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情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/7d156730ccf5369f265d89e1a8ec9916
原発が破壊されても政府・財界首脳は救われる〜放射能雲到達シミュレーションに見る市民切り捨て政策の実態
浜岡原発運転差止訴訟の一審判決が出て10日が過ぎた。改めて、日本の原子力発電所分布図(※)を見てみた。すると、風は西から東に吹いているので、首都圏へ放射能汚染が最も早く到達するのは、首都圏の西側で最も近くにある浜岡原発であることが分かった。
では、この浜岡原発が重大事故を起こし、大量の放射性物質が放射能雲となって放出された場合、首都圏にはどの程度の時間で到達するのだろうか?
差止訴訟弁護団は、最終準備書面で、2002年8月9日の実際の気象状況のもと(御前崎における風速はおよそ5メートルであった)、シミュレーションした結果を引用している。
約6時間で横浜、約8時間で霞ヶ関に到達し、千葉、水戸、筑波、川越、大宮、高崎、前橋など首都圏の主な都市は汚染されてしまうという。
横浜まで6時間、それだけあれば、政府首脳や財界首脳は、ヘリコプターなどを駆使して、国外や沖縄に退去することが十分に可能だろう。パニックになった市民は渋滞した道路を狂気のように走り逃げようとするが、汚染からは逃れることは出来ない…。
最初に指摘したように、首都圏に居住する政府首脳・財界首脳にとって最も危険な原発が浜岡だが、その浜岡は、政府首脳・財界首脳が逃げ延びるには十分離れた場所にあるわけだ。
逆に言うと、それ以上近くには造れないぎりぎりのポイントだ。これより首都圏に近くには、原発建設予定はない。
【民草よ、電気を思う存分使って、製造業をはじめとする様々な企業を儲けさせてくれ。日本は、夜地球の中で一番輝いているぞ。そして、いざ、原発事故があったら、運命だと思って死んでくれ。政財界を牛耳る私たちは、ハワイにでも行って、安全になるのを待ってから帰国するから…】
裁判官には、このおぞましい声が聞こえなかったのだろうか…。
※:http://www.fepc-atomic.jp/thumbnail/zumen/now-04.html
関連イベントをご紹介します。
■■引用開始■■
講演会「終焉に向かう原子力」(第5回)
2007年12月01日10時00分〜
今年はチェルノブイリ原発事故21周年ですが、7月16日柏崎刈羽原発が地震で大きな被害を受け世界に衝撃を与えました。停止中の7基を廃炉に追い込みましょう。東海地震が迫る浜岡原発も停止させなければなりません。また、六ヶ所再処理工場の本格操業を絶対に阻止しましょう。今回は、広瀬隆氏、田中三彦氏、小出裕章氏の講演を企画しました。ぜひご参加ください。力を合わせて原子力の時代を終わらせましょう。講演の前にチェルノブイリ原発事故のビデオを上映します。時間に余裕のある方は、ぜひご覧ください。
ビデオ上映(10:00〜12:30) 無料
10:00〜12:00 「ドキュメント・チェルノブイリ」「小さき人々の記録」他3本
12:00〜12:30 映画「ザ・サクリファイス」
講 演(13:00〜17:00)
広瀬 隆氏 ( 作 家 )
「柏崎が教える六ヶ所村再処理工場の危険な断層」
田中三彦氏 (サイエンスライター、元原発設計技術者)
「柏崎刈羽原発はなぜ閉鎖か」
小出裕章氏 (京都大学原子炉実験所)
「破局の前に終焉を! 原子力こそ最大の環境破壊」
日時:2007年12月1日(土)10:00〜17:00(開場9:50)
場所:全水道会館4F大会議室(水道橋駅徒歩2分)
資料代:1000円(ビデオ上映は無料)
主催:「終焉に向かう原子力」実行委員会
問合せ先: TEL/FAX 03-3739-1368
■■引用終了■■
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