。両国の復交は、様々な面の利害関係が働いた結果と見られる。両国の国際社会での位置づけは五十歩百歩だ。北朝鮮は大量破壊兵器(WMD)の開発と拡散で、ミャンマーは民主化運動への弾圧で、それぞれ制裁を受けている。
両国は米国によって「圧制の前線基地」に定義付けられた。復交で外交的孤立を薄めようとする意図がうかがえる。両国の貿易は大きく増える見込みだ。北朝鮮はミャンマーからコメと天然ガスを得られる。食糧・エネルギーの確保を多元化するのだ。ミャンマーの軍政は、短距離ミサイルなど北朝鮮の兵器を輸入できる。
北朝鮮は「テロ支援国家指定」の解除措置を狙ったかも知れない。ラングーン事件は北朝鮮を「テロ支援国家」に指定するうえで少なくない影響を及ぼした。北朝鮮は同問題を解決することで「テロ支援国家指定の解除」に向けた踏み台を作ろうとした可能性がある。復校時点のためだ。今年2月13日に中国北京で開かれた北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の合意は、米国が同解除措置に乗り出すよう定めている。
しかし、両国の復交はもろ刃の剣だ。両国間の協力はむしろ両国の否定的なイメージを高める可能性がある。北朝鮮がミャンマーに兵器を輸出したり、軍事技術を拡散させるのも、懸念される部分だ。米国はWMD拡散防止構想(PSI)を通じて北朝鮮の兵器輸出を抑えている。両国の復交過程で、中国の役割も注目されている。
キム・ヨンイル外務次官を団長とする北朝鮮代表団が中国を訪問した後、ミャンマーに立ち寄ったうえ、中国だけが正式に復校について歓迎の意を表明したからだ。中国外務省スポークスマンは「北朝鮮とミャンマーは中国の友好的な隣国」とし「中国は両国の関係改善を嬉しく思う」と述べた。
呉栄煥(オ・ヨンファン)記者
2007.05.02 15:19:28
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