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今日、衆議院本会議で36日間の会期延長が議決された。河野議長が「賛成の諸君の起立をお願いします」と言った直後、野党の反対討論、与党の賛成討論もなく、
わずか20秒ほどで12月15日まで35日間の延長が起立採決で決まってしまった。こんな体験はいまだにないのではないかと隣席の亀井久興国民新党幹事長と語り合った。セレモニーと言えばそれまでだが、野党は「会期延長」となれば、こぞって反対し、これを押し切る形で与党は採決を行い、それに抗議して4〜5日は国会が空転するというのが従来の「常識」だった。それが、たった20秒。また、今日の段階で議院運営委員会で来週火曜日の本会議のセットも合意されているというのも、前代未聞だ。事実上、会期延長に「賛成」したようなものだ。
これに先立つ午前10時、私たちは鳩山法務大臣が主催する勉強会に招かれて、法務省に向った。これまでも、死刑をめぐって法務大臣に要請をしたり、またアムネスティなどのNGOをともなって法務大臣に会ったことはあるが、「死刑制度」をテーマとした勉強会に招かれたのは初めてである。当初は、意見交換の時間も含めて1時間ほど時間で予定していたが、どんどん短くなって約30分となった。明治大学名誉教授の菊田幸一さんは、「終身刑を創設することを検討する時期ではないか」と述べ、伊東乾東京大学准教授からは、団藤重光元最高裁判事が94歳の誕生日を迎えて死刑制度に対するメッセージを寄せたと紹介があった。さらに、死刑廃止に取り組むアムネスティなどのNGOから、死刑廃止に向う世界各国の状況や日本の死刑執行についての問題点が語られた。ただし、30分という時間制限があって「意見交換」には至らなかった。今度は、「意見交換」から勉強会を続行することを強く求め、法務省にも申し入れた。法務省側からは、刑事局長・矯正局長・藤田保護局長などが同席した。
国会は、無風状態のままに12月中旬まで延長された。福田政権が執心の問題の給油法案の審議は、来週月曜日に持たれることになった。大きな問題点がこの間の審議で明らかになりつつあるが、与党は採決を狙っている。午後からの審議に立つことになったが、時間はわずか11分、そのかわり福田総理も入ってTVで中継される予定だ。私の質疑を最後に、審議打ち切りを与党側が宣言してくる可能性が強い。週末の予定を変更して質問の準備を重ねる。
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