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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007101301000452.html
2007年10月13日 21時03分
政府は13日、新薬を欧米並みの迅速さで審査し、国内に提供するため、従来平均4年かかっていた新薬承認までの期間を2011年度末までに平均1年半に短縮する方針を固めた。舛添要一厚生労働相が同日、訪問先の秋田市内で記者団に明らかにした。
舛添氏は、難病のムコ多糖症治療薬を約9カ月でスピード承認したことを紹介し、「あらゆる病気の患者を救うため、すべての新薬承認を早め、米国並みにする必要がある」と指摘した。
同時に、新薬の承認審査を担当する人員について、3年以内に240人増の400人体制にすると強調。審査期間短縮を含め、今後5年間の実施計画を策定して段階的に取り組みを強化する考えを示し、「5年間でマンパワーを育て、治験を行う病院を増やしたい」と述べた。
(共同)
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