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http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071014k0000m040124000c.html
パキスタンを拠点にアフガニスタン難民らの医療支援などを続けるNGO「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表、中村哲医師(61)が13日、一時帰国し、熊本市で報告会を開いた。同会は、パキスタン、アフガン両国間の関係悪化で23年間活動したパキスタンから撤退予定。中村医師は報告会の後「愛着ある土地を離れるのは妙な気持ち」と残念がり「政治的混乱が進めば、アフガンからの一時撤退も考えられる」と語った。
中村医師は「パ政府がアフガン難民の強制帰還を進め、(同国北西辺境州の州都)ペシャワル周辺では暴動やテロが日常化している。政府と米軍は難民キャンプをテロの温床とみており、難民支援団体が閉鎖されるのは分かり切っていた」と撤退への悔しさをにじませた。
当初11月とされた撤退時期は「パ政府から猶予を与えられた」ため、来年3月に延期。しかし、ペシャワルで同会が運営する「PMS(ペシャワール会医療サービス)病院」(70床)は州政府に譲渡後、閉鎖される可能性が高いという。
一方で、中村医師は、来年秋にもアフガン東部のジャララバードに拠点病院を新設し、引き続きハンセン病診療や農業用水路建設に尽力する考えを示した。
中村医師は「両国の国境を越えた移動は容易で、(PMS病院には)今までもアフガンからの患者が7〜8割いた。診療規模や対象患者は大きく変わらないだろう」との認識を示した。【阿部周一】
毎日新聞 2007年10月14日 2時17分
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「テロ特措法」はアフガン農民の視点で考えてほしい〜「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか〜(中村哲)
http://www.asyura2.com/07/senkyo42/msg/1090.html
投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 11 日
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