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山田洋行米法人 年数千万円の裏金捻出 役員報酬装い計数億
2007年11月9日 夕刊
防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務らによる業務上横領事件で、東京地検特捜部は九日午前、元専務宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=の横浜市の自宅や社長を務めていた防衛専門商社「日本ミライズ」(港区)など関係先の捜索を始めた。押収資料を基に横領した金の流れの解明を進める。また、山田洋行の米国現地法人が役員報酬を支払ったように装った経理操作で、年間数千万円ずつの裏金を捻出(ねんしゅつ)していたことが分かった。同法人は同様の手口で約十年前から裏金づくりを継続、数億円をプールしていたという。
これまでの調べでは、山田洋行の米国現地法人「ヤマダインターナショナルコーポレーション」(ワシントン)の元社長秋山収容疑者(70)=米国滞在中、同容疑などで逮捕状=が裏金を管理。役員報酬名目で小切手を振り出し、複数の口座に分散して裏金をプールしていた疑いが持たれている。支払われたことになっていた役員報酬には、山田洋行のオーナーだった山田正志氏(83)に対する報酬も含まれていたという。
宮崎容疑者は昨年九月から一月にかけ、ヤマダインターナショナル社が管理していた裏金のうち約一億二千万円を秋山容疑者に指示して日本に送らせ、横領した疑い。その大半を日本ミライズの設立運営資金に使ったとされる。
宮崎容疑者らは、米国に出張してきた防衛官僚らに裏金を使ってゴルフ接待などを繰り返していた疑いもあり、特捜部が追及する。
山田洋行と取引がある米国の防衛商社「エイベックス・エアロスペース・コーポレーション」との販売代理店契約書を改ざんしたとされる、山田洋行の元役員室長今治友成容疑者(57)=有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕=が、宮崎容疑者の指示で契約書の原本を廃棄したことも分かった。
契約書はエイベックス社側も所有しており、特捜部は、宮崎容疑者がエイベックス社側との裏取引で契約書の改ざんを実行したとみて、追及している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007110902063138.html
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