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日本政治の現状、即ち、
与党と政権の余りの弱体化と、
民主党を始めとする野党側の圧倒的な攻勢の有様。
それは、「朝鮮戦争の終結」を間近に予定している現在では、
来るべき政権が弱体の勝利者となる可能性が高いので、その事は東アジア情勢においての「不安定要因」の発生の再来という事になる。
「不安定要因」の前例は安倍政権である。
米国は安倍政権の扱いに大いに苦労したのである。
彼等はそんな苦労は「もう御免」なのだ。
朝鮮戦争の終結と米朝和解は東アジアの政治秩序を根底から変えてしまう。
それに対応できる「新たな力強い日本の政権」が誕生しなければ、東アジアの秩序は安定しない。
しかし、現在の政治状況のままで衆院選挙に入って行ったならば、
自民公明連合は惨敗し、
民主党を始めとする勢力が勝利して政権を担当してもそれは、
弱体なバブリーな政権を誕生させてしまう。
したがって、
「民主党で勝ちすぎてはいけない」…それが小沢の想いであっただろう。
福田側としては、
「敗北自民党政権」を担当している者として先の日本の政治を憂う想いは強いものがあったであろう。
米国側としては、朝鮮半島の秩序再編に勝負を掛けている時に、後方で混乱されてはたまらない。安倍政権という悪い例が頭にちらつく。
かくして、「政治の流れを遅らせなければならない」との思いが一致した筈である。
使者として何人かが動き回ったようであるが、彼等は読みの浅い儘であったか、又は、深読みをしつつ役割を引き受けたのであろう。
つまらぬ連立騒ぎを起したのは、日本の政治強化の為である。
政治強化の為には、
連立ではなく、
「政界再編」が避けられないだろう。
日本の政党政治は、米国流の二大政党制で運営される体制にはない。
従って、
来るべき「東アジア新秩序」に対応するには有能な政治家達による政権が誕生しなければならず、それには政界再編が必要とされるのである。
小沢と福田の腹の内にはその思いがあるのではないのか。
小沢の気が狂っていない限りにおいては、自らが圧倒的に勝利できる条件の下にある所から移動する筈がないではないか。
また、福田は小沢が如何なる政治家であるかについて熟知している筈である。
尤も小沢が密かに重病を患っていたならば、判断が狂うことは有り得る。
そうでなければ、狂気の判断ミスは有り得ない。
従って小沢の「辞任」はあり得ない事であった。
私は小沢の代表への復帰(辞めてはいないのだが)、はもう少し遅いだろうと考えていたのだが、情勢を睨んで復帰時期(精確な表現ではないが)を決定したのであろう。
私は暴かなければならないものは暴くが、暴く事が結果的に宜しくない事についてはそれはしない。
それに私の判断が間違う事も有り得る訳で、前もって小沢と党首続投を予測して書く事を控えたのだ。
控えた方が小沢の真剣な政治行動の僅かでも邪魔をしない事になるであろうと考えた。
しかし、日本の政治の先行きを悲観した人達が少なからず出たようであり、自殺者が何人も出た事は残念である。
真に残念であるといっておきたい。
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