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(回答先: [お知らせ] 森田実・亀井久興両氏を招いて時局講演会(11・22) = 保坂展人のどこどこ日記 投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 11 月 08 日 21:52:09)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03833.HTML
2007.11.8(その2)
森田実の言わねばならぬ[717]
平和・自立・調和の日本をつくるために【512】
野党は、「敵」は福田自公連立政権であることを再確認し、総選挙準備を強化せよ――民主党・社民党・国民新党は野党共闘態勢の修復を急げ!
「誠実に勝れる知恵なし」(ディズレーリ)
[民主党は社民党、国民新党との協力関係を修復するために両党と誠実に話し合うべきである]
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小沢民主党代表の辞意撤回によって民主党騒動が一件落着したように見えるが、世の中はそんなに甘いものではない。福田首相の「大連立」提案で躓いた小沢一郎民主党代表に対する不信が国民の間に広がっている。これはかなり深刻である。単に小沢一郎という政治家への失望だけではない。政治家全体に対する失望と不信が広がっている。
小沢一郎氏の責任は重い。小沢氏が民主党代表の地位にとどまっている限り、国民の政治不信は拡大することは不可避である。民主党は、早期の指導者交代を考えるべきである。傷ついた小沢・菅・鳩山では、国民が信用しない。
総選挙の時期についていろいろな見方があるが、民主党執行部も、真剣に検討しなければならないと思う。
ともかく、福田・小沢の大連立構想の破綻によって早期の衆院解散・総選挙の可能性は遠のいたとの見方が強いが、これはあてにならない。12月解散、1月総選挙説も流布されている。1月解散、2月総選挙説もある。自民党内には「小沢代表の辞任騒動で民主党が混乱しているいまこそチャンス」という声もある。野党が手を抜いたら攻めてくる。油断はできない。
次の衆院選は文字どおり天下分け目の関ヶ原である。野党各党は、小沢騒動ショックから早く抜け出し、選挙準備を強化しなければならない。
民主党だけで「自民・公明連合軍」には勝てない。民主党は少なくとも社民党・国民新党・新党日本との選挙協力がなければ力は互角にならない。野党選挙協力は必要である。そのためには、社民・国民新両党との関係修復が必要である。
小沢一郎氏が福田首相の「大連立」構想に乗せられたことに関連して、社民・国民新両党には、小沢代表へのきびしい不信が出ている。この「不信」を解消することなしには、選挙協力は成り立たない。このためにも民主党は、この年末年始の間に、党執行部の総入れ替えを行うべきである。とくに新しいトップリーダーを選出することが必要である。野党の選挙協力がなければ、逆転は不可能である。
民主党は、社民・国民新両党との不信解消のための誠実な対応をしなければならない。
このためには、少なくとも民主党は、自民党との大連立方針を明確に否定しなければならない。いまのところ民主党の態度は曖昧である。曖昧なままでは、政党間の不信を解消することはできない。
福田首相との話し合いの内容を国民に隠したまま、「大連立」に乗って失敗した小沢路線を明確に否定しない限り、野党協力は困難であろう。民主党は「小沢代表の挫折」の経過について、国民に明確な説明が必要である。野党の「敵」は福田自公連立政権であることをはっきりさせなければならない。
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