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小沢民主党代表の辞任表明からその撤回に至るドタバタ「茶番劇」、どうも理解しがたいところがあると思っていたが、実はとてもわかりやすい単純な筋書きのドタバタ「茶番劇」だった!!ってことが判明した。
JUNSKYblog2007さんの次のエントリーを読んだからだ。
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http://blog.goo.ne.jp/junsky/e/c1202d18ef45e66764d9ebe1495fe0b2 から転載。
みずからの 『実力』 大いなる勘違い 小沢氏 辞任・続投騒動(JUNSKYblog2007)
2007-11-08 / 政治
【2ヶ月前から大連立の話】
小沢氏が「2カ月前に、ある人から大連立の話を持ちかけられた」と語っていた件。
昨日のインタビューで、鳩山幹事長も「おそらく(小沢党首に働きかけた人物と)同じ方からだと思うが、私(鳩山氏)にも大連立の話があったが、即座に断った」と“告白”していた。
2ヶ月前となると、安倍氏が、小沢党首に懇談を呼びかけたが断られたので僕ちゃん辞める、と言って無様な首相退陣に至った時期(2007年9月12日)に完全にかぶる。
【安倍首相退陣も“大連立協議”が原因?】
すなわち、「大連立」を前提に「ある人」(中曽根かナベツネかは知らないが)が安倍氏に根回しし、小沢氏がこれを受ければ安倍・小沢対談が実現し、その時点で「大連立」が成立していたはずなのに、根回ししていたはずの対談が実現できなかったので、安倍氏は辞任して抗議したという事ではないだろうか?
【安倍・小沢大連立は実現間際だった?】
おそらく、「ある人」は、相当根回しして、安倍氏、小沢氏双方とも乗り気になったと判断して、安倍氏に大連立に向けた対談(=密室協議)を促し、安倍氏もこれを受け入れたのに、話が通っていたはずの小沢氏がドタキャンしたのに「足元をすくわれた」というか「屋根に上って、ハシゴをはずされた」気分になり鬱状態になってしまった。 と推察する・・・
【安倍氏の「会談断られたから辞める」発言も裏づけに】
あの安倍氏の辞任記者会見の発言を振り返ると、いかにも決まっていたはずの党首会談がすっぽかされた、という言い方だった。
これを、小沢氏が『裏切る』ように「党首会談の申し入れは、さっき話があったばかりだ」と言ったものだから、切れてしまったということだろう。
【ウルトラ右翼とは協議できにくい国民世論】
おそらく、参議院選挙での国民の意思表示を見るとき、選挙直後に「ウルトラ右翼・靖国派」の安倍氏と『大連立』協議などを行えば、国民の民主党に対する淡い「期待」が『雲散霧消する』と考えた小沢氏は、『大連立』を話し合う党首会談に応じる振りをして安倍氏を空喜びさせておいて、敢えて『裏切り』、安倍政権を崩壊に追い込んだのであろう。
安倍退陣は大半の国民が求めていたものであったから、この戦術は“成功”であった。
【自説実現の“好機”と見誤った】
その成功に酔いしれた小沢氏は、自らの力(“政治”力)をオールマイティと勘違いし、福田との『大連立』によって、ISAFへの自衛隊派遣や、「自衛隊派遣恒久法」の制定など、自民党田中派・新進党・自由党以来抱き続けていた自説が実現できる好機と見誤ったのであろう。
また、安倍追い落としの成功で、どのような戦術をとっても民主党内を抑え込む事ができると見誤ったのであろう。
【民主党内 総スカンで今度は自分の足元をすくわれた!?】
安倍氏に対しては、ドタキャンを食わせることで、彼の足元をすくった小沢氏であったが、今度は民主党幹部の総スカンという形で、足元をすくわれた。
『策士、策に溺れる』 を地で行った訳だ。
【安倍を追い落とした手前、自らも辞職を口にせざるを得ない状況に】
安倍氏を罠に嵌めて落とした以上、自らも野壷に嵌まった訳だから、安倍氏の手前「退陣」する振りをせざるを得なかったのだろう。
安倍氏は、世論の支持も極めて低く、自民党内でも「いい加減にやめてくれ」という声が大きかったので、熱心に慰留する同志は居なかったが、小沢氏には幸い熱心に慰留する同志が居た(実は分裂されては困るからなのだが)。
そこの所が、見捨てられた安倍氏と、強権の小沢氏との違いであろう。
【17名に足らないで、民主党から逃げ出すこともできず・・・】
マスコミの講釈師(コメンテイター)は、結構勝手な憶測をしゃべり「見てきたようなウソをつく」が、辞任直後には小沢氏に付いて行く(民主党を去る)決意のある党員は10名から20名で、17人を超すかどうか流動的なので、離党するかどうか状況を見定めていたらしい。
(17人が与党に合流すれば参議院でも与党が過半数になる)
「もう少し考えさせて欲しい」と時間の猶予を申し出たのは、実はこの票読みをするためだった、と考えれば『なるほど』と思える。
翌日には、結局14名しか“志”を共にするものが居ないことが解り、離党を思いとどまり、慰留を受ける形で復帰したらしい(講釈師の話)。
「見てきたようなウソを言い」とは思えぬリアルな話である。
それにしても、なんと節度の無い 自分勝手な人であろうか?
このように流れを見れば、理解しやすいのではないだろうか?
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