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三菱ゴールドパーク 豊島逸夫の手帖
http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/2007/368.html
Page 368「スーパーモデルもギャラはユーロで」 2007年11月6日 (一部引用開始)
ジゼル ブンチェンといえば、Vogueなどのファッション誌の表紙を飾り、デカプリオと浮名を流したりで女性に人気のスーパーモデルである。さらに“世界で最もリッチな”という形容詞もつく。個人保有資産額180億円とか。その彼女がP&Gとの契約のギャラを、ドル建てからユーロ建てに変更要求したのだそうだ。今の、欧米市場のドル離れを象徴する出来事として、米経済ニュースで報道されていた。“new currency model”だと。
たしかに、今回のドル安の特徴は、外為市場とか自国通貨の価値についての感覚が薄いアメリカ人個人投資家までが、“ドル離れ”を始めたことであろう。彼らにとってはカナダドルが最も身近な“外貨投資”である。NY株でも海外収益比率の高い多国籍企業が買われている。
金の世界でも、金ETFの買い手として、最近では年金以上に米国人富裕層が目立つ。従来、米国人個人投資家は金に無関心であった。せいぜい先物を少し。地金を保有するという発想は無かった。それが、ETFという現物の裏づけのある上場有価証券となると、“金アレルギー”を持たずに素直に買っている。しかも、本当の米国富裕層の保有資産額は機関投資家並みである。本当の金持ちは700ドルだろうが800ドルだろうが大局観でポンと買うだけの余裕がある。買った後はbuy and forget。このような長期保有の新規参入組が市場の裾野を拡げていることが、800ドル乗せの背景にはあるのだ。
さて、金市場も含めマーケット全体の話題は引き続き、金融不安。シティーとメリルという米国を代表する証券金融機関のトップが相次いで引責辞任。とくにサブプライム関連損失額の“気配値”(実際に売買は成立していないゆえに)が、両社ともに数週間で数千億円の単位で増えてゆく。昨日のNYでは唯一騒ぎに巻き込まれずに評価されていたゴールドマンサックスの株までが”風評“で急落。
(引用ここまで)
以前グリーンスパンが講演料のギャラはゴールドでいただきたい という話題を取り上げたことがありますが、今度はスーパーモデルがギャラをドル建てからユーロ建てに変更要求しているそうで、いよいよセレブな皆様もドルから逃げ出しているようです。
こんな調子で三角合併とやらで紙くず必至のドル建て株式と交換させられるはめになる日本の株主さんたちはどう思うのでしょうか?恨むなら会社法を改悪した小泉・竹中を恨んでくださいな。あとあのアホどもに清き一票を投じたイカレポンチのB層も(爆)
シティの株とかどう考えてもいらんでしょ(笑)
さてさて2008年は寒風吹き荒ぶ年になりそうですね。
ゲンダイネット 米シティCEO辞任“日興コーディアルの憂鬱” (引用開始)
http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=34381
米シティグループのプリンスCEOが辞任――。サブプライム関連の損失額が7―9月決算で約65億ドルに達した責任を取った形だ。米メリルリンチのオニールCEOに続く辞任劇となる。
シティCEOの辞任は、日興コーディアルグループの行方に影を落としそうだ。プリンスCEOは、日興の完全子会社化を推し進めてきた人物。日本初の三角合併が実現する来年1月を待たず辞任に追い込まれたことで、日興の完全子会社スケジュールに狂いが生じかねない。
心配はもうひとつある。米シティの株価下落だ。先週末(ニューヨーク)には年初来安値となる36ドル台まで一時下落、2日終値は37.73ドルだった。このまま株価低迷が続き26ドルまで下がると、三角合併に黄信号がともる。26ドル以下だと、日興は三角合併を解消できる契約になっているからだ。
そんな中、シティグループは5日東証1部に上場した。初値は前週末のNY終値より250円高い4580円だった。滑り出しはまずまずだが、この先どうなるか。
(引用ここまで)
関連エントリー
亡国の三角合併
http://ameblo.jp/shionos/entry-10032061113.html
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